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  • ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権
  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
  • 中華圏に浸透する同性婚
  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
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  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
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  • 2013/4/18
  • ムスリム同胞団とアラブ モハメド・F・ファラハト氏に聞く
  • 多難な年明けのトルコ
  • EUと難民 UNHCRウィーン事務所報道官に聞く
  • ロシアのシリア内戦介入 アルアハラム財団事務局長に聞く
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  • どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点
  • 蓮舫民進 疑問の船出
  • 新閣僚に聞く
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  • 再改造内閣 始動
  • 安倍政権 新たな挑戦
  • 16参院選 注目区を行く
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  • 憲法改正 ここが焦点
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  • 第3次安倍改造内閣スタート
  • 詳解 集団的自衛権 安保法制案の合憲性
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  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
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  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • 迎撃ミサイル配備 韓国の決断
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  • 米軍再建への課題-元上級将校の提言
  • トランプ政権始動
  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
  • トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月
  • オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」
  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
  • オバマ外交と次期米大統領の課題
  • 2016年米大統領選まで1年
  • 再考 オバマの世界観
  • オバマの対宗教戦争・第1部
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  • 安東 幹
    安東 幹
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    渥美 堅持
    渥美 堅持
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    坂東 忠信
    坂東 忠信
    元警視庁北京語通訳捜査官
    遠藤 哲也
    遠藤 哲也
    元日朝国交正常化交渉日本政府代表
    古川 光輝
    古川 光輝
    保守国際派
    服部 則夫
    服部 則夫
    元ベトナム大使
    細川 珠生
    細川 珠生
    政治評論家
    井上 政典
    井上 政典
    歴史ナビゲーター
    伊勢 雅臣
    伊勢 雅臣
    「国際派日本人養成講座」編集長
    石井 貫太郎
    石井 貫太郎
    国際政治
    宮本 惇夫
    宮本 惇夫
    企業・経営
    宮塚 利雄
    宮塚 利雄
    北朝鮮専門家
    中村 仁
    中村 仁
    元全国紙経済記者
    中澤 孝之
    中澤 孝之
    ロシア問題
    太田 正利
    太田 正利
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    ペマ・ギャルポ
    ペマ・ギャル...
    チベット・中国問題
    佐藤 唯行
    佐藤 唯行
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    石平
    石平
    評論家
    宇佐美 典也
    宇佐美 典也
    エネルギーコンサルタント
    長谷川 良 (ウィーン在住)
    長谷川 良 ...
    コンフィデンシャル
    渡瀬 裕哉
    渡瀬 裕哉
    早稲田大学招聘研究員
    山田 寛
    山田 寛
    元読売新聞アメリカ総局長

    中国は北朝鮮の暴発を阻止できるのか!?

    北朝鮮と江沢民派の深い関係

     「北朝鮮は、旧ソ連と中国の影響力を排除してやってきた国だ」
     4月6、7日の米中首脳会談が終わった後、中国は責任逃れのためのこんな「情報戦」も強めている。ドナルド・トランプ米大統領に厳命され、金正恩朝鮮労働党委員長の「核・ミサイル」による威嚇を阻止しようとのポーズは見せているものの、結論から言えば習主席には北朝鮮の軍事的暴発を阻止する力はない。

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    張 徳江・全国人民代表大会常務委員会委員長

     なぜなら、金王朝(北朝鮮)との関係は、現在のチャイナセブン(中国共産党最高指導部・中央政治局常務委員7人)の序列3位で、「朝鮮エキスパート」である張徳江・全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員長ら、江沢民派が掌握しているからだ。

     江沢民派は別名「上海閥」と呼ばれる。だが、中華人民共和国の建国から間もない頃の江沢民のキャリアは、北朝鮮に隣接する中国北東部・吉林省(省都・長春市)にある。1950年代、江沢民は長春第一汽車製造廠(自動車製造工場)に勤務し、モスクワのスターリン自動車工場で研修を受けた。昇格していく段階で、前出の張徳江をドンとする吉林帮(ジーリンバン)を形成する。吉林省の幹部を、次々と高級幹部候補に抜擢していったのだ。

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    江沢民元国家主席

     張徳江は中国・延辺大学朝鮮語学部で学び、金日成総合大学経済学部にも留学しており、朝鮮語が巧みだ。そして、江沢民が国家主席就任翌年の1990年3月、初の外遊先は「兄弟国」の北朝鮮だった。金正日総書記と会談した際に、張徳江が通訳を務めた。金正日が2006年1月に中国・広東州大学街を視察した際も、当時、広東省委員会書記だった張徳江が同伴し江沢民も随行している。 

     中朝友好協力相互援助条約の締結50周年を記念して、2011年7月、中国から中朝友好協会や中国人民対外友好協会などが訪朝し、金正日と後継者の金正恩と面会した。この時も、親善代表団を引率したのは副首相だった張徳江である。金王朝との2代にわたる緊密な関係を築き、「金(正日)の中国の代理人」の異名まで持っていた張徳江は、現政権で序列3位にまで昇格した。

    習近平主席の韓半島掌握術

     習政権はつまり、「(南北)朝鮮半島の植民地化」を目指して船出した。ただ、習主席は相性が悪い北朝鮮との関係を半ば放棄するかたちで、朴槿恵大統領(当時、現容疑者)率いる韓国の属国化に動いた。2015年9月、北京の天安門広場で行われた、「抗日戦勝70年」の記念式典と軍事パレードで、朴大統領は〝異例の厚遇″を受けた。

     しかし、朴大統領は昨年7月、米軍の最新鋭
    迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備を決めた。すなわち、習主席が主導した朝鮮半島工作は失敗したのだ。

    人民解放軍再編の思惑

     もう1つ注目すべきは、人民解放軍の再編である。中国は昨年2月、7大軍区から5大戦区に再編された。だが、習主席の「5大戦区すべてを北京で管轄したい」という思惑はかなわなかった。逆に、金正日が生前に何度も訪れている張徳江らのテリトリー、中国北東部を管轄する旧瀋陽軍区は「北部戦区」となって拡大増強している。
    Xi_Jinping_2016
     中国国内外の軍事専門家の間では、「瀋陽軍区が金体制を支援してきた」「中国の核開発拠点は成都軍区だが、瀋陽軍区が北朝鮮とともに核開発を進めていた」「食糧もエネルギーも瀋陽軍区や遼寧省の国境町、丹東市周辺の軍産企業から北朝鮮へ流れている」というのが一致した見解だ。

    江沢民派閥排除がもたらしたこと

     習一派はここ数年、朝鮮半島につながる江沢民派の企業摘発と責任者逮捕、東北3省の幹部の首のすげ替えなどに邁進してきた。挙げ句、中国は今、想像を絶する事態に直面している。北朝鮮の弾道ミサイルは、米国や韓国や日本のみならず北京も射程に入れている。中南海への核・ミサイル攻撃や、金正男暗殺事件と同じ猛毒の神経ガスVXなどの生物化学兵器攻撃の危険性が高まっているのだ。

     中国一党独裁政権―。この表看板はメッキのごとく剥げ落ちた。北朝鮮の強硬姿勢の陰で、「習一派と江沢民派との権力闘争」は朝鮮半島の38度線にも匹敵する臨戦態勢といえる。習主席=核心と国内外でいくら喧伝しようが、実のところ〝張りぼて″なのだ。とすれば、習主席は米国へ密かに「命乞い」するしかない。

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