«
»

経済政策の戦略を転換せよ

鈴木 淑夫

供給能力の停滞克服を 財政出動し技術革新を促進

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫

 安倍晋三氏の総理在任期間が、憲政史上最長となった。長く総理を務めることによって、国際政治における日本の存在感が高まったことは功績として評価したい。とくに米国のトランプ大統領がアメリカ第一の一国中心主義を掲げる中で、米国抜きの環太平洋連携協定(TPP)を成立させ、また東南アジア諸国との自由貿易を推進するなど多国主義を貫いていることは、評価できる。

 しかし国内に対しては、アベノミクス、憲法改正、北方領土返還、拉致被害者帰還などのスローガンを次々と打ち上げながら、何一つ成果がない。今年も残り少なくなり、安倍政権発足から丸7年になるので、ここでアベノミクスに絞って総括してみたい。

誤りだった2%「目標」


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。