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後藤 文俊
後藤 文俊
流通コンサルタント
菊池 英博
菊池 英博
日本金融財政研究所所長
尾関 通允
尾関 通允
経済ジャーナリスト
中村 仁
中村 仁
元全国紙経済記者

床井 明男 rss (経済)

ライター一覧

昭和31年(1956年)、栃木県生まれ。北海道大学大学院工学研究科修了。82年入社。社会部、経済部、整理部などを経て、現在、経済部長。

新年の経済で保守系4紙が短期、中長期的な視点から前向きな提言

 2016年の経済がスタートした。4日の東証大発会は582円73銭安という波乱の幕開けになったが、今後どんな展開になり、それを各紙はどう伝え評価するのか。今年もウオッチしていきたい。

 今回は新年の日本経済を論じた各紙社説を取り上げる。5日までに掲載したのは読売、産経、日経、本紙と保守系の新聞だけ。日付順に見出しを並べると次の通りである。

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4年目のアベノミクス、消費再増税控え正念場

 新年の2016年が明けた。株高、円安(円高是正)で華々しくスタートした第2次安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」も今年で4年目。デフレ脱却とともに財政健全化を強く意識し、2年目に実施した消費税増税以降、その勢いはすっかり影を潜め、増税の影響はいまだに尾を引く。デフレ脱却も道半ばだ。海外経済には不透明要因が多く、昨年大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)は発効待ちで春闘での大幅賃上げに期待が高まる。来年4月の消費税率10%への再増税を控え、「アベノミクス」はいよいよ正念場を迎える。(経済部・床井明男)

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小惑星「リュウグウ」目指す「はやぶさ2」、「衝突装置」で地下物質採取も

 12月3日に地球スイングバイを行い、14日に小惑星「リュウグウ」を目的とする軌道に入ったことが確認された探査機「はやぶさ2」。目指す「リュウグウ」には、いつ到着し、何をするのか。また、どんな小惑星なのか。

 はやぶさ2は初代はやぶさと同様、小惑星探査機。火星軌道と木星軌道の間に存在する小惑星を探査するのが目的だ。また、小惑星への到達という工学的な深宇宙往復探査技術の確立をも目指す。初代で実証した技術を継承、発展させ確実なものにするのだ。

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金星探査機「あかつき」 5年越し、「双子星」大気の謎解明へ

 主エンジンの故障、破損による2010年12月7日の軌道投入失敗から、丸5年。今度は姿勢制御用の小型エンジンを使って、見事に雪辱を晴らし、金星周回軌道への投入に成功した「あかつき」。

 今回の成功は、日本が地球以外の惑星で周回軌道投入に成功した初めての例でもある。

 これでやっと、本来の目的に向けた任務に取りかかる。5年越しとなった金星観測に向けた準備だ。

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新世代のX線天文衛星「アストロH」 “熱い宇宙”の成り立ちに迫る

 新世代のX線天文衛星「アストロH」が来年2月12日に、鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Aロケット30号機で打ち上げられる。アストロHは、2005年に打ち上げられたX線天文衛星「すざく(朱雀)」の後継機で、感度を約100倍に高め、銀河の中心にある巨大ブラックホールや、銀河が集まった銀河団の形成過程の解明を目指す。X線を通して、可視光では見えない“熱い宇宙”成り立ちの謎に挑戦する。(床井明男、写真は宇宙航空研究開発機構=JAXA=提供)

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線引き、財源で迷走した軽減税率も合意を評価し対策を求めた各紙

 自公両党は2017年4月に消費税率を10%に増税する際、同時に導入する軽減税率で、「酒類と外食を除く飲食料品」で合意、16年度税改正大綱を決めた。軽減税率の線引きや、それを裏付ける財源の問題で協議は長引いたが、結局、落ち着くところに落ち着いた感じである。

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H2A初の商業衛星打ち上げに地理的な弱点の克服など各紙が評価

 日本の航空宇宙業界にとって、2015年の今年はまさに記念すべき年になったと言えるだろう。約半世紀ぶりの国産旅客機、三菱リージョナルジェット(MRJ)の初飛行成功と、H2Aロケット29号機による初の商業衛星打ち上げ成功である。

 今回は後者の、初の商業衛星打ち上げ成功(先月24日)について、各紙の論評を取り上げたい。

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連続マイナス成長でも中長期的視点だけで成長基盤強化を説く各紙

 多くの経済調査機関の予想通り、15年7~9月期の国内総生産(GDP)は、実質で前期比0・2%減、年率換算では0・8%減と2期連続のマイナス成長になった。連続マイナス成長は14年4~6月期、7~9月期以来で、日本経済は景気後退と言われてもおかしくない状況にある。14年4月に実施された消費税増税から1年半が経過しても、この状況だ。

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MRJ初飛行成功に日本の航空機産業の一段の発展を鼓舞する各紙

 三菱重工業と子会社の三菱航空機が開発中の、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が11日、愛知県豊山町の県営名古屋空港で初飛行に成功した。MRJは1960年代に開発されたプロペラ機の「YS11」以来、約50年ぶりの国産旅客機。2008年の開発着手から7年を経て、実用化に向け大きなステップを踏み出した。

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日銀の物価上昇率目標先送りの主因である消費税増税に触れぬ各紙

 日銀が先の金融政策決定会合で、現行金融政策の維持と、2%の物価上昇率目標の達成時期を従来の「16年度前半頃」から「16年度後半頃」に半年先送りすることを決めた。目標の先送りは4月に続くものである。現行金融政策の維持は、物価上昇率目標の達成の遅れから株式市場などから期待の高かった「追加緩和策」を採用しなかったということである。

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財務省案をポシャり、「軽減税率」案の検討推進で終始リードした読売

 新聞各紙が社説で主張した通りの展開になっている。2017年4月に予定されている消費税率10%への引き上げ時の負担緩和策である。

 自民・公明の与党税制協議会は当初、公約通り、複数税率の軽減税率を検討していたが、軽減する品目の線引きなどの難しさから財務省に丸投げし、同省が考案した還付型の負担軽減案を良しとした。

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増税で失った好循環どう再建

第3次安倍改造内閣スタート(中)

 安倍晋三首相が「第2ステージのアベノミクス」の目標として掲げた「1億総活躍社会」。その実現のため、改造内閣は担当相を新設。また「新3本の矢」として、①強い経済としての名目GDP(国内総生産)600兆円②希望出生率1・8③介護離職ゼロ――の数値目標を掲げ、2020年代の達成を目指す。

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