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セゲイルボ

韓国紙「セゲイルボ」より翻訳し、韓国の論調として紹介。
http://www.segye.com/

オミクロン変異株が拡散 防疫対策強化ためらうな

 29日零時時点の新型コロナウイルス新規感染者が3309人に達した。休日とはいえ日曜日では最多だ。重症患者は629人で、25日以後5日連続600人台を記録した。全国の集中治療室の病床稼働率も75%を超えた。伝染力や危険度がベールに包まれたオミクロン変異株の拡散で、韓国をはじめ世界各国が相次いで入国禁止措置を取っているが、国際金融市場まで動揺するほど、その影響は手のほどこしようもなく広がっている。

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集団免疫という虚像

 科学者たちは1930年代に多くの子供がかかった麻疹(はしか)が自然に減少することに気付いた。免疫を獲得した個人が増えるとウイルスが移る宿主がなくなり消滅するとして、この現象を「集団免疫」と呼んだ。人類はこうして伝染病が広がるたびに自然感染や予防接種を通じ集団免疫を形成し、生存してきた。

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ソフトパワーは一流、政治は三流の国

 「文化も経済のように輸入よりは輸出が必要だ。私は韓国の文化を輸出するために世界を飛び回る文化商人だ」  ビデオアートの創始者白南準(ペクナムジュン)は1984年、「なぜ韓国の舞台を差し置いて、外国だけで活動するのか」との質問にこう答えた。韓国文化に対する並々ならぬ愛が感じられる。

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感染者数などが連日最多 問われる政府の防疫力量

 11月22日午前零時の時点で、新型コロナウイルスの新規感染者が2827人に達した。日曜日としては最多だ。1週間の1日平均重症者も365人→447人→498人と3週連続で増加している。首都圏の重症者用病床の稼働率が80%を超えた。ソウルは84.9%に達する。「非常計画(サーキットブレーカー)」発動基準として提示した上限線(75%以上)を超えて久しい。

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世界一難しい試験

 1980年までは本考査と予備考査、81年には予備考査、その後は学力考査を受けなければ大学に行けなかった。国英数だけでなく、あらゆる科目で成績が良くなければならないという負担から、教科書がすり切れるほど暗記するのが基本だった。

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衝撃的な小学生の“反日ポスター” 危険水位超える排他意識

 政治勢力、産業市場、文化コンテンツに成長した日本の“嫌韓”とまではいかないが、現在の中国、日本などに対する韓国人の排他意識も危険水位を超えている。

 伝統的なメディアを抜いてインターネット、ユーチューブなどが世論消費市場の中核に浮上し、病的な差別の言葉が下水の最終処理場で濾過(ろか)されなかった排泄物のように世論の川に怒涛のように流れ込んでいる。

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キングメーカー

 キングメーカーは自分の勢力を持って、権力者を選出する過程に影響力を行使する有力政治家ないし黒幕の実力者を指す。キングメーカーと言えば、一番最初に思い浮かぶ人物は故金鍾泌(JP)自民連総裁だ。1990年の3党合同後、民自党の旧共和党系を率いて92年の大統領選挙では金泳三(YS)候補当選に大きく貢献した。

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コロナ重症患者歴代最多 防疫体制を再点検する時

 新型コロナウイルスの重症患者が11日473人で歴代最多を更新した。昨年下半期から300人台を維持してきたが、今月5日に400人台になった後、9日から2日連続最高値を更新中だ。防疫当局は「まだ非常計画を議論する状況ではない」と言っているが、昨年末の第3波大流行の時と同じような危機が再現される可能性がなくはない状況だ。

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韓国「真実和解委」軍・警察を加害者に誘導か

 「真実和解のための過去史整理委員会(2期真和委)」が深刻な論議に包まれている。「加害者特定が難しい場合、国軍、警察などと記入しても構わない」と申請者たちに説明してきたことが、遅まきながら国会の国政監査で露呈したからだ。

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老人の無料乗車

 地下鉄の老人無料乗車の始まりは全斗煥政権発足直前の1980年だ。オボイナル(=父母の日、5月8日)を迎えて、70歳以上の高齢者料金を50%割引したことから始まった。翌年に軍事政権が発足し、老人福祉法の制定によって「老人」年齢が65歳に下がった。

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【韓国紙】波紋呼ぶ米の終戦宣言「別の観点」発言

 「われわれ(韓米両国)はそれぞれの措置のための正確な順序と時期、または条件に関し、多少別の観点を持っているかもしれない」

 先月26日、「韓国政府が推進する終戦宣言」に対するサリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)の返答だ。これまで米国は終戦宣言についての立場を明確にしてこなかったが、ホワイトハウスが初めて韓国政府と“別の観点”がありえるとしたことで、波紋を呼んだ。

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ハロウィーンとイカゲーム

 “お化けの祭り”と呼ばれるハロウィーン(10月31日)は紀元前1世紀に英国で生まれたと伝えられている。ハロウィーンの象徴である“カボチャのお化け”は中身をくりぬいたカボチャに恐ろしい形を刻み、中にろうそくを入れてお化けの目のように輝かせるようにした装飾品だ。

