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 呂 永茂
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南北戦略研究所所長

高永喆 rss (海外ライター 朝鮮半島)

ライター一覧
高永喆

1975年、韓国朝鮮大学(奨学生)卒。現在、拓殖大学客員研究員、JFSS(日本戦略研究フォーラム)研究員。著書に『国家情報戦略』(佐藤優共著、講談社)など多数

米中朝が無視する文大統領

 今回、トランプ米大統領の日本訪問は、日米同盟を強化して東アジアの地域安保と平和をより堅固にする契機となった。トランプ氏は訪日期間中、安倍晋三首相と毎日のように食事を共にしながら強い同盟関係をアピールした。

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中朝周辺で異例な軍事動向

 現代戦は武力戦争だけでなく、テロ戦、情報戦、心理戦、サイバー戦、貿易戦などさまざまである。米中貿易戦争は北朝鮮の後ろ盾、中国を屈服させ、北核問題の解決を目指す、新たな戦争の様相とも言える。

 米国は基軸通貨ドルの威力に加えて世界最大の軍事力を持つ超強大国であり世界最大の産油国でもある。中国は王毅外相が自ら認めた通り「発展途上国」だが、米国の覇権に挑戦したのは虎の尾を踏んだのと同じだ。

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自ら首を絞める北朝鮮の挑発

 4日午前9時06分、北朝鮮は元山半島から東に向け複数の短距離ミサイルを発射。これにより、金正恩朝鮮労働党委員長が自ら表明した南北和平と非核化の約束はすべて嘘だったことが分かった。

 韓国に対する威嚇であり、文在寅大統領に「もっと、お金と物を送れ!」「米国をもっと説得して」というメッセージだろう。

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ロシア訪問でも収穫なかった正恩氏

 24、25日の露朝首脳会談を前にしてロシアの英字紙ザ・モスクワ・タイムズは、「露朝会談でプーチンは金正恩にただのリップサービスだけ与えるだろう」と報じたが、会談結果はその通りだった。

 金正恩朝鮮労働党委員長の「首席報道官」と言われる韓国の文在寅大統領が今月、米韓首脳会談で手ぶらで帰ったように、金正恩も今回、初の露朝会談で手ぶら状態で帰った。

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北最後の切り札SLBM

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が12日、決裂したベトナム・ハノイでの米朝首脳会談について初めて公式的に言及した。要約すると「朝米首脳会談をもう一度やりたいが、米国が新たな計算法を持って出なければならない。会談再開の時限は『今年末』までだ」という強気な発言だった。

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米、韓国の財閥国有化も懸念?

 韓国に「病気を与えて薬を与える」(わざと害を及ぼして後で助ける)という諺(ことわざ)がある。金正恩朝鮮労働党委員長の“首席報道官”と言われる韓国の文在寅大統領は、11日のトランプ米大統領との首脳会談を終え、米国から何のお土産も得られず空手(手ぶら)で帰る結果となった。

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金政権転覆工作は始まっている

 2月28日のハノイ米朝首脳会談でトランプ大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に、核・ミサイルと大量破壊兵器(WMD)の完全な廃棄、全ての核兵器と核燃料の引き渡しを求めたという。ロイター通信の報道が正しければ、最後通告に等しい内容だ。

 正恩氏は要求を蹴ったが、米国の包囲網は狭まっている。中国は対米貿易摩擦で致命的なダメージを被る中、米国の顔色をうかがって正恩氏に航空機はもとより高速鉄道すら便宜供与を控えた。正恩氏は最近、ロシアに助けを求めようとしているが、経済的にも軍事的にも米国に対抗する力はない。

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米軍事圧力で窮地の金委員長

 世の中は競争相手(ライバル)を潰すために悪質な流言飛語(フェイクニュース)を流して群集心理を操作することが多い。ロシアによる2016年米大統領選挙介入疑惑もその類だったのだろうか。

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“見せかけの非核化”は通じない

 今回の米朝首脳会談は決裂したが、米朝対話が途切れたわけではない。

 北朝鮮の核問題をめぐる交渉は1990年代はじめから今日まで「緊張→対話(再開)→対話決裂→緊張」の悪循環を続けているが、今回はまだ「対話決裂」の過程に入ったとは言えない。

 米国は北朝鮮の非核化実現に向けて対話と制裁を継続する長期的なスタンスを維持しているからだ。

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韓国の選択は米日しかない

 同盟国の間にも突発的な事態は発生するが、同盟国としての対処の仕方がある。

 1994年6月、環太平洋合同演習(リムパック)で日本の護衛艦が米艦載機A6機を標的と誤認し撃墜したことがある。しかし、事態は日本の遺憾表明で早期収拾された。

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韓国の反日感情は国家的損失

 北朝鮮の長期独裁政権を支える2本柱は「反米扇動」と「反日扇動」である。外に敵を作って国民の敵愾心(てきがいしん)を煽(あお)り、不平不満のはけ口にして国内の結束を固めるのが、彼らの常套(じょうとう)手段だ。

