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    サー中松博士 インタビュー(2) 発明はアイデアでも開発でもない、この世にないものを生み出すこと

    500

    がんを克服を発表、90歳を超えた!

    世界的権威の、あのノーベル賞から「おそらく地球上で最も偉大な人」とオフィシャルに紹介され、米国科学学会(American Chemical Society)から公式に「現存する世界一の偉大な科学者」に選定されている、発明家のサー中松博士。「余命1年」を宣告され今年で3年。 今回、自らの体を実験台にして「がんの完全治療」を発明したという博士にお話を伺った。
    (聞き手・高橋克明)

    2年前とはすっかり顔色から違います。本当に、回復されたんですね…。
    中松 日本の5本の指に入る名医に、私のがんは治療法がない、2年で死ぬと明確に言われました。他にも国立のがんセンターや東大病院でもチェックしても同じ結果でした。

    普通はそこで諦めると思います。
    中松 普通は皆さん落胆すると思うのですが、私は天に感謝しました。世界中の学者が見つけられない治療法を、自らの体を実験台にして、私が独占して発明できるチャンスを与えられた。しかも私の場合は導管がんと言いまして、陽子線や重粒子、放射線でも実績がない、抗がん剤も、ダビンチロボット手術もできない、世界で患者が3人くらいしかいないがんですから、現在の標準的な方法以外のやり方を考え出さないといけない。そこでDNT(ドクター中松治療法)を発明しました。これはDNT─1からDNT─10まであります。

    で、先生は心の治療まで発明された、と。
    中松 そうです(きっぱり)アメリカでは、がんを告知されるとお金のない人は、まずは下着をたくさん買ったり、お金がある人はランボルギーニとか高級車を買うというデータがアメリカにあるんですよ。

    がんになると人は気が動転してしまうのですか。
    中松 そうですね。心がのき、失望してしまうのです。ですからがんの治療法は、まず、心の治療から始める。これがDNT─1の本、DNT─2の音楽、DNT─3は飲み物、DNT─4は食べ物、DNT─5は味、DNT─6は食べ方、DNT─7はサプリメント、DNT─8は筋トレ、DNT─9は私が使った療法。

    従来の治療法と全く違いますね。
    中松 最後のDNT─10というのは、がんをやっつけるロボットなんですね。最後のDNT─10が完成したのは医者が死ぬと言った予定の1週間前のことなんです。がんの程度を測るがんマーカーが、現在0・01。もう、がんを測定できないところまできましたね。

    …完治した、と。
    中松 はい、そうです。(きっぱり)

    ……それって、もう、世界的なニュースですよね…。
    中松 そうですよ(あっさり)。まだ正式な発表してませんけども。実は今回ここへ来る前に、ワシントンでUSPTO(patent and trademark office)、アメリカの特許庁ですね。そこの審査官に会いまして、アメリカの特許取得のための説明をいたしました。

    事実として、僕は2年半前、1年半前の先生と実際にお会いしているので、明らかに回復されていることは、明確に分かります。
    中松 がんマーカーが、いま私は0・01。検査結果として、一般の人の数値になったわけですから。

    DNTについて、もう少し具体的に教えていただけますか。
    中松 例えば、DNT─3は飲み物の発明ですが日本でもアメリカでも、医者はがん患者にニンジンジュースを必ず飲ませます。でも、私の研究結果によると、ニンジンはがんを非常に喜ばせます。

    え!(驚) 予防になると聞いたので、好きではないニンジンジュースを毎朝飲んでいた時期があったのですが…。
    中松 大変、良くない(きっぱり)。ニンジンはがんが好きなのですよ。

    …前々回は、玉ねぎ食べるとバカになると言われました。世間の常識とは真逆の意見でもありますね…。
    中松 私はハーバード大学で、2005年にイグ・ノーベル賞の栄養学賞を頂きました。その時の研究というのは毎食の食事の写真を撮影し、また、私の血を採りまして、この血を42項目に分析して、その数値がどう変化するかという研究だったんですよ。その際にも、ニンジンを飲むとがんマーカーが悪くなるということを発見したんです。

    科学的なエビデンスとして個体差はないのですか、
    中松 ありません。ニンジンジュースは飲んじゃダメです。実際、自分のボディで分析して、数値の変化を測定していったわけですから。