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【韓国紙】米中、対立拡大自制し戦略競争へ

 米中関係に複雑微妙な変化が起きている。一見すると米中間の対立と衝突の危険性がより一層拡大していっているようにも見える。米国は既存の米日豪印の枠組み「クアッド」以外にも、米英豪の安保協力体制AUKUSを発足させた。米英両国は中国を牽制(けんせい)するために、オーストラリアの原子力潜水艦戦力確保に協力することにした。

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【韓国紙】野党「国民の力」は政権交代できるのか

 野党「国民の力」大統領候補の選出が迫っている。尹錫悦(ユンソンニョル)前検察総長(検事総長に相当)、洪準杓(ホンジュンピョ)議員、劉承ミン(ユスンミン)前議員、元喜龍(ウォンヒリョン)前済州道知事の中から大統領候補が確定すれば、来年3月の大統領選挙で「共に民主党」の李在明(イジェミョン)候補と乾坤一擲の決戦を繰り広げることになる。  国民の力の現状を見ると、果たして政権交代できるだろうかと、多くの人々が疑問を抱く。野党らしくないということだ。

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第3の大統領候補

1997年の大統領選挙の時、金大中、李会昌両候補の得票差は約39万票。党内予備選の結果(李候補の勝利)に従わず離党して出馬した李仁済氏の497万票がなかったら勝敗は変わっていたはずだ。2002年の選挙では、盧武鉉と李会昌両候補の差は57万票。盧武鉉氏が鄭夢準氏と候補一本化に成功しなかったら歴史の主人公が変わっていただろう。

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「パリ、パリ」中毒

 十年余り前、米国で研修していた頃の出来事だ。休み中に西部旅行のため家族と国内線の飛行機に乗った。予定の時間になったのに飛行機は出発しなかった。問題が起こって離陸が多少遅れるという機内放送が流れたが、それから1時間過ぎても出発する気配がなかった。だんだん苛(いら)立ち始めた。驚いたのは周りの反応だ。皆、不満もなく穏やかな表情だった。公演会場や観光地でも同じだった。アメリカ人たちはめったに焦ることがなかった。不平も言わず長時間列に並んで入場を待つ姿が容易(たやす)く見られた。

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【韓国紙】日本の経済安保の矛先が向かうのは?

 岸田文雄首相は8日の所信表明演説で新内閣の重点政策4大柱の一つが経済安全保障であることを強調した。「戦略物の資確保や技術流出の防止に向けた取り組みを進め、自律的な経済構造を実現する。強靭(きょうじん)なサプライチェーンを構築する」と宣言した。

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B・ルースと大谷翔平

 スポーツや芸能記事を見ていると、“マンガから出てきた男”(マンチッナム)という表現に接するようになる。非現実的に優れた外見や能力を持った男性を指す縮約語だ。

 ところが、マンガですらあり得ない、比較不可の実力を持った人間が存在するなら、いったい何と呼ぶべきだろうか。米プロ野球メジャーリーグ(МLB)で投手兼打者として活躍中の大谷翔平(27、LAエンジェルス)の話だ。

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【韓国紙】不安な次期大統領候補の安保識見

韓米同盟の離間謀る北

 韓半島情勢が揺れ動いている。北朝鮮は休む間もなくミサイルを試射し、韓米同盟を離間させる策略を使っている。9月の1カ月間に長距離巡航ミサイル、列車から発射する弾道ミサイル、極超音速ミサイル“火星8型”、新型地対空ミサイルを相次いで試験発射する一方で、寧辺核施設で再稼働の兆候まで露呈した。  金正恩総書記が最高人民会議の施政演説で表明した通り、新しい兵器体系の開発に拍車をかけているのだ。北朝鮮は昨日、金氏が演説で表明した通り、南北通信連絡線を復元したが、“先決すべき重大課題”の解決を宿題として掲げた。

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消えゆくATM

 銀行や郵便局が閉まっている深夜、どこでもお金を引き出したり送金できるATM(現金自動預け払い機)は金融革命の始まりだった。ATMが初めて登場したのは1967年、英国のバークレー銀行だ。国内では84年、朝興銀行が日本から1台当たり8000万ウォンで買い入れて明洞支店に設置したのが始まりだった。

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【韓国紙】規模でなく文化の発信が重要

 米ニューヨークのメトロポリタン美術館の2階北東側に向かって「アジア美術」セクションがある。まず、中国陶磁器と仏像、仏教美術品などが展示され、「隠遁と交感の中国美術」と題する特別展示も進行中だ。中国室だけで15室に近い。  日本展示室も10室余りに達する。「日本、スタイルの歴史」という題名の特別展示には古代から現代まで特徴的な彫刻像と陶磁器、絵画などが展示中だ。

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SLBM保有国

 文在寅大統領は就任初期の2017年6月、国防科学研究所(ADD)安興総合試験場(忠清南道泰安郡)を訪問し、「玄武2」弾道ミサイルの発射試験に立ち会った。玄武2ミサイルは、北朝鮮の核とミサイルを防ぐ韓国軍の“キルチェーン(戦略目標打撃)”核心兵器体系だ。

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【韓国紙】北が主張「南のSLBMは初歩的レベル」

 南北の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)競争が激しくなる中、北朝鮮が韓国軍のSLBMに対して、「戦略戦術的価値のある兵器、脅威的な手段と受け止める段階ではない」と牽制(けんせい)した。

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