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池永 達夫 rss

ライター一覧
池永 達夫

昭和28年(1953年)2月8日、広島県音戸町生まれ。1972年より7年間、広島大学物理学科に学ぶ。その後、ジャーナリストの道を志し、ユーラシア大陸ルポや専門家インタビューで活躍。編集局論説室長、解説室長、整理部長、バンコク支局長歴任。著書に「動き出した中国式資本主義」「病にも克った!もう一つの『偉人・英雄』列伝」は、平成国際大学の2013年の国語の入試に使用される。

中国の野心、二つの100年構想で覇権構築へ

拓殖大学客員教授 野口東秀氏に聞く

 5年間の第1期政権を終えた中国の習近平国家主席は、昨年10月の共産党大会で党規約に「習近平思想」を入れ、今月の全人代(全国人民代表大会)では憲法改正で国家主席の任期を撤廃するなど「強権統治」への布石を打った。第2次習近平政権の中国がどう動くのか、拓殖大学客員教授の野口東秀氏に聞いた。 (聞き手=池永達夫)

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「ユーラシア戦略」シンポ、中露が競合と協調

 IIST(一般財団法人貿易研修センター)・中央ユーラシア調査会はこのほど、都内で「中国とロシアのユーラシアアジア戦略と中央アジアの対応」をテーマにシンポジウムを開催し、習近平国家主席の「一帯一路」路線とプーチン大統領の「ユーラシア経済同盟」戦略の展望と中央アジアに対する政治的影響力を論じ、地域専門家や外交官、ジャーナリストら約120人が参加した。 (池永達夫)

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カザフ語をローマ字表記に、ロシアの影薄まるカザフスタン

 旧ソ連構成国だった中央アジアのカザフスタンはこのほど、国際化のためカザフ語のロシア文字(キリル文字)表記をやめてローマ字に変更することになった。ナザルバエフ大統領は表記変更の具体的なスケジュールを提示した上で、2025年にはローマ字に完全移行すると宣言。カザフスタンでのロシアパワーが希薄化する中、それを埋めるように中国の影響力が増すことが懸念される。(池永達夫、写真も)

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海洋国家目指す中国、大陸国家の発想が呪縛に 茅原郁生氏

拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏(下)

中国にとって尖閣、台湾、南シナ海の優先順位トップは?

 核心的利益といわれた南シナ海だろう。

 中国は一帯一路を当面の対外戦略としているが、その一路戦略では南シナ海はインド洋と太平洋の連接海域で、南太平洋に出る拠点となっている。

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中国強軍体制、近代化の足縛る「党の私兵」 茅原郁生氏

拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏(上)

中国の強軍体制をどう見るのか?

 中国は昨年10月の共産党大会で、21世紀中葉を目指した覇権戦略と一体となった強軍戦略の追求を表明した。

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中国の政治改革、原動力は金回りの悪化か 川島博之氏

東京大学大学院准教授 川島博之氏(下)

中国の経済はある程度自由があってこそ活性化すると思うが、強権で縛るのは圧力釜の爆発力を高めるだけでは。

 長い目で見れば、中国がやっていることは何もいいことがない。ネットも自由に使えない。中国人留学生も親元とメールなどで連絡する時、自動的にチェックが入るので、気を付けている。

ネットで「ダライ・ラマ」と打っただけで検閲対象になる。

 「文革」「毛沢東」も駄目だ。

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中国崩壊のシナリオ、不動産バブル破裂は必至 川島博之氏

東京大学大学院准教授 川島博之氏(上)

5万部を突破した近著『戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊』の中で、不動産バブルの崩壊と黒字貿易の減少が中国崩壊シナリオの端緒になると指摘しているが。

 まさに日本がバブル崩壊したのと同じだ。中国は輸出で儲(もう)け、国内には貿易黒字で金が貯(た)まっていった。それが不動産に流れて高騰し、ますます不動産投資に拍車が掛かった経緯がある。日本の不動産バブルと同じだ。

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独立から70年のミャンマー

 ミャンマーが4日で独立70周年を迎えた。以前訪れた、ミャンマーの旧首都ヤンゴンのホテルで朝、ラジオのスイッチを入れると突然、軍艦行進曲が鳴り出したことがある。一瞬、日本のパチンコ店にテレポートしたかのようだったが、ビルマ(後、ミャンマーと1989年に名称変更)独立の歴史を垣間見たような気がした。ビルマ独立に関わった日本には、現在のミャンマーがロヒンギャ問題で米国から制裁を科せられ、その間隙(かんげき)を中国が突く中、独自のバランス外交が求められよう。 (池永達夫)

