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【非常事態宣言】アップルやナイキが全店休業にウォルマートなどスーパーは時短営業!

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■新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くのチェーンストアが臨時休業や営業時間の短縮に追い込まれている。

アップルは利用者や従業員の新型コロナウイルスへの感染を防ぐため、中華圏(中国と香港マカオ、台湾など中国語圏)以外の世界各地にある全てのアップルストアを3月27日まで休業すると発表した。

アップルストアは米国内の約270店を含め、中国を除く全世界で460店近く展開している。

スポーツ関連商品を扱う世界的企業のナイキもアメリカ国内のナイキストアを含めカナダや西ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドの店舗を休業する。傘下の店舗を含め400店舗近くとなる米国内の店舗は15日から27日まで休業し、日本や韓国、中華圏以外の海外店は16日~27日までの休業となる。

若年層をターゲットにモールを中心に出店しているアパレルチェーンのアーバン・アウトフィッターズも3月27日まで臨時休業とする。アンソロポロジーやフリーピープルなどのチェーンも手掛けているアーバン・アウトフィッターズはカナダやヨーロッパの海外店を含め600店以上となっている。

スポーツアパレルチェーンのルルレモンは休業しないものの16日から正午~午後6時までの6時間の営業のみとなる。

 トイレットペーパーやハンドサニタイザー、日持ちする食料品などの買い占めが続いているスーパーでも営業時間の短縮に動いている。

食料品売上シェアトップで小売り最大手のウォルマートは15日から24時間営業を一時的に止め、時短営業を開始した。ウォルマートはアメリカ国内で24時間営業となるスーパーセンターを3,500店以上を展開している。

ウォルマートは当面、スーパーセンターなどの24時間営業を午前6時~午後11時までの17時間営業とする。ネイバーフッドマーケットやディスカウントストアも営業時間を短縮し多くが午前6時~午後10時としている。

スーパーマーケット最大手チェーンのクローガーも16日からクローガーや傘下のスーパーで午前7時~午後9時までの時短営業となる。24時間営業の傘下スーパーも時短営業となり、南カリフォルアに約200店を展開するラルフスでは午前8時~午後8時までの12時間営業と大幅な時短となるのだ。

ニューヨークなど7州に101店の食品スーパーを展開するウェグマンズも時短営業となる。ウェグマンズ店内で営業するグローサラントブランドの「パブ(The Pub By Wegman)」などレストランは全店休業だ。

テキサスとメキシコに約400店を展開するスーパーマーケットチェーンのHEBも15日から全店を午前8時からの12時間営業に短縮した。

 アメリカは13日、新型コロナウイルスの感染拡大に対処する「国家非常事態宣言」に踏み切った。これにより今後、他にも臨時休業や時短営業とする大手チェーンストアが増えることになる。

トップ画像:ニューヨーク・マンハッタンにあるナイキ旗艦店。16日から臨時休業となるのだ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤は当ブログで何度となく「お店の売り場は一つのチャネルに過ぎなくなる」と強調しています。チェーンストアで成長した企業やそれによって恩恵を受けた年配で小売キャリアの長い幹部やトップの中には後藤の主張に反発を覚える人もいます。大手チェーンストアの古い経営者にいる、いわゆる売り場至上主義になる人は今回の新型コロナウイルスで考えを改めなければならないでしょう。特にアメリカ流通業を手本に学んだ年配経営者は図らずもチェーンストア理論が崩壊することを自分の目で確認しなければならなくなります。新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけで、アメリカでネットスーパーなどECを利用して買い物する方が急増します。週末にインスタカートやプライムナウのアプリを起動すると需要急増で不便をかける旨の通知をみることになります。どれぐらいで収まるのかはわかりませんがネット利用の習慣が定着すれば感染の収束後もお店(売り場)に行かない人が増えるのです。
 いつまでも古い価値観に縛られずファースト・ムーバー・アドバンテージ(先行者利益)を得るよう、苦しい中でも果敢に変化を取り入れていくマインドを育てましょう。


「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」より転載
http://blog.livedoor.jp/usretail/

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