■連載一覧
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  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
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  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
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  • 2015/12/24
  • 「江沢民告訴」要求の署名活動拡大

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    法輪功メンバーたちのデモ行進(2015年9月19日、ウィーン市内で撮影)

     当コラム欄で先日、スイスの国会議員ら10人が中国の習近平・国家主席宛てに連署の書簡を送り、法輪功の集団弾圧を命令、執行した江沢民元国家主席の刑事責任を追及するよう求めていると報じたが、ウィーン市でも19日、海外に住む法輪功メンバーたちが江沢民元国家主席を告訴要求するデモ集会が行われた。

     中国共産党政権は国内の気効集団「法輪功」メンバーに対して激しい弾圧を繰り返してきた。法輪功メンバーを監視する機関は通称「610公室」と呼ばれ、旧ソ連邦時代のKGB(国家保安委員会)のような組織だ。江沢民前国家主席が1999年6月10日、共産党員が減少する一方、メンバー数が急増してきた法輪功の台頭を恐れ、法輪功メンバーの取締りを目的として創設した専門機関だ。ちなみに、「610」という数字は6月10日の日付から由来する。
     
     610公室は現存の法体制に縛られない超法的権限を有し、法輪功の根絶を最終目標としている。610公室のメンバーは都市部だけではなく、地方にも送られている。そればかりではなく、海外の中国大使館にも派遣され、西側に亡命した法輪功メンバーの監視に当たっている。中国反体制派活動家たちは「610公室」を中国版ゲシュタポ(秘密国家警察)と呼んでいる。

     このコラムで数回、中国当局が拘束した法輪功メンバーから生きたままで臓器を摘出し、それを業者などを通じて売買していると報じた。2000年から08年の間で法輪功メンバー約6万人が臓器を摘出された後、放り出されて死去したというデータがあるほどだ。

     海外反政府メディア「大紀元」は今月22日、「江氏の刑事告発に向けた署名活動が世界で展開されている。企画した台湾の弁護士団・法輪功人権救済弁護団によると、7月から9月までに台湾、香港、韓国、日本などのアジア諸国で35万人が署名した。弁護団は、署名を国際刑事裁判所や大陸の司法関係当局に送る予定だ」と報じたばかりだ。

     大紀元によると、中国本土でも「江沢民を告訴」と書かれたステッカーが街の電柱や看板に貼られているという。当局の弾圧を恐れない法輪功メンバーや国民が国内でステッカーを張り続けているという。

     習近平国家主席は米国と並ぶ大国建設を夢みて腐心しているが、国内の人権弾圧、宗教者、少数民族への迫害政策が続く限り、中国はいつまでも2等国家の地位に甘んじざるを得ないだろう。

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    【短信】 あす金正哲氏の34歳の誕生日

     北朝鮮の故金正日労働党総書記の次男、金正哲氏は25日、34歳の誕生日を迎える。平壌で身内だけで誕生日祝賀会が開かれるものと見られる。
     正哲氏については、余り知られていない。正哲氏は1981年9月25日、金総書記と高英姫夫人との間に生まれた。
     正哲氏については、①スイスのインターナショナルスクールに偽名で留学していたこと、②06年6月、欧州を訪問し、エリック・クラプトンのコンサートを何度も訪れたことぐらいしか知られていない。
     弟の正恩氏は労働党第一書記に就任し、北朝鮮最高指導者の立場であり、妹の金与正氏は労働党中央委員会副部長の公職に就任し、正恩氏を支えていると言われている。

    (ウィーン在住)

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