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軍拡と強権統治続ける中国

 ユーラシアアジア動向セミナー(中国研究所・アジア調査会共催)が6日、東京港区の毎日ホールで開催された。拓殖大学名誉教授の茅原郁生氏が「習近平2期政権と対UA戦略~一帯一路戦略に通じた中印関係の行方」、ユーラシアコンサルタント代表取締役の清水学氏が「米露中の対南西アジア政策の現状と課題」をテーマに語り、軍拡と強権統治で100年マラソンを走る中国にどう対処すべきか論じた。 (池永達夫)

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映画「女を修理する男」、「安価な武器」としての性暴力告発

ベルギー人映画監督 ティエリー・ミシェル氏に聞く

 1996年以降、20年以上も紛争状態が続くアフリカのコンゴ東部において、反政府武装勢力が住民に恐怖心を与えて支配する「安価な武器」として性暴力が利用されている。現地で被害者の救済とケアに取り組んでいるパンジ病院のデニ・ムクウェゲ医師を撮影し続けたドキュメント映画「女を修理する男」が昨年来、大学など全国29カ所で上映され3000人以上が鑑賞。波紋は確実に広がりつつある。ベルギー人映画監督のティエリー・ミシェル氏に話を聞いた。 (聞き手=池永達夫)

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シーレーン防衛を日米台で 中国の侵略・覇権阻止でシンポ

 中国の侵略・覇権阻止を謳(うた)った「尖閣・沖縄そして台湾」シンポジウムが11日、東京都内で開催され、台湾安保協会副理事長の李明峻氏らが東アジアの安全保障の視点から中国の覇権指向のリスクと如何(いか)に立ち向かうのか論じた。主催は東シナ海問題を考える会(宮崎正弘代表)。 (池永達夫)

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中国民主化「自由ある人」が  ウーアルカイシ氏が来日講演

 28年前の中国天安門事件時に、民主化運動の学生リーダーだった台湾在住のウーアルカイシ氏が来日。同氏は都内の拓殖大学で14日に講演し、「自由ある人は自由なき人に責任を負う」と訴え、日本がその責任を果たすよう要請した。主催したのはアジア自由民主連帯協議会(ペマ・ギャルポ会長)。 (池永達夫)

 ウーアルカイシ氏は基調講演で、まず死去したばかりのノーベル平和賞受賞者・劉暁波氏に触れた。

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半世紀迎えたASEAN

 東南アジア諸国連合(ASEAN)発足から今夏で半世紀が経過した。東南アジアがASEANを発足させたのは、ベトナム戦争の飛び火を避けるためで決して経済的繁栄を求めるものではなかった。それが2015年にはASEAN経済共同体(AEC)が発足した。「共産国への防波堤」という安全保障を契機として出発したASEANは、経済活動で紐帯(ちゅうたい)を強め、総人口6億4000万人を誇る政治主体に成長しつつあるが、ここにきて再び先祖帰りし、安全保障問題がASEANを揺るがすようになっている。北の中国パワーがASEAN分断工作に動いているためだ。 (池永達夫)

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中国、マレーシア領に人工島

 マレーシアのジョホール州はシンガポールに隣接するマレー半島最南端の州だ。このジョホール州とシンガポールの間にある海域で、中国企業がドバイのような埋め立て地に新都市を建設する大規模工事を始めている。ただ、金銭目的だけではなく、インド洋と南シナ海を結ぶ戦略拠点マラッカ海峡への軍事的けん制が主眼とみられ、中国の軍事的侵出が懸念される。 (池永達夫)

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中国、ブータン西部に侵出

 世界地図を眺めると、点線で囲まれた白いままの地域が点在する。いわゆる白地図で領有権問題が未決着の地域だ。南アジアではカシミールだけでなくブータン西北部が白地図になっている。5月10日以降、中国人民解放軍は頻繁にブータン西部のドクラム高原に侵出するようになった。ブータンが抗議しても、中国はなかなか出て行こうとしない。しびれを切らしたインド駐在のナムギェル・ブータン大使は5月26日、デリーで記者会見を開きメディアにその事実を語った。 (池永達夫)

