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【サムズクラブ】ボルトが2分53秒17の買い物で「人類史上最速の買い物客」を達成!?

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■ウォルマート傘下で会員制倉庫型販売のサムズクラブはウサイン・ボルト氏とアリソン・フェリックス氏をコマーシャルに起用し話題となっている。

ジャマイカの元陸上競技短距離選手であるボルト氏は「人類史上最速のスプリンター(The greatest sprinter of all time)」と評され通算で11個の金メダルを獲得、一方、フェリックス氏は通算12個の金メダルを保持する陸上短距離選手だ。

両者が出演するコマーシャルはサムズクラブのスキャン&ゴー(Scan & Go)をプロモートするもの。

スキャン&ゴーはスマートフォンにダウンロードしたアプリでお客自身が商品バーコードをスキャンしながら買い物を行うセルフ・スキャニング・システムだ。

ボルト氏は10月23日、サムズクラブでスキャン&ゴーを使い20品目の買い物を3分以内で終わらせるというチャレンジを行った。

ボルト氏がカートを押しながら店内を疾走し、購入する商品をスマートフォン・アプリでスキャンしながら買い物するコマーシャルだ。

店の出口にいるチェッカーにスキャン&ゴー・アプリにあるQRコードをスキャンしてもらい完了となる。

ボルト氏は2分53秒17で買い物を終わらせたのだ。大歓声の中、ボルト氏は「ライトニング・ボルト」と呼ばれるポーズをとる。画面には「次はあなたの番です(Now it’s your turn)」と「スキャン&ゴー・チャレンジ」と映し出される。

しかし、これはネタふりとなっている。

サムズクラブを後にしようとするボルト氏の前にフェリックス氏が登場するのだ。これ見よがしに自分の金メダルをボルト氏に「持ってて(Hold my medals)」と押し付け「タイマーを戻して(Reset the clock)」と叫ぶのだ。

実はこの1分30秒のコマーシャルは伏線となっており、フェリックス氏が「人類史上最速の買い物客(The fastest shopper of all time)」と自慢するボルト氏をからかうコマーシャルにつながっているのだ。

一つのコマーシャルでは、サムズクラブのフードコートで「『人類史上最速の買い物客』って知ってるか?」のボルト氏に金メダルの数で上回るフェリックス氏が「メダルのジャラジャラした音で何言っているのか聞こえない!」ととぼけるのだ。

別のコマーシャルではボルト氏が「アリソン、俺はフソート(I’m the FSOAT)なんだぜ」と自慢し「つまり『人類史上最速の買い物客(FSOAT:Fastest Shopper of All Time)』ということだ」にフェリックス氏は「フソート?史上最低の略語だわ!」と言い返すのだ。

最も人気のあるコマーシャルは「『人類史上最速の買い物客(Fastest Shopper of All Time)』より凄い偉業はあると思うか?」のボルト氏に「帝王切開から10ヶ月後のメダル獲得かしら」とフェリックス氏がさらっと返すものだ。

フェリックス氏は昨年11月、帝王切開手術を受けて娘を出産。それから10ヶ月後、彼女は第17回世界陸上ドーハ大会の混合4×400メートルリレーで金メダルを獲得した。実はこのときの偉業により、金メダル獲得数で大会史上最多だったボルト氏を上回ったのだ。

 成功しているスキャン&ゴーをセレブ等を起用してプロモーションしているサムズクラブのように大手チェーンストアもITを使った便利な買い物を大々的に宣伝していくだろう。

トップ画像:サムズクラブのスキャン&ゴーでお土産品の買い物を行っているIT&オムニチャネル・ワークショップ参加者。参加者全員が実際にスキャンし、スキャン&ゴーのレスポンスの速さを実感するのだ。スキャン&ゴーのメリット・デメリットにアマゾン・ゴーとの比較も行う。

「ウサイン・ボルト氏によるサムズクラブ・スキャン&ゴー・スピード・テスト(Sam’s Club Scan & Go Speed Test With Usain Bolt)」ではボルト氏は2分53秒17で買い物を終わらせた。達成後にボルト氏の前にフェリックス氏が登場し、自分の金メダルをボルト氏に「持ってて(Hold my medals)」と押し付け「タイマーを戻して!(Reset the clock)」と叫ぶのだ。これは後に続くコマーシャルの伏線となっている。

最も人気のあるコマーシャルは「『人類史上最速の買い物客(Fastest Shopper of All Time)』より凄い偉業はあると思うか?」のボルト氏に「帝王切開から10ヶ月後のメダル獲得かしら」とフェリックス氏がさらっと返すものだ。これにはボルト氏も何も言い返せない。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。日本からの米国流通視察はアマゾン・ゴーには行くけど、サムズクラブに行くことはありません。サムズクラブを視察することはあっても、スキャン&ゴーで買い物をすることはありません。流通コンサルタントや業界団体、旅行社など米国流通視察を企画する側がスキャン&ゴーを使っていないから知らないのです。しかし今後は運営側に「ボルトがスキャン&ゴーで人類史上最速の買い物客になったのに、サムズクラブになぜ行かないのか?」とクレームが入りそうです(笑)。「あれはテレビコマーシャルのヤラセだから」とは逃げられません。実際に演出はあると思いますが、足の速い選手なら3分間に20品目の買い物は可能です。ポイントはレジを素通りしているところ。レジが買い物のボトルネックになっているので、そこをアプリ上で決済させることがスピードが速くなるのです。アマゾン・ゴーのほうが速いではないかとの指摘もありますが、20品目を買い物する機会はあるのか?と反論できますね。
 人類史上最速男が買い物したサムズクラブのスキャン&ゴーは必ず使って実際に買い物してみてください。体験しないとわかりませんから。


「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」より転載
http://blog.livedoor.jp/usretail/

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