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【IT武装】食品スーパーに省人化ロボット!アマゾンゴーより労働時間を減少できる?

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■ウォルマートは今年度、既存店舗にロボットやオートメーションを大幅導入することを発表した。

追加導入されるロボットは自律走行して掃除と床磨きをする「オートC(Auto-C)」、店舗内を走行して欠品などの棚在庫をチェックする「オートS(Auto-S)」、店舗に到着した配送トラックからの荷受けで商品を仕分けする「ファスト・アンローダー(FAST Unloader)」、ネットで購入した商品を店舗で受け渡す巨大自販機の「ピックアップタワー(Pickup Tower)」の4機種だ。

省人化を図るロボットの導入はウォルマートに限らない。大手スーパーマーケット・チェーンも店内にロボットを活用しているのだ。

フードライオンやジャイアントなど約2,000店の食品スーパーを展開するアホールド・デレーズUSAは今年1月、店内をパトロールするロボットを傘下のスーパーに導入することを発表した。

スタートアップ企業のバッジャーテクノロジー社(Badger Technologies)と提携し、自律走行で店内を回る「マーティ(Marty)」を500台近く取り入れるのだ。

マーティはメリーランド州やバージニア州などで展開するジャイアントなどに200台導入され、300台はニューヨーク州やニュージャージー州などに展開するストップ&ショップに採用されるという。

高さ1.8メートルのマーティは、在庫をチェックするウォルマートのオートSに形状が似ている。午前9時~午後9時まで店内の通路を回るマーティは主に店舗内の床の監視を行うのだ。

スーパーマーケットでは床が濡れていたり、砂糖などがこぼれ、それが原因でお客が転倒し障害を負うことがある。訴訟社会の米国では小売店内の「スピル」が問題となっているのだ。多くが示談となるものの店側が管理を怠ったとして相当な金額を払わなければならない。

そのため3.5万ドル(約380万円)となるパトロールロボットのマーティを導入し、店内の床をクリーニングしながら同時に監視し、動き回らせているのだ。

マーティは棚や陳列物、障害物などにぶつからず移動し、買い物客など人を察知すると停止する。

スピルなどの床の異常を発見すると頭部のライトが黄色に点滅しアラーム音を出してスタッフに知らせる。

ライトやカメラ、レーダーセンサー、スキャナーを搭載したマーティは在庫管理にも利用されており、欠品や在庫少、置き間違い、値段間違いなどをチェックしていく。

 省人化になっていないアマゾンゴーに比べ、スーパー内に導入されるロボットは従業員の生産性を上げるように役立てている。

トップ画像:スーパーストップ&ショップの店内で動きまわるマーティと視察参加者。スーパーマーケットにもどんどんIT化が進んでいる事例に参加者も興味津々だ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。当ブログで先日、セブンペイの不正アクセス被害についてアップしたところ「『トップや役員の多くはネットリテラシーも低いので当ブログも読んでいないでしょう』って、そうなんですか?だとすればもったいない!」とのコメントをいただきました。同時に「(激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログは)経営者からすればお金儲けのヒントがゴロゴロあると思いますけどね。しかも無料ってのが凄いです」との称賛もいただきました。ありがとうございます。残念ながら流通業界人のITリテラシーは低すぎると思います。それ以前に多くがネットリテラシーさえ低いと思います。最先端の流通情報を能動的にネットから得ていないのですね。逆に言えば、だからこそネットリテラシーの高い当社クライアントは他の流通系ブログと当ブログ比べて、コンサルタント依頼を後藤にしているともいえます。ITリテラシーが低い人は、どうやっても目に入らないのですよ。
 ちなみにトップ画像にあるスーパーストップ&ショップではスキャンイットを体験しながら買い物を行っています。IT化が進む売り場は、見て回るだけでは意味がありません。


「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」より転載
http://blog.livedoor.jp/usretail/

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