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髙橋 正 rss

ライター一覧
髙橋 正

昭和8年(1933年)4月7日生まれ。 昭和31年早稲田大学政治経済学部卒業。「あたらしい歴史教科書をつくる会」会員。

論難に返す靖国神社異見

評論家 髙橋 正

 菩提寺が東京の小石川にあった関係で、筆者は毎年、お盆には帰路、「ミタママツリ」で賑わう九段の靖国神社に参詣するのを常とした。「護国の英霊を祀(まつ)る」というこの神社創設以来の厳(いか)めしい建前とは別に、境内は日本各地の神社の御祭礼の例に漏れず、庶民的な「縁日の賑わい」で、それが下町育ちの筆者には、何よりも安らぎを与えてくれた。実はこの「安らぎ」こそ、我々日本人が「神仏」ないし「宗教」に求める本質ではなかったのだろうか。

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時代はめぐる平成の珍風景

評論家 髙橋 正

 俳人・中村草田男が「降る雪や 明治は遠く なりにけり」と詠んだのは、明治が終わり、大正の15年が過ぎて、昭和も10年になってからの事だと聞く。今年は平成25年、昭和が終わって25年経つ。高名な俳人ならずとも、「昭和は遠くなりにけり」と思ったところで何の不思議もあるまい。熊谷蓮生坊に肖(あやか)って言えば、「25年は夢だ夢だ」。

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