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窪田 伸雄 rss

ライター一覧
窪田 伸雄

昭和37年(1962年)生まれ。埼玉県出身。埼玉大学卒。社会部、政治部、モスクワ特派員(1996年~99年)、政治部次長、解説室長を経て、現在、外報部長。

北方領土叫ぶ「自由民主」 ロシアの暴挙との認識を

 自民党の機関紙「自由民主」(9・6)の1面は「北方領土返還に向け粘り強く外交交渉を」のタイトルで佐藤正久参院議員のインタビューを掲載している。同党は9月3日を「ロシアの北方領土不法占拠に抗議する日」(リード)と定めている。

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TBS「時事放談」で劇場型の政治に疑問を呈した石破・藤井の両氏

 リオデジャネイロ五輪閉会式の東京大会PRセレモニーで、スーパーマリオに扮した安倍晋三首相、五輪旗を振った和服姿の小池百合子東京都知事。次の2020年東京五輪に向け脚光を浴びる両氏をめぐり、それぞれ自民党総裁任期延長論と「小池新党」説が浮上している。

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経済強調する「公明」、安定政権で脱デフレ優先

 公明党の機関誌「公明」9月号は、「安定政権で始動、日本に希望を」との特集で参院選の総括と今後の同党の政治を展望した。

 巻頭の「井上義久・党幹事長に聞く」で井上氏は、「合計14議席の獲得自体は1992年以来24年ぶりだが、その間に議員定数削減があったことを踏まえれば、実質的に過去最高の大勝利だ」と述べ、「衆院選と統一地方選、そして今回の参院選を通して、日本の政治が一層安定したものになった」と総括している。

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共産党の選挙疲れ、「小池新党」に危機感か

 「もっと伸びると思いガッカリしていたが、野党と市民の共闘の画期的前進がリアルにわかり元気が出た」「モヤモヤ感があったが、安倍首相を先頭にした野党共闘攻撃、共産党攻撃と正面からたたかい前進した意義がつかめスッキリした」――。これは日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(8・9)に載った同党中央委員会書記局が8日に発した文書「党創立94周年記念講演の一大学習運動を力に、情勢が求める強く大きな党へ前進を」に掲載された同講演への感想だ。

 「参議院選挙と東京都知事選挙の結果と今後を生かすべき教訓を解明するとともに、安倍暴走政治を転換していくたたかい、野党共闘の課題と展望を具体的に明らかに」したという志位和夫委員長の同講演(5日、東京・北区の北とぴあ)のDVDや全文掲載した同紙などの視聴・読了を徹底させて党員のネジを巻こうというのだ。

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機関紙「民進プレス」に参院選総括、敗北認め「共闘」は維持

 民進党の機関紙「民進プレス」(8・19)に「野党連携は一定の成果/市民中心の新しい流れ」との見出しで参院選総括が載った。冒頭で「結党後、初の国政本選挙となった第24回参院選において、民進党は改憲勢力3分の2阻止と与党の改選議席過半数割れを目指したが、いずれも達成することはできず敗北した」と負けを認めている。

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南シナ海問題で対中制裁の「せ」の字も出なかったNHK「日曜討論」

 オランダ・ハーグの仲裁裁判所が南シナ海をめぐるフィリピンの提訴を審理し、中国が主張する「九段線」は法的根拠がなく、中国の管轄権を認めない判決を出したが、ラオス・ビエンチャンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議はこれを共同声明に盛り込まなかった。また、ASEAN地域フォーラム(ARF)議長声明でも同判決に触れなかった。

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敗退語らぬ「民進」 共産との共闘依存深まる

 今回の参院選で対決軸となった自民・公明の与党と民進・共産の野党の4党のうち、民進党だけ敗北した。改選45議席から32議席と13議席減らしたが、機関紙「民進プレス」(7・15)は敗退を語らず、負けた雰囲気のない紙面だった。

 1面見出しは「岡田代表『新しい民主主義が始まった』/統一候補、東北5県を制すなど健闘」「この流れを止めることなく/さらに力強く進める」。同面に載る「参議院選挙結果を受けて」という10日深夜の党声明は、初めから「改選前議席を減らしたものの、前回参院選からはほぼ倍増する結果となりました」と書き出している。2013年参院選の17議席と比較して一安心というところだ。

