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不安材料に満ちた明年経済

鈴木 淑夫

米中貿易戦争の影響大 本年は何とか回復基調維持

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫

 年末に当たり、本年の日本経済を振り返り、明年を展望してみよう。

 2018年中の日本経済は、年初から年末まで自然災害に攪乱(かくらん)されながらも、何とか国内民間需要を中心とする景気の回復基調を維持した年であったと言ってよいであろう。

 まず年初には、異常気象による野菜などの生鮮食品の高騰によって実質家計消費が落ち込み、1~3月期は9四半期ぶりのマイナス成長となった。しかし、今年で6年目に及ぶ長期景気回復の中で、企業収益は好調を持続し、これを背景に賃金・雇用環境が底固い個人所得と家計消費を支え、さらに夏期ボーナスの比較的高い伸びもあって、4~6月期の家計消費は大きく立ち直った。


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