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    中村 仁
    元全国紙経済記者
    高橋 克明
    高橋 克明
    「ニューヨーク BIZ」CEO 兼 発行人

    本田圭佑の投資は成功するか

     13日夜6時15分からウィーン大学日本語学科のセミナー室でオーストリアのサッカー3部リーグのSVホルン関係者がきてチームの状況やファンとの交流などについてプレゼンテーションする、というメールを貰った。

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    SVホルンのオーナー、本田圭佑選手(本田圭佑オフィシャル・ウエブサイトから)

     その情報を聞いた時、SVホルン(SV Horn)という3部リーグのチームがどうして日本語学科のセミナー室に来るのか、最初は合点がいかなかった。もちろん、SVホルンというサッカーチームの名前は昨年6月前までは知らなかった。当方では家族全員、1部リーグのウィーンの「FKオーストリア・ウィーン」のファンだ。ライバル・チームの「SKラピード」が勝った日など家族全員の気分が悪くなるから大変だ。

     ところで、SVホルンは、セリエAのACミランに所属する本田圭佑選手(29)が昨年6月、買収したオーストリア3部リーグのサッカーチームだ。13日の日本語学科のセミナーにはもちろん本田が来ないことは分かっていた。

     当方は、本田がSVホルンの3部チームを買収したというニュースを聞いた時から考えていたことがあった。「あんなチームを買ってどうするのか」といった素朴な疑問だ。メディアの報道では買収額は5億円だったという。創設は1922年だ。歴史は長い。いずれにしても、サッカー選手の中では個性の強い本田がSVホルンを買収し、オーナーとなったのだから、それなりの理由、ビジョンがあるはずだ。

     そこで13日夜、日本語学科セミナー室まで足を運んだ。当方は一番乗りだった。あとから日本語学科の学生が15人ほど集まってきた。SVホルンからは3人の日本人関係者が来た。ウインターブレーク中の3部リークの次節は3月4日からだ。

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    SVホルンの選手たち、リーグ第16節の試合後(SVホルンのHPから)

     アシスタント・マネージャーの市塚裕大氏がPCを使ってSVホルンチームを学生たちに紹介した。ホルンはニ―ダーエステライヒ州で人口6500人の町だ。そこに4000人収容のサッカー場がある。

     同氏の話によると、今季第1節の観客数は1293人、一時は690人、794人と観客数は低迷したが、第14節では1185人まで回復した。平均観客数は1000人という。

     ファンとの交流を進めるために、チアガールを動員したり、日本食をスタンドで売っている。家族ファンを大切にし、誕生日イベントを開くなど、さまざまなホーム・イベントを実施しているという。

     現在チームには3人の日本人選手がプレイしているが、2015年最終戦には日本人選手はピッチには出なかった。日本人選手の応援のためにウィーンからホルンにきた日本人ファンはがっかりしたという。

     本田の計画では、SVホルンは2015~16年のシーズンで3部優勝を達成し、16~17年シーズンで2部リーグ優勝を目指す。そして17~18年には1部リーグ入りし、トップ4内に入り、19年には晴れて1部リーグで優勝を飾るというのがプランだ。階段を上がるように計画がスムーズに実現するだろうか。希望は第16節を終了した現在、SVホルンはトップを走っていることだ。

     本田はHONDA ESTILO株式会社 を経営し、スポンサーや若い選手のスカウト、育成に意欲を見せている。本田にはフィロソフィーがあると言われる。単に人生哲学ではなく、サッカー・クラブのオーナーとしての哲学だ。
     残念ながらウィーン大日本語学科での1時間あまりのプレゼンテーションでは、本田の哲学を感じるところまでは至らなかった。ただし、15人余りのセミナー参加者に対し、約1時間、チームを紹介してくれたSV関係者の熱意には感謝したい。

     いずれにせよ、SVホルンの試合を一度観戦してみたい。本田の投資と熱情が大きな成果を結ぶか、見守っていきたい。

    (ウィーン在住)

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