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「赤旗」の参院選結果 目標忘れ共闘効果を宣伝

 共産党の参院選結果は改選議席3から議席を増やした。このことよりも同党機関紙「しんぶん赤旗」(7・11)は、党員でも党公認でもない野党統一候補当選の「勝利」を強調した。「野党共闘11選挙区で勝利」の大見出しが1面に躍り、当選者11人の顔写真を載せた。

 同紙に載る10日深夜の志位和夫委員長の記者会見では、「二つの目標」のうち「第一の目標である野党と市民の共闘という点については、全国32の1人区のうち11の選挙区で勝利を収めています」と指摘。11日に同党中央委員会常任幹部会が発した「参院選の結果について」(同紙12日付)でも、「野党と市民の共闘は、最初の挑戦としては大きな成功」と評価している。

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「自由民主」参院選勝利 アベノミクス信任を強調

 与野党の勝敗を決する「自公対民共」の戦いとして注目された参院選(7月10日投開票)だが、4党の機関紙を見ると、いずれも「勝利」をアピールしている。その真贋を見分けるまでもなく、勝利を口にする資格があるのは改選議席数を上回った党である。

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「人を殺すための予算」で共産党の更迭茶番劇を起こしたNHK討論

 英国の欧州連合(EU)離脱決定に先週日曜(6月26日)の報道番組は賑(にぎ)わった。参院選の経済政策のテーマにも急浮上し、そのテレビ討論をめぐって前代未聞の展開があった。共産党の政策責任者、藤野保史政策委員長の選挙中の辞任である。

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「赤旗」の1人区統一宣伝、民進欠く香川も一本化強調

 参院選が22日に公示される。これまでと最大の違いは「民共共闘」であり、32の1人区での野党統一候補だ。ところが11日にさざ波が立った。民進党香川県連が「統一候補」と報道されている共産党公認の田辺健一氏は支援しないと決めた。「全1人区」の一角が崩れたのだ。

 香川をめぐっては民主・共産両党の機関紙に齟齬(そご)があった。統一候補擁立を宣伝する両党機関紙記事を見ると、「民進プレス」6月3日号1面には「2016参院選野党統一候補の擁立、全国に広がる!」(見出し)として選挙区の色分け日本地図と候補者顔写真が載るが、香川は緑色「1人区で5月30日現在未定」だった(同紙6月17日号7面地図でも緑色「6月13日現在未定」)。

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民進党の左傾化、共産・市民連合に迎合

 政党紙において近ごろの民進党の動きは、「民進プレス」よりも共産党機関紙「しんぶん赤旗」を読む方が早く知ることができる。「赤旗」が日刊だからという理由だけではなく、物事が共産党サイドで決まっていくということである。

 民主、共産、社民、生活の野党4党と安保関連法廃止を求める「市民連合」(昨年、同法に反対した「総がかり実行委員会」のデモに参加した団体の代表らが結成)とが政策協定を7日に締結した。

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自民党機関紙「自由民主」の参院選、「経済」の加速を強調

 参院選を目前に各党のメディアは選挙一色である。野党側は共産党機関紙「しんぶん赤旗」が半ば野党統一候補の宣伝紙となって安倍政権に激しい批判を繰り返しているのと比較すると、自民党機関紙「自由民主」がおとなしく見える。「自由民主」も「民共では危ない」ぐらいの反撃はしてもいいかもしれない。

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トランプ現象に理屈通じないと時事放談で指摘した訪米後の石破氏

 原子爆弾を投下した米国の現職大統領が、被爆地・広島を訪問した意義深いイベントで、伊勢志摩サミット関連の日程は締めくくられた。大戦で敵対した最悪の関係を乗り越えた日米の和解と同盟深化を内外に示したのだ。

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憲法9条で議員の激論自体に改正が必要と見えたプライムニュース

 憲法記念日、3日夜のBSフジ「プライムニュース」は、護憲派、改憲派各集会の報道後、ゲスト出演した下村博文自民党副幹事長、辻元清美民進党役員室長、國重徹公明党憲法調査会事務局次長、宮本徹共産党政策委員会副責任者ら4人の衆院議員が憲法をテーマに議論した。

