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  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
  • ルポ・政権交代の攻防 台湾総統選
  • 二極化する香港 識者インタビュー
  • 香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く
  • 「雨傘革命」下の香港 揺れる一国二制度の行方
  • 揺れる香港 各派リーダーに聞く
  • 香港の普選運動 親中派民間団体代表の見方
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  • 2014/11/06
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  • ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権
  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
  • 中華圏に浸透する同性婚
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  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
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  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
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  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
  • 激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落
  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • 検証 元料理人 藤本氏の再訪朝
  • 韓国総選挙ショック
  • 日韓国交正常化50年 識者に聞く
  • どうする拉致解決 日朝ストックホルム合意1年
  • 日韓国交正常化50年 「嫌韓」「反日」を越えて
  • 張成沢氏失脚 北で何が起きたか
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  • トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月
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  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
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    安東 幹
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    遠藤 哲也
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    古川 光輝
    古川 光輝
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    服部 則夫
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    細川 珠生
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    政治評論家
    井上 政典
    井上 政典
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    伊勢 雅臣
    伊勢 雅臣
    「国際派日本人養成講座」編集長
    石井 貫太郎
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    宮本 惇夫
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    宮塚 利雄
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    北朝鮮専門家
    尾関 通允
    尾関 通允
    経済ジャーナリスト
    中村 仁
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    元全国紙経済記者
    中澤 孝之
    中澤 孝之
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    太田 正利
    太田 正利
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    佐藤 唯行
    佐藤 唯行
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    ウィーン在住
    ウィーン在住
    コンフィデンシャル
    山田 寛
    山田 寛
    元読売新聞アメリカ総局長
    高橋 克明
    高橋 克明
    「ニューヨーク BIZ」CEO 兼 発行人

    一党独裁から“習独裁”を目論む

    河添恵子

     7月末から8月上旬まで、北戴河会議が開かれた。北京から車で約3時間、渤海を望む中国屈指の高級避暑地、北戴河(河北省秦皇島市)において、中国共産党の最高指導部と引退した長老らが重要事項を話し合う非公式の会議のことである。

     北戴河会議の存在が世界で注目されたのは鄧小平時代からだが、政府系メディアが開催の事実やその内容、会期などを報じないことから“密室会議”とされる。そのため、その他の国内外メディアや論客は、党幹部周辺から漏れ伝わる内容や、近年のさまざまな報道や事象を解析しながら報じることになる。

     今夏は、党内人事の調整で熾烈なバトルが繰り広げられたと推測できる。なぜなら来秋の第19回党大会を機に最高指導部メンバー(中央政治局常務委員7人・中央政治局委員18人)が大幅に入れ替わる予定だからだ。これまでの、「七上八下(党大会の開催時に67歳以下は政治局に留任できるが、68歳以上は残留や昇進はできず引退しなければならない)」の慣例が踏襲されれば、中央政治局常務委員(チャイナ7)は習近平国家主席、李克強首相を除く5人が退任となる。

     ただ、胡錦濤時代までの共同指導体制と異なり、「1強」への体制固めに邁進してきた習主席は、今後、中央政治局常務委員会制度(常委制)を廃止し、大統領制への移行を模索しているとされる。今年3月、中国国家行政院の汪玉凱教授が記者会見で、「中国は国家主席制から大統領制へ変えられる」と初めて述べ、7月に同教授が再び、「大統領制に変更する前に、先に常委制を終了する必要がある」と言及している。習一派は、「現行の常委制では、重大事案を討議するのに時間がかかり過ぎている。それでは時代の変化に対応できない」と主張している。

     これに対し、江沢民派の張徳江・常務委員(党内序列3位)は、5月に中央党学校で、「大統領制への移行に反対」との意見を表明した。胡錦濤前国家主席や李克強首相ら共産主義青年団出身(団派)も、大統領制への移行を是が非でも阻止したいはずだ。なぜなら、最高指導部メンバー25人の諮問をなくした独裁体制がこれ以上に強まれば、改革開放を成し遂げた鄧小平が忌み嫌った、毛沢東時代の中国へ回帰するとの危惧を抱いているためだ。

     しかも、北戴河会議では今夏、「隔世後継者選出」が議題にのぼった可能性もある。鄧小平がかつて江沢民の次世代のリーダーとして胡錦濤を指名したように、習主席が「隔世後継者」を指名できることになれば、次世代は習一派に媚びを売ることに終始し、独裁色は強まるだけとなる。

     習政権の主導による「虎もハエも叩く」という腐敗・汚職摘発により、長期にわたり中国を私物化してきた江沢民派の力が弱体化したことは確かだ。だが、一党独裁から“習独裁”への改革を目論む習一派には、今後、江沢民派と団派の結託による熾烈な抵抗が考えられる。

     20世紀前半、狡猾な毛沢東や蒋介石ら指導者は米ソ独日などを味方に引き寄せながら、国共内戦や国共合作を繰り返していった。歴史もまた「繰り返す」。共産党内部はすでに内戦状態にある。

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