«
»

【新型コロナ禍】買いだめ客が殺到するコストコ!不運な時に不運な場所のJCペニー?

800

■ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け非常事態を宣言した。非常事態を宣言したニューヨーク州はワシントン州やカリフォルニア州、メリーランド州に続いて4番目となったのだ。

大手メディアによると全米の新型コロナウイルスの感染者数は3月7日現在、442人となり死者は19人に達している。

いまだ米国では新型コロナウイルスの感染拡大は初期段階なのだ。今後さらに感染が急拡大することが予想されている。様々な場面でここからが正念場となるのだ。

感染拡大はアメリカのチェーンストアにとって文字通り生死を分ける時期となるかもしれないのだ。

調査会社のコアサイト・リサーチが18歳以上の約2,000人を対象に調査したところ新型コロナウイルスの拡大・悪化により多くの人がモールやショッピングセンターなど人が集まるところを避けると答えたのだ。

レストランや映画館などの人が集まるところを半数以上となる58%が回避すると回答。すでに30%近くは人が集まるエリアを避けているとしているのだ。

店の売り場のみで買い物をしてもらうチェーンストアには集客に苦労することになる。サプライチェーンへの影響も不透明だ。

ただ宅配やカーブサイド・ピックアップなど売り場以外での買い物オプションを提供しているウォルマートやターゲットは踏みとどまることが可能だ。

ネット展開を拡大しているコストコでは2月の既存店ベースが12%の増加となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて顧客がミネラルウォーターや保存食品、消毒用ウェットティッシュ、浄水器などを買いだめしているからだ。

コストコのEコマース売上高は直近の四半期で前年同期比28%の増加となった。感染拡大でコストコのEコマースは拡大していく可能性がある。

一方でアマゾン・エフェクトの上に新型コロナ禍で弱り目に祟り目に陥っているチェーンストアもある。

客足が遠のいているJCペニーでは新型コロナウイルスの収束前に倒れる可能性があるのだ。全米に864店のデパートメントストアを展開するJCペニーが先月28日に発表した第4四半期(11月~1月期)決算では既存店・売上高前年同期比7%の減少となった。通期ベースでも既存店は7.7%の減少だ。

JCペニーは今まさに人が避けているショッピングセンターの核テナントとなっている。

またJCペニーが扱う商品はアパレルや靴やアクセサリー、ジュエリーなど職場や学校、パーティ等と人が集まる場所で人に見せるカテゴリーだ。

つまり人が集まらない場所に今の時期に売れない商品を抱えていることになる。英語の慣用句にある「間違った場所で間違った時間(in the wrong place at the wrong time)」と不運が重なることになる。

創業118年のJCペニーはアマゾン・エフェクトを加えればトリプルパンチを浴びていることになるのだ。

 今年は新型コロナウイルスの感染拡大で文字通りに息の根を止められるチェーンストアが出てくる。大量閉店となった昨年に続いて今年もチェーンストアの大量スクラップ化が続きそうだ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。日曜日の早朝2時頃に目が覚めた時、外で子供の声が聞こえてきました。複数の子供の声から隣のアパートでは、どうやら誕生日パーティをやっているようでした(近隣はブルーカラー層)。カリフォルニア州では非常事態宣言が出されているにもかかわらず、しかも深夜に子供を起こして騒いでいるのです。もうアホかと呆れましたね。しかし、これはいい意味でも悪い意味でも楽観的な国民性でもあります。日本国内の新型コロナウイルス感染者は政府の発表より10倍ほど多い可能性もある、という専門家らの声が出ています。一方、こまけーことは気にしない「大陸的な」アメリカでは、さらに斜め上に行くような気がしています。マスクをしない習慣に家の中でも土足の環境。寒い時でも深夜でも友達集めてBBQとパーティ盛んなお国柄で新型コロナウイルスの感染拡大は予測不能です。特にブルーカラー層の行動はわかりませんから。
 インフルエンザと同じように感染しても気づかないうちに治っているというのが多いかもしれません。それはもっと怖いですが...


「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」より転載
http://blog.livedoor.jp/usretail/

0

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。