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民進党の機関紙「民進プレス」はじまる

 民進党の機関紙は「民進プレス」だ。体裁は「プレス民主」時代と同じタブレット8㌻、第1・第3金曜の月2回発行。結党大会で議員らが振ったハンカチの色である群青色のイメージカラーが紙面1面の地紋や、見出し、リード文の色に取り入れられている。

 4月1日号、4月15日号とも題字の「民進」の下の「Minshin Press」の横には「(民主改題)」と付され、それぞれ「改題1号」「改題2号」の発刊番号の横に「通巻372号」「通巻373号」と併記されており、「プレス民主」からの継続を示している。

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共産党に破防法答弁書 暴力革命闘争に頬被り

 日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」3月23日付に、「日本共産党と『破壊活動防止法』に関する質問主意書」(鈴木貴子衆院議員提出)への政府答弁書(3月22日閣議決定)に対する反論が載った。

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選挙モードの政党テレビ討論で争点にされる「アベノミクス」の成否

 衆院補選が北海道5区・京都3区で告示され、政界は参院選に向け選挙モードになった。国会の駆け引きもメディア向け発言も選挙のうちだ。3月には民主党と維新の党が民進党を結党。慣れない党名にテレビの政治討論でも「民主党」と、つい口を衝(つ)く場面もままあるが、バラバラになった野党が一つ減り若干すっきり聞き得る。

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「赤旗」に民主系候補、統一候補担ぎ自共対決

 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は「野党共闘」のオンパレードになっている。紙面にこの見出しが載らない日はない。安保法を「戦争法」と呼び廃止を求める街頭行動はじめ、最近では民主党候補を応援する野党共闘記事を積極的に掲載している。

 13日付1面には「衆院北海道5区補選/統一候補・池田氏訴え」(見出し)の記事・写真、14日付1面にも同補選記事・写真と「宮城参院選挙区/野党統一候補必勝を」(見出し)の記事・写真で「参院選挙区野党統一候補・桜井充氏(民主現職)」への支持を訴えている。

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最後の「プレス民主」、新党結党を呼びかけて幕

 民主党の機関紙「プレス民主」を見るのも今月が最後である。3月4日号1面見出し「民主・維新合流を合意/安倍政権の暴走を止め、政権交代可能な政治を実現する」、3月18日号1面見出し「新党に向け党内手続きと議論を加速/政権交代可能な政治勢力をつくる」――。

 岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表が2月26日の会談で合意した新党結成を受けた記事・写真が4日号に、両党合意を受けて同29日に開かれた民主党全国幹事長会議の記事・写真が18日号に載った。この記事の文末に14日発表の「新党名案」として「民進党」を何とか押し込んでいる。「プレス民主」は月2回発行なので「民進党」をこれ以上扱うことはない。あとは結党後の4月から機関紙名ともども新体裁になろう。

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参院選決起で「自由民主」、「理念なき民共合作」を批判

 自民党の機関紙「自由民主」3月22日号は党大会特集号だった。「参院選必勝に向け総決起/『先頭に立って選挙戦を勝ち抜く』/安倍総裁力強く決意表明」の見出しの通り参院選に向けた決起であり、「安倍総裁あいさつ」の見出しには「『自公政権』対『民主・共産勢力』との戦い」の言葉を取っている。

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「トランプ米大統領」をスーパーチューズデーで考え始めた「新報道」

 米大統領選の民主・共和両党の候補者指名争いがたけなわだが、15日のミニ・スーパーチューズデー(オハイオ、フロリダなど5州)には大勢が決まるかもしれない。特に共和党は、1日のスーパーチューズデー(11州)で7勝と大勝した不動産王のドナルド・トランプ氏の勢いが収まらないのだ。

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社会党“終焉”を扱った「ニッポンの過去問」で見える万年野党の原因

 安保法制廃止を叫び、共産党とも手を組む昨年来の民主党はかつての社会党に似てきた、と考えられるところ「日本社会党“終焉”」というタイトルの番組が目にとまった。11日深夜のTBS「上田晋也のニッポンの過去問」という情報バラエティー番組で、日本社会党からの党名改称から20年のタイミングに取り上げたものだ。

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