    逆に予防に一番良い食品は何ですか。
    中松 私のおすすめの一番良い食事はドクター中松ミール「アサハオナカガトクニスキヤシネエヨ」です。

    …? 朝食は抜く?
    中松 いや、「アサハオナカガトクニスキヤシネエヨ」です。

    頭文字?
    中松 そう「ア」は青魚です。で、最後の「ヨ」はヨーグルト。

    なるほど。がん予防と治療の食品ですね。「サ」は何でしょう。
    中松 「サ」は鮭です。もう一つさらにこの言葉は一日1食が良いっていうことを言ってるわけですよ。それもがんの治療法の一つ。3食食べてたら、どんどん、がんが喜びます。食べものは、がん細胞にも行くわけですよ。がん細胞が喜ぶものを食べちゃいけない。それを3回食べるのと、1回食べるのとでは、はるかに違う。1回の方がはるかにいい。

    一日1食であれ、と。
    中松 (一日)3食は多すぎます。もちろん、3食おなかいっぱい食べて、楽しく早く死んでいくのも、いいかとは思います。ただ、僕の場合は、なるべく長く生きて、皆さんに愛を与える発明をしたい、喜ばせたい。ですから、僕は長生きをするにはどうするかを考え、それを実行しているわけです。

    なるほど。では、理想の睡眠時間はどれくらいでしょう。
    中松 まず基本の原理を言いますとね、夜中の12時から明け方4時っていうのがね、よく発想出来るゴールデンタイムなんですよ。だからこの時間帯起きて考えると普通の時間より、アイデアがよく出てくるんです。

    睡眠に関しても、世の中の常識と逆なんですね。午後10時から午前2時までが睡眠のゴールデンタイムと一般では言われていたり…。
    中松 そこに差が出てくるわけね。僕はゴールデンタイムに毎日起きて普通の人はゴールデンタイムに寝ていて使っていないわけですから。私の場合睡眠は明け方4時から寝て、朝8時に起きる4時間で。9時には働きだします。

    実労20時間。4時間で睡眠は足りますか。
    中松 十分ですよ。土曜・日曜・祭日も休まない。僕の一番嫌いなものが連休日なんです。

    過労が、がんの原因ということは…。
    中松 これは過労ではなく合理的な時間の使い方です。それくらいしないと世界をリードする発明はできないです。どうしてかというと、発明は、アイデアでも、開発でもない。この世にないものを生み出すわけです。発明はまず理論が大切。そのためには勉強をしないといけない。知識を得るためには時間をかけて努力をしないと。

    結果、がん治療の発明までされた、と。
    中松 僕は実はアメリカのがん撲滅協会の会長もやってるんですよ。今回、アメリカに来たのも、がん協会と今度のがん治療の発明を今後どうするかという打ち合わせ。僕自身の体を使って、僕自身の経験で、うそも偽りもなく、本当に僕はがんになって、本当に治ってるわけだから。事実自分で確認してるんだから。もう確実に治る方法ですから。その発明で世界のがん患者を助けることができる。そういう打ち合わせをやってきました。

    博士はアメリカに来る機会が非常に多く、また好きだとも前回おっしゃいました。
    中松 そうですね。アメリカの憲法には「発明をもって国を作る」ということが項目に書いてある。日本の憲法には全く、そういうようなことを書いてない。ただ平和、平和、って言ってるだけです。なので、アメリカの方が私は性に合っているのですね。例えば、私の発明品を見ても、アメリカ人は、ウワッと、すぐに感動します。日本人は、今まで、外国にあるものをマネしてきたからね。発明がいかに大変かということから分かっていない。だから、発明する人の価値が分からずその人のやっていることに感動できない。

    2年半前から、博士の日本に対する印象は変わってないですか。
    中松 相変わらずだと思いますね。自分で新しいものを考えて国を作っていこうっていう状態じゃないですね。戦前の日本にはインテリジェンスとクエイティビティがありましたが、今の日本にはもうない。今の日本は「ビジネスオンリー」ですね。国自体が「商売人」。「どうやったら利益が出るか」しか考えてないですから。アメリカはまだ、知的財産を柱にしています。そこから(両国は)違う。

