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浅野 和生
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ビル・ガーツ
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早川 友久
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河添 恵子
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孫向文
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中国情勢

石平 rss (中国・台湾)

ライター一覧
石平

1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。88年来日し、神戸大学大学院博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍取得。

持ち続けた「世界覇権」の野望

―識者はこう見る

評論家 石平氏

 中国共産党が持っているDNAには、世界覇権を目指す野望がある。

 そもそも100年前の共産党大会も、旧ソ連のコミンテルンの指導の下で行われた。コミンテルンは旧ソ連が世界革命を目指した組織で、中国共産党もその極東支部という位置付けだった。

 世界全体を征服する世界革命の発想は、中華帝国の発想と見事に重なった。

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墓穴を掘った習近平政権

評論家 石平氏

 習近平政権は愚行を犯した。誰から見ても一番、損するのは中国自身だ。その意味では中国は墓穴を掘ったことになる。  これから外国資本の逃避が始まり、資金調達の国際金融センターを失うことになる。

 中国は海南島を国際金融センターにしようという目論見(もくろみ)があるが、一朝一夕にできるものではない。中国の新たな国際金融センター創設の計画は、ただのほら吹きにすぎない。

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新型肺炎 習政権の隠蔽

評論家 石平氏

 中国発祥の新型肺炎は世界の株式市場にまで感染し、世界経済を冷え込ませる最大要因になってきた。だが、最近の中国の新規感染者数の激減ぶりが顕著だ。果たして本当の数字なのか、また今回の新型肺炎騒動が政治変革を促す契機になるのか、評論家の石平氏に聞いた。(聞き手=池永達夫)

当初、新型肺炎をもたらした新型コロナウイルスの発生源は、武漢市の華南海鮮卸市場とされた。

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目が離せない台湾総統選

評論家 石平

 8月14日からの4泊5日の日程で、久しぶりに台湾を訪れた。国民党総統候補の韓国瑜氏が市長を務める高雄市と、民進党が強い勢力を維持している台南市を中心にいろいろと見物して回った。現地の人々から聞いた話や、あるいは各テレビ局のニュース番組や討論番組をいろいろと視聴した印象では、台湾人の当分の政治的関心は主に、二つのテーマに集中している。

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劉暁波氏死去は「謀殺」、「マフィア化」する習政権

 今年7月13日、中国共産党政権に投獄されていたノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏は末期肝臓がんのために死去したが、その前後から、政府当局ががん治療を意図的に遅らせて劉氏を「謀殺」したのではないか、との疑惑が浮上していた。

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袋小路の中国経済、住宅2千万戸が売れ残り

2016 世界はどう動く-識者に聞く(25)

本当に不動産バブルは破裂したのか。

 現在、不動産は売れないから在庫が増えている。中国全体では20億平方㍍の住宅売れ残りがある。1軒、100平方㍍としても2000万戸だ。東京が数個そっくり、売れ残っている格好だ。

何が住宅バブルを生み出したのか。

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鍵握る軍人事、習氏「改革」掲げ胡派に反撃

2016 世界はどう動く-識者に聞く(24)

来年の共産党大会が問題となる?

 そこが天下分け目の天王山だ。江沢民派が追いつめられた後、胡錦濤派と習近平派の雌雄を決する本格戦争になる。習主席も自分はまだ胡氏の手のひらの中で泳いでいると分かっている。

 だから習主席とすれば2年以内に、胡錦濤派を押さえつけ、次の党大会で自分が主導する人事で首脳部を固めないといけない。

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中国権力闘争の行方、最後に笑うのは胡錦濤氏

2016 世界はどう動く-識者に聞く(23)

「ハエもトラもたたく」という反腐敗運動をてこに、習近平政権が江沢民派を追い落としつつある。

 最後に笑うのは胡錦濤前主席だ。

 今の時点で習主席がやっていることは、胡氏たちが天下を取るための大掃除に過ぎない。昔、胡政権にとって一番の邪魔者は江氏だった。10年間、いじめ抜かれた胡氏ほど江氏を憎んでいる人はいない。

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習主席の鉄腕統治 いずれ揺り戻しも

2015 世界はどう動く 識者に聞く(21)

評論家 石平氏(下)

 ――香港の雨傘革命をどう見るか。

 学生らの民主化運動そのものは成功したわけではないが、習近平が勝ったわけでもない。中国は鎮圧したからといって何か得たわけではない。むしろ、運動が起きた時点で中国は敗北している。

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中国が仕掛ける歴史戦 日米提唱の法的秩序に反撃

2015 世界はどう動く 識者に聞く(20)

評論家 石平氏(中)

 ――今年、戦後70年ということで、中国は「歴史戦」を仕掛けてくる?

 昨年、中国は日本との戦争に関わる二つの国家的記念日を決めた。一つは、9月3日の抗日戦争勝利記念日。もう一つは12月3日の南京大虐殺記念日を国家的追悼日に定めた。

 両方とも大々的なキャンペーンを展開し、式典に習近平主席自身が出席している

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中国の海洋大国化 米のリバランスで失敗も

2015 世界はどう動く 識者に聞く(19)

評論家 石平氏(上)

 ――中国は海洋国家に舵(かじ)を切ってきた。しかし、大陸国家が海洋国家に転じると破綻するという地政学的なテーゼからすると、中国の抱え込んだリスクは大きい。大陸国家が海洋国家へと転じて成功したのはローマと米国だけだ。

 中国の海洋国家建設は失敗に終わると思う。

 中国が海を狙うと、日米やアジア諸国も全部、敵にまわしてしまうことになる。

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膨張する中国の対外政策、習近平政権のジレンマ 拓殖大学客員教授 石 平氏

 拓殖大学の石平客員教授はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で講演し「習近平政権は胡錦濤政権より危険」と指摘し、軍をバックにした習政権の暴走に警鐘を鳴らした。本記はその講演要旨。

目的はアジアの覇権/周辺国と連携し防げ

限界を迎える成長路線/破裂した不動産バブル

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