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小林 宏晨 rss (憲法)

ライター一覧
小林 宏晨

日本大学名誉教授。昭和12年(1937年)、秋田県生まれ。52年に上智大学教授、61年から日本大学法学部教授。平成19年4月、秋田県上小阿仁村村長選挙に出馬し当選。著書・論文多数。

独へのナチス犯罪補償請求

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 来年(2015年)は第2次世界大戦後既に70年となる。我が国では依然として「慰安婦問題」、「靖国神社参拝問題」、「領土問題」が国民の心理的負担となり続けている。ドイツと日本では、その発生要因が極めて異なっているとしても、「戦後の処理」と言う意味では類似性が見られる。

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ガザ戦争にみる国際人道法

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 イスラエルと急進パレスチナ集団間の戦闘は休戦協定をもって当面終結した。この戦争は自衛とテロの狭間にある。そこでは多数の民間人が巻添えとなり、従って戦時国際法(=国際人道法)の保護対象とされる。

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諜報活動めぐる米独の齟齬

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 経済スパイは産業スパイと同一ではない。既に十数年前に「エシュロン監視システム」が欧米間の対立源となった。今回も同様に盗聴が問題となっている。

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同性愛に意見する欧米事情

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 欧米ではホモセクシャルについて論議する機会は誰にでも開かれている。これは主に少数派の保護の問題である。が、以下のボン大学教授クリスチャン・ヒルクルーバー博士の主張に注目したい――。

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集団的自衛権と憲法変遷理論

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 筆者のドイツでの指導教授、故フォン・デア・ハイテ男爵は、1951年のマインツ大学教授就任記念講演で「暗黙の憲法変遷と憲法解釈」をテーマとした。氏によれば、一国の憲法は具体的歴史的状況から生じ、この状況によって条件付けられ、この状況と共に変化し、規範の中に表明される一国の法的状態である。

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国際法上の人道的武力干渉

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 基本的人権の保護は、武力禁止と並んで国際共同体に現れてから既に久しい。ところで一時、シリアへの武力攻撃について、これが国際法的に許されるか否かが論議された。この問題に関わるテーマは『人道的武力干渉』である。しかも人道的干渉は、国連安保理の専権事項では最早なくなっている現実を指摘したい。

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独首相の携帯盗聴と国際法

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 米国の情報機関「国家安全保障局(NSA)」によるドイツのメルケル連邦首相の携帯電話盗聴はマスコミを含めて極めて重大なスキャンダルと見做(みな)されている。この事件は国際法的にどのように評価されるべきなのだろうか。結論から言えばNSAの盗聴は原則的に国際法的に禁じられてはいない。以下この問題の法的側面について検討しよう。

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米国のネット傍受と国際法

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 国家の安全を目的として米国は世界の数百万(あるいは数千万?)の市民を監視している。これは国際法上の重大なエポック転換を意味していないだろうか。何故なら、これまでのスパイ活動は国家機密を対象としていても、人間の私的領域は原則的に対象としていないからである。国際連合だけが、五大常任理事国の合意に基づいて、この活動を停止させる権限を持つ。

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