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深川 耕治 rss

ライター一覧

福岡県生まれ。福岡県立小倉高校、筑波大学第一学群人文学類卒。編集局整理部、文化部、政治部を経て香港が中国に返還された1997年から香港支局長。中国各地、香港、マカオ、台湾での現地取材多数。

先鋭化する「南シナ海」問題

 中国の習近平国家主席は20カ国・地域(G20)首脳会合出席のために14日からトルコ入りし、17日からアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のためにフィリピン入りする。中国が南シナ海で人工島造成を進めている問題も取り上げられる見通しで、フィリピンは国際法違反としてオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所での口頭弁論を24日から行い、先鋭化している。(香港・深川耕治)

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台湾総統選 野党候補優位、形勢変わらず

 台湾与党・国民党は17日の臨時党代表大会で来年1月16日の総統選挙公認候補だった洪秀柱立法院副院長の公認を取り消し、新たに朱立倫党主席を公認する異例の事態となった。総統選まで残り3カ月を切り、党内で支持率の高いエース級の朱立倫氏を投入して対中政策などで論戦を挑むが、高支持率を保つ野党・民進党の蔡英文候補や与党票を奪う親民党の宋楚瑜候補との3候補の闘いは蔡氏優勢の流れを変える争点を見いだせないままだ。(香港・深川耕治)

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雨傘運動1年、焦燥感強く

 香港の学生団体ら若年層が選挙制度の民主改革を求めて主要道路を79日間占拠した「雨傘革命運動」開始から9月28日で1年が過ぎた。中国政府の香港への締め付けが強化され、民主派は穏健派と急進派で路線対立し、11月の区議会選挙では親中派が漁夫の利を得てやや優勢。民主派は態勢立て直しを迫られ、天王山となる来秋の立法会(議会70議席)選挙で現有議席を維持できるか、親中派の包囲網に押されかねない情勢だ。(香港・深川耕治)

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どこまで続く中国のキリスト教弾圧

 中国では当局が認めたキリスト教組織信者約2000万人以外に1億人ともみられる地下教会信者が厳しい弾圧にさらされている。特に地下教会信者の多い沿海部の浙江省では数年前から教会の十字架を強制撤去したり、教会を撤廃するなど地下教会の取り締まりが厳しさを増す。習近平中国国家主席の訪米でオバマ大統領と人権問題も主要議題として会談する見通しだけに、ウイグル族のイスラム教、チベット族の仏教の活動を制限する動きも含め、動向が注目される。(香港・深川耕治)

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一国二制度はすでに破綻

二極化する香港 識者インタビュー(10)

香港誌「前哨」編集長 劉達文氏(上)

 香港の現状や台湾の政局について香港月刊政治誌「前哨」の劉達文編集長に聞いた。(聞き手=香港・深川耕治、写真も)

 ――香港が中国に返還されて18周年が過ぎた。中国が台湾を統一する手段として提案された一国二制度を香港に導入し、どれくらい機能しているとみるか。

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“半民主主義”の改革急務

二極化する香港 識者インタビュー(1)

新民党主席・立法会議員 葉劉淑儀氏

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選挙改革案を否決した香港 親中派と民主派の対立激化へ

 2017年の香港行政長官選挙をめぐる普通選挙改革法案の採決が18日、香港立法会(議会=70)で行われ、民主派議員らの反対で否決され、廃案となった。昨秋の「雨傘革命」と呼ばれる民主化デモ以来、選挙改革法案の否決による親中派と民主派の対立はさらに先鋭化しかねず、台湾統一のために一国二制度を導入させたい中国は、来年1月の台湾総統選挙への影響を警戒している。(香港・深川耕治)

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国共トップ会談後の台湾、中台の現状認識で舌戦

 4日、台湾与党・国民党の朱立倫主席が中国共産党の習近平総書記(国家主席)と北京で会談後、台湾では来年1月の総統選に向けて対中関係の現状をめぐり与野党で舌戦が展開されている。与党候補が確定しない中、早くも世論取り込みを狙う与野党の駆け引きが対中政策を争点に激しさを増している。(香港・深川耕治)

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