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【食品ロス】恵方巻の大量廃棄もアプリで減少!食品も売り手と買い手をマッチさせる?

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■売れ残りや食べ残し、期限切れ食品など、本来は食べることができたはずの食品が廃棄される食品廃棄は世界的な問題になっている。

日本では食品廃棄問題として「恵方巻」が取り上げられている。

恵方巻とは節分に恵方を向いて無言で食すると縁起が良いとされる巻寿司だ。もともとは関西だけの習慣だったものだが、コンビニエンスストアが販売したことで全国に広がった。

今では食品スーパーやコンビニエンスストアが競って恵方巻きを売ることで、作りすぎによる「大量廃棄」が問題となっているのだ。生ものを多く使った節分の日限定の縁起物に加えて、行き過ぎた販売競争で大量のロスが出ているという。

最近では「コンビニエンスストアで売れ残った恵方巻が大量廃棄される」という内容の投稿が画像付きでSNSで拡散されている。節分をすぎて廃棄される恵方巻きは金額にして10億円分に上るとする試算を出す専門家もいる。

恵方巻が食品廃棄の象徴となり、農林水産省では需要に見合った販売をするよう業界団体に呼びかけているのだ。

 節分の日が過ぎても、まだ食べることができる恵方巻を激安で販売したらどうだろうか?

これには様々な問題があるものの、ヒントになるプログラムがアメリカ中西部のスーパーでテストされている。

アイオワ州など250店近くを展開する食品スーパーチェーンのハイヴィーはカナダのスタートアップ、フラッシュフードと提携して食品廃棄物の問題に取り組もうとしている。

ウィスコンシン州マディソン地区とワイオミング州フィッチバーグ地区にあるハイヴィーでは、アプリを通じて賞味期限切れ商品の販売を行っているのだ。利用方法は「フラッシュフード(Flashfood)」アプリでスーパーで販売する精肉や乳製品、パン、スナック類など、激安となった「賞味期限切れ(best before)」の商品を通知する。

利用者はフラッシュフード・アプリ上で商品を購入し、スーパーにある専用コーナー「フラッシュフード・ゾーン(Flashfood zone)」で該当商品をピックアップするだけ。食品廃棄の完璧なソリューションにはならないが、食品ロスを減らすことは可能だ。

 デパートやコンビニは近年、老舗日本料理店が監修したものや黒毛和牛など豪華食材をふんだんに使ったものなど、恵方巻の高級化を進めている。節分後に売れ残った高級恵方巻を激安販売するとブランドが棄損する。

 フラッシュフードのようにアプリで販売し店頭でピックアップであれば、利用者も買いやすいため食品廃棄を抑えることができるのだ。

トップ画像:フラッシュフード(Flashfood)アプリのスクリーンショット。地図で最寄りの店を選択すると、激安となった賞味期限切れ商品が表示される。アプリ上で購入してお店ではピックアップするだけだ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ウーバーやエアビーアンドビー、日本のメルカリなどは売り手と買い手をアプリでマッチさせることで成功しています。ならば食品ロスの問題も売り手を買い手をマッチさせればよいというのがフラッシュフードということ。恵方巻など食品廃棄問題も売り手と買い手を結び付けるアプリがあれば解決にはならないものの廃棄ロスを大幅に減らすことができます。節分過ぎてからの売れ残りを店頭で大安売りする必要もありませんから、店の雰囲気を損ねるような人が入ってくることもありません。アプリを使って恵方巻の食材を販売すれば、製造工場でも売り場に出る前の恵方巻の大量処分もしなくてすむでしょう。やり方は簡単で偉い和尚さんの「食べられる恵方巻の処分はもったいない。節分過ぎても(食べられる)恵方巻を食べればさらに御利益がある」の言葉でマーケティングすればいい。関西の習慣が全国に広がったのはマーケティングの力です。同じように工夫すれば恵方巻ロスは減らせます。
 お坊さんのお墨付きの「縁起良い」アプリで、廃棄される食材は少しは浮かばれます。


「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」より転載
http://blog.livedoor.jp/usretail/

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