■連載一覧
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  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
  • ルポ・政権交代の攻防 台湾総統選
  • 二極化する香港 識者インタビュー
  • 香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く
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  • 南シナ海 強まる中国支配 安保専門家に聞く
  • ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権
  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
  • 中華圏に浸透する同性婚
  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
  • “政熱経熱”の中韓
  • 新QDRと米中軍事バランス
  • 新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭
  • 新グレートゲーム・中国南進の海
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  • 2016/8/17
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  • 新閣僚に聞く
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  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
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  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
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    江崎 孝
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    我那覇 真子
    我那覇 真子
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    星 雅彦
    星 雅彦
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    松谷 秀夫
    松谷 秀夫
    普天間日米友好協会会長
    仲村 覚
    仲村 覚
    沖縄対策本部代表
    仲里 嘉彦
    仲里 嘉彦
    万国津梁機構理事長
    西田 健次郎
    西田 健次郎
    OKINAWA政治大学校
    宮城 能彦
    宮城 能彦
    沖縄大学教授

    沖縄“代理戦”で翁長知事敗北―浦添市長選

    自公推薦の松本氏再選

     沖縄県浦添市長選は12日投開票され、前職の松本哲治氏(49)=無所属、自民、公明推薦=が、新人で前浦添市議の又吉健太郎氏(42)=無所