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【アマゾン】米プライム会員年40%増に商品検索の使用が54%にエコー等の普及率48%で?

ディスプレイ搭載のエコースポットでラーメンを検索したら検索結果上位にチャルメラがきた。今後はアレクサの商品検索に広告を反映させることも可能だ。エコーが赤字でも、ダントツシェアで、アマゾンはスポンサープロダクト広告から利益を得るのだ。

ディスプレイ搭載のエコースポットでラーメンを検索したら検索結果上位にチャルメラがきた。今後はアレクサの商品検索に広告を反映させることも可能だ。エコーが赤字でも、ダントツシェアで、アマゾンはスポンサープロダクト広告から利益を得るのだ。

 ■ネット通販最大手アマゾンについて気になるデータや予想が発表されている。金融大手シティグループの調査によると、アマゾンのプライム会員数は今後10年で倍増する。

 年会費119ドル(月額12.99ドル)のプライム会員は毎年35~40%増加し、米国世帯の80%が会員になるとの試算だ。シティグループは、2017年末の時点で1.01億人と見ているプライム会員数が海外でも会員数を増やしながら2029年までに2.75億人となると予想している。なおプライム会員は16ヶ国で提供されている。

 商品を検索するときアマゾンを利用する人が増えている。サイト訪問者がどのページを見ていたかなどの解析を手がけるジャンプショット(Jumpshot)によると、アマゾンで商品検索をする人は2015年の46%から2018年には54%に増加した。

 一方、商品検索でグーグルを利用する人は同時期に54%から46%に減少したのだ。アマゾンの商品ページへのアクセスは9割近くがアマゾン検索からであり、グーグルやヤフーなどの検索エンジンや広告からではないという。各商品カテゴリーでも80%以上のマーケットシェアを持っているのだ。

 つまりサイト内で広告を掲載することで商品へのアクセスを増やすスポンサープロダクト広告(sponsored product ads)でもアマゾンは優位なポジションを得ていると言えるのだ。アマゾン内での広告をメーカー等に販売することで利益を得られる。

 プライム会員数を増やしながら、スポンサープロダクト広告でも存在感を示し、アマゾンは自社開発のスマートスピーカーでも影響力を及ぼそうとしている。

 アドビアナリティクスが1,000人以上を対象にした調査では、アマゾン・エコーやグーグル・ホームなどのスマートスピーカーの所有者は現在32%となっている。その普及率は年内中に48%に達すると予想しているのだ。大半となる70%の人たちがAIスピーカーを使って音楽を楽しみ、64%が天気予想を聞き、53%がジョークを言わせるなど楽しみに利用している。

 買い物でスマートスピーカーを利用するケースは全体的に見て少ないものの、47%が商品検索でAIを使い、43%が音声による買い物の備忘録リストの作成を行っているのだ。

 買い物では便利なディスプレイ搭載スマートスピーカーで先行しているアマゾンは、音声による商品検索でもメーカー等に影響力を増すことになるのだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。プライム会員が増えることでプライム会員を対象にしたセール「プライムデー」等、エコーを原価を割る価格で販売します。これまでの実績の通り当然、バカ売れします。で、米国世帯の大半がディスプレイ搭載のエコーショーやエコースポットを所有することになります。小さい子供をもつミレニアル世代の主婦などは忙しいため、毎日の買い物でもスマートスピーカーを重用します。

 アレクサ経由の音声注文で、ホールフーズからプライムナウの2時間宅配を利用するのです。エコー等スマートスピーカーを使う人が増えるほど、買い物のスキルが増し利便性が高まります。個人的にアレクサ利用での買い物が増えれば履歴から商品注文も簡単になります。当ブログで何度も喩えているようにアレクサがサブちゃん化します。サブちゃんとなったアレクサは信頼度も上がり、検索結果の上位にきた商品を注文する可能性が高まります。その時、赤字のエコー販売で、アマゾンは初めてマネタイズするのです。

 で、アマゾンはメーカー等に「音声による商品検索でもウチがダントツなので、アレクサのスポンサープロダクト広告に御社の商品を載せませんか?」「コンバージョン率がはっきりしているので、TV広告よりも効果ありますよ」と耳打ちです...アマゾンエフェクトで既存メディアの広告もいずれ打撃を受けます。


「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」より転載
http://blog.livedoor.jp/usretail/

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