    ただ、2年半前とは違って、ビジネスマン出身がこの国の大統領になりましたが。
    中松 新大統領について言えば、実は彼の卒業した大学で私は教授として教えてたわけです。だから、むしろ僕の教えたことが彼に影響してる。つまりねクリエイティビティですよ。今までのポリティシャンじゃないんです、彼は。非常にクリエイティブです。今までの歴代の大統領のどれを見ても、彼のようなコンセプトはないです。アメリカという国の体質を変化させ収支のバランスを変える、ということを考えている。(そういった意味では)彼はクリエイティブな新しい発想でやってますよね。

    それでは博士のこの先のゴールを教えていただけますか。失礼ですが、余命1年と宣告された2年半前にお会いした時には、まさか今年お会いできると思っていませんでした。ご自身の力で完治された体と残りの人生を何に使われたいですか。
    中松 114歳まで生きて世界記録を作りたいですね。そのためには長寿の発明をしています。

    …120ではなく?
    中松 世界一の最長寿が113です。まずはそれを超えないと。今まではがんを治すっていうネガティブなやり方。今度はポジティブな、寿命をどう延ばすかっていう発明。そうすると、今度はそれだけ長く生きるんだから、じゃあ何をやるのと。そこに、またいろんな発明をやっていくわけですね。一つはね、おそらく、月旅行だと思う。アームストロングが月に行ったけども、それ以降は行ってないでしょ。もっと月に行く実用的なものを発明する。完全に月に住むことができる、そういう発明。これは誰もやってないのでね。

    90を過ぎた人間が見る夢としては、カッコよすぎます。そんな博士から在米の日本人にメッセージを頂けますか。
    中松 アメリカにいる皆さん、皆さんのご努力を大いに褒めたい。そして逃げないでいただきたい。日本人だからと、卑下してはいけません。私は、MIT(マサチューセッツ工科大)の講義でもMITの歴史上最高の名講義だと言われました。ハーバード大学でも僕の講義の時に皆さん総立ちで拍手します。つまり日本人とか、アメリカ人とか関係なく価値があるものはアメリカでも認められるのです。この国では能力があれば、努力を一生懸命やれば、何人であっても、のびのびと喜んで、生きられる国としてスタートしました。日本には、3000年の一系の天皇の歴史がある。その間に、天皇に反抗をする国民はいなかったんですよ。日本人として誇りを持ってほしい。それに対して、他の国は、トップの殺し合いで国を造ってきた。元首を殺して、次の元首になる。つまり、日本ほど礼節を重んじる清らかな国はないんです。そういう素晴らしい血を引いた国民だということを誇りに思ってほしい。クリエイティビティ、インテリジェンス、それがあれば、絶対にアメリカ人も尊敬します。ぴょこぴょこ頭を下げないでください。そのためには、まず自分が正しく清く、努力をし勉強し、自分の国が世界に誇るべき国であると胸を張ってほしいですね。

    ★ インタビューの舞台裏 → ameblo.jp/matenrounikki/entry-12423301338.html

    359

    サー中松博士(Sir Dr. NakaMats)
    職業:国際創造学者、工学・法学・医学・科学・人文学博士

    東京大学卒業。5歳で最初の発明をし、灯油ポンプ(14歳)、フロッピーディスク(19歳)、カラオケ、ファクシミリ、カテーテル、無線消化器体内検査装置、人工心臓、燃料電池など、発明件数3600件以上で、エジソンの1093件を抜き、世界第1位。米国科学学会で「世界一の偉大な科学者」に選定される。ブッシュ大統領招待晩餐会において米国発明最高賞「発明先駆者賞」受賞。IBM社に16の特許をライセンスしている世界唯一の個人。 これまで、ペンシルバニア大学ウォルトンスクール、コロンビア大学、スタンフォード大学、セントルイス大学、ワシントン大学、シカゴ医科大学、南カリフォルニア大学、アリゾナ大学、ドレクセル大学、サンディエゴ大学、サンノゼ大学、フィラデルフィア大学、メキシコ・セディス大学、ニューオルリンズ大学、カーネギーメロン大学、ピッツバーグ大学、アナハイム大学、モスクワ国立工科大学、東京大学、ハーバード大学、MITなどで、教授、上級教授として講義を行った。

    (2018年12月1日号掲載)


    「ニューヨーク BIZ」より転載
    http://www.nybiz.nyc/

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