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桑野 拓郎 rss

ライター一覧

コラムニスト

東アジアのSWOT分析 紛争はリスク大きく協調へ

 ユーラシア大陸の東西は、地政学的に大きく変動している。ウクライナの問題で西は揺れ、東も核、ミサイル、領土問題で荒れている。この変動を大局的に展望するために、日本と目と鼻の先にある東アジアの動向を経営学の手法であるSWOT分析を通じ観察してみたく思う。

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日本を発信するソフトパワー、メディアに立体的考察を

 「メディアはメッセージである」と語ったマーシャル・マクルーハンを日本に最初に紹介されたのが評論家の竹村健一先生である。メディアの第一線で半世紀以上も活躍された竹村先生は、「日本の新聞を読むのは海外の新聞に載っているけれども、日本の新聞に書かれてないことを探すことにある」と述べておられる。

 日本で日本の新聞、テレビ、インターネット等のメディアばかりに接しているといつの間にか偏った考え方に陥ってしまうことがある。日本人という単一民族で構成され社会で日本語だけでコミュニケーションしているとまるで世界は日本を中心に動いているとの錯覚をしてしまうのも当然のことかもしれない。

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朝鮮半島統一の機運 明治維新から考察する

 明治維新、それは脱藩した気骨ある志士により達成された無血革命に類似する世界でも稀なる革命である。韓国の朴大統領が朝鮮半島の統一を意識した発言をされるように、予測より早い時期に北朝鮮に革命が起こる国際情勢の変化と信頼醸成が構築されていくのではないだろうか。

 北朝鮮に革命が起こる可能性について歴史のリズムから分析してみたい。

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五輪と日本の安全保障 平和に寄与する国際公共財

 北朝鮮という世界で最も不確実性の高い国が急変している。そして日本の目と鼻の先の韓国や中国との関係が尋常でない。日本国内でもハードボイルド的な強い国家像が描かれその方向に向かいつつある。

 百年前に第一次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)した。当時のドイツやフランスとの不安定な関係以上に核やミサイルを持つ北朝鮮の危険因子を冷静に分析すると北東アジアの動向は極めて深刻である。

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企業内部留保金を活用する戦略

280兆円の留保金

 生活の実感は途上であるが客観的に日本経済の現状を観察すると楽観的な要素のオンパレードである。

 企業の内部留保金が過去最大レベルに達している。しかも世界の株式の時価総額が過去最高であり、新卒の就職状況が改善されており、新卒者に関しては日本は世界で最も就職しやすい国である。加えて、OECDの国際成人力調査によると、読解力、数的思考能力が世界一である。

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シリア問題 読み取れる強かなオバマ外交

コラムニスト 桑野 拓郎

 シリア問題は複雑である。「アラブの春」から3年、チュニジア、エジプト、リビアの独裁政権は崩壊した。しかし、シリアでは化学兵器が使用され、内戦が絶えない混沌とした「アラブの冬」に陥っている。

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