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  • ’14衆院選 注目区を行く
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  • 2015/12/24
  • 反復される北朝鮮の挑発防ぐには

    韓国紙セゲイルボ

    確固たる安保態勢で抑止力強化

    800

    2月14日、北京で会談するケリー米国務長官(左)と習近平中国国家主席(AFP=時事)

     「ひょっとして」と思ったが、「やはり」であった。3年4カ月ぶりに再開された離散家族対面の真っ最中の先月21日、北朝鮮は短距離発射体4発を撃ったのをはじめ、連日、短距離弾道ミサイルを発射している。

     北朝鮮はどうして、挑発を繰り返し、韓国はいつまで北朝鮮の挑発を対策もせずに見ているだけなのだろうか。

     北朝鮮の挑発が繰り返されると、決まって出てくるのは北の核心軍事施設に対する先制打撃論だ。しかし、先制打撃は報復攻撃を招く。首都圏は通常兵器による攻撃に晒(さら)される。軍事的手段を動員できない理由だ。ならば外交で解決していくしかない。

     韓国は冷戦期に敵対国だった中国、ロシアと国交を結ぶことによって、安保脅威をある程度解消したが、北朝鮮は米国、日本との国交正常化に失敗することで、外交的孤立を自ら招来し、深刻な安保脅威に直面した。

     反復される北朝鮮の軍事的挑発はこうした冷戦終息後奇形的に形成された北東アジア安保環境の産物と見ることができるのだ。

     従って、短期的には北朝鮮の挑発に備えなければならないが、中長期的には北東アジア外交秩序の中に、北朝鮮を引き込むための外交的解決法を模索する必要がある。

     北東アジアの安保環境改善努力は北朝鮮の核問題を解決するために行われている6カ国協議ですでに試みられた。2005年の9・19共同声明は韓半島の恒久的平和体制に関する交渉を行うことを確認したし、07年の2・13合意は米朝関係正常化、日朝関係正常化および北東アジア平和・安保体制実現のための実務グループのスタートを約束した。

     交差国交正常化の完成は韓半島緊張緩和のための必須条件で、北東アジアの平和・安保体制は韓半島の恒久的平和体制を構築できるかどうかに懸かっている。核施設検証に対する北朝鮮の非協力で座礁した6カ国協議の再開が必要な理由がここにある。

     いくら遅く始めても遅いことはない。根本的な解決のための外交戦略を模索して行動に移す時だ。中長期的な観点から韓半島緊張解消のために周辺国家と外交的共助体制を確立することに力を注がなければならない。

     ケリー米国務長官が最近、訪中して、6カ国協議再開のための具体的な条件を議論したことが伝えられた。中国の劉振民外交部副部長もやはり米中間の協議内容を北朝鮮に伝達するメッセンジャーの役割をしている。

     6カ国協議を再開するかどうか探索している米中間の接触をただ眺めている時ではない。北朝鮮挑発の被害当事者は韓国である。韓国政府が積極的な外交に出るべきだ。

    (文炳喆〈ムンビョンチョル〉ソウル大社会科学研究院研究員・国際政治学、3月7日付)

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