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モディ政権3周年、「強いインド」へ邁進

 インド人民党(BJP)のモディ政権が誕生して5月26日で3周年を迎えた。昨年のインドのGDP成長率は7%台と中国より高く、新興5カ国(BRICS)の中で成長が鈍化する中国や経済停滞を余儀なくされているロシアやブラジル、南アフリカと比べても、唯一高度成長を続けている。好調な経済をバックに、モディ首相の強いリーダーシップの下、「南アジアの雄」として「強いインド」構築へ動き出し、軍備増強や近代化を急速に進めてアジアの地域大国としての存在感を発揮しようと躍起だ。 (池永達夫)

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天安門事件から28年、新事実明らかに

 28年前の天安門事件で、戦車に轢(ひ)かれ両足を失った米国在住の中国人民主運動家・方政氏が来日し、「天安門事件を風化させてはならない」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(記憶遺産)登録を目指している現状を東京・文京区で報告した。(池永達夫、写真も)

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インド洋で「龍虎の戦い」? 露呈した「インドの反中」

 中国の習近平国家主席が提唱した新シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際会議が今週初め、北京で開催された。会議にはロシアのプーチン大統領ら30カ国の首脳級を含め、100カ国以上の代表が参加。しかし、2025年にも中国の人口を超えて14億4700万人(国連推計)となり、世界一の人口規模となるユーラシア大陸のもう「一つの巨人」インドが中国の参加要請を拒否し、代表を送り込むことはなかった。インドにとって長年の宿敵パキスタンに肩入れし、インド洋への野心を隠さない中国への反発があるためだ。(池永達夫)

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中国人ブロガーが日本再発見 笹川財団で出版シンポ

 中国の人気ブロガーたちが、日本を訪問し直接、見て触れて感じた記録が昨年3月、中国で出版された。題名は「大家看日本」(皆が見る日本)。その邦訳「来た!見た!感じた!ナゾの国 おどろきの国 でも気になる国 日本」が今春、日本でも刊行され、出版シンポがこのほど、東京港区の笹川平和財団ビルで開催された。 (池永達夫)

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宇宙制して世界を制す、中国が狙う戦略的高地

 中国が宇宙大国に向けて急速に動いている。先月中旬、都内の科学技術振興機構(JST)で「飛躍的発展段階に入った中国の宇宙開発」と題して講演したJST研究開発戦略センター特任フェローの辻野照久氏は、「2015年の衛星打ち上げ回数は米国20回、ロシア26回、中国19回だったが、昨年は中国が米国と並び22回、ロシアが17回で3位に転落。今年は3月中旬までだと、中国がダントツの30回、米国5回、欧州(EU)・日本3回、インド・ロシア1回」という実態を説明した。 (池永達夫)

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米中関係で中国人研究者講演

 「トランプ新政権と米中関係の行方」をテーマに先月24日、都内の笹川平和財団ビルで中国を代表する米国研究者の王絹思氏と張沱生氏の講演会が開催された。主催したのは笹川平和財団と北京大学国際戦略研究院。張氏は「米中関係は経済関係のなかった米ソ関係とは違う」とし、「軍事的衝突のリスクが高くなるものの戦争状態にまでは至らない」と予測した。これに対し日本側からは「米中は戦略的競争関係に入っていないというが、それは中国の見方であって、周りにはそうは見えず、グローバルな競争関係が生まれつつある」との指摘があった。 (池永達夫・写真も)

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侵略・虐殺の史実に中国の本質

 日本を訪問したチベット亡命政権のロブサン・センゲ主席大臣が、このほど東京グランドホテルで講演した後、記者会見した。センゲ氏は、「チベットを理解すれば、中国の本質が分かる」と強調。独立国家だったチベットに侵攻し併合した中国のやり方を学べば、一国二制度を反故(ほご)にされつつある香港の実情や「一つの中国」論で取り込まれようとしている台湾、さらに南シナ海の軍事拠点化など中国の戦略は鮮明に見えてくると示唆する。(池永達夫)

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南アジアで好評の韓国製冷蔵庫

 韓国サムスン電子はスマホのギャラクシーのバッテリー発火で、ブランド力を落としたが、南アジアの白物家電市場ではなかなか健闘している現実がある。とりわけ停電用バッテリーが付き、鍵の掛かる冷蔵庫とクリケットの結果を画面隅に表示する機能があるテレビが好評を博している。(池永達夫)

 むしろこの白物家電で、足が地に着いていないのが日本メーカーだ。

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