 韓国の過去の政権も支持率が落ちると、反日感情を刺激して国内の結束を図った前例がある。

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「レーダー照射」問題、韓国が事実認め早期収拾を

拓殖大学主任研究員・韓国統一振興院専任教授 高永喆

 まず注目したいのは、今回の問題が文在寅政権の支持率が下がる段階で発生した出来事だということだ。

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北延命の道は非核化だけだ

 昨年、米朝間は戦争前夜を彷彿させるほど緊張が高まったが、今年6月の首脳会談を境に緊張緩和ムードに転じた。しかし、11月の米中間選挙の後も両国の非核化交渉は膠着(こうちゃく)状態に陥り、再び緊張が高まる状況を呈している。それでも、トランプ米大統領は余裕満々のスタンスである。

 トランプ氏が金正恩朝鮮労働党委員長の親書をもらって気軽に首脳会談に転じた背景には、北朝鮮が「中国の覇権を抑える米国の外交路線に前向きに協力する」と約束した可能性が考えられる。即ち、北朝鮮は米国の覇権を脅かす中国を封じ込めたい米国の本音を突いて、自ら「米国の味方になる見返りとして、CVID(完全かつ検証可能、不可逆的な非核化)より段階的な非核化を配慮してほしい」と要請した可能性を否定できないのだ。

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核固執は金体制崩壊の火種

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が今年6月12日、米朝首脳会談に応じた狙いは米国から体制を保証してもらうことだった。

 年初、金委員長は「米国の全域がわれわれの核攻撃の射程圏内にあり、核のボタンは私の事務室の机に常に置かれている」と脅迫したが、米朝首脳会談に応じたのは米国に降伏したのに等しい。

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“晴れ時々曇り”の韓日感情

 韓日の有職者が指摘する両国関係にはユーモアが溢れる。

 韓日感情は「建前では嫌いだが本音では大好きな恋人関係だ」「儒教習慣の韓国は兄(中国)から殴られたことは許せるが、弟(日本)から殴られたことは許せない」。それが本質なのだという。

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高まる米の対北非核化圧力

 中間選挙が終わり、米国で北朝鮮への非核化圧力が強まっている。

 有力シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は12日、北朝鮮が公表していない推定20カ所の弾道ミサイル基地のうち、少なくとも13カ所を特定したとする報告書を発表した。

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危険水位に向かう韓国の安保

 スターリン、毛沢東の独裁政権は権力争奪戦で大量虐殺を犯した共通点がある。金正恩3代世襲・長期独裁政権も叔父、兄、側近140人以上を殺した。今回の南北首脳会談はこのような独裁者と偽装平和ショーを演出しながら、韓国の武装解除を招いたという否定的な見方が多い。

 北朝鮮は今回、ウラン濃縮核に全然言及しておらず移動式弾道ミサイルについても言及しなかった。従って、米韓を騙すためのその場しのぎのショーであり、見せ掛けの非核化意志ではないか、と疑われている。

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非核化へ手詰まりの北朝鮮

 北朝鮮の非核化をめぐり楽観的な見方と悲観的な見方が交錯している。

 6月12日、金正恩国務委員長がクーデターと暗殺の危険を覚悟してシンガポールに行った目的は、命の保全と体制保証だった。結果的に、彼は命を保全し、戦争勃発の火種も一応、消し止めた。

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米国接近で揺れる北朝鮮内部

 北朝鮮の体制を支える二本柱は反米主義と反日主義である。金日成は日本帝国と戦った抗日戦争の英雄であり、米帝国と戦った抗米戦争の英雄だと宣伝する。

 外に敵をつくって国民の敵愾心を高め、国民結束を図るのが独裁政権の常套手段だ。従って、北朝鮮の最高権力機関は労働党の組織指導部と宣伝扇動部になっている。

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まだ見えぬ非核化の真実性 高永喆氏

拓殖大学主任研究員 高 永喆氏

 今回、米朝首脳会談の直前、トランプ大統領と初対面した金正恩朝鮮労働党委員長の第一声は「足を引っ張る過去、誤った偏見と慣行を全て乗り越えてこの場に来ました」だった。

 トランプ大統領は正恩氏の発言を聞いて即座に握手を交わし、正恩氏の前向きな非核化の意思を確認したわけだ。

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北が米中間で二股外交へ

 北朝鮮外務省の崔善姫副相は5月24日、核問題のリビア方式の処理を主張したペンス米副大統領を「間抜け」と非難し「米朝首脳会談を物乞いしない」と発言した。この発言が引き金となり、トランプ米大統領は5月25日、米朝首脳会談を取り消したが、6月1日、北朝鮮の金英哲労働党副委員長がトランプ大統領を礼訪して金正恩労働党委員長の親書を手渡すと、自ら米朝首脳会談の開催を発表した。

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経済再建のカギは核放棄だ

 米朝首脳会談に向けて韓半島周辺の動きが活発だ。東京での韓中日首脳会談に先駆けて、金正恩労働党委員長が専用機で中国・大連を訪れ習近平主席と最近、2度目の会談。ポンペオ米国務長官も急きょ平壌を訪れ、首脳会談の最終調整を行っている。

 米朝首脳会談はドラマチックで歴史的な世紀の会談だと言われている。

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払拭できぬ偽装平和の疑い 高永喆氏

拓殖大主任研究員 高永喆氏

 首脳会談は予想した通りの結果だった。南北関係改善や交流増進に向けた合意はあったが、最大の焦点である非核化問題で、金正恩委員長は「完全かつ検証可能、不可逆的な核廃棄」(CVID)に全く言及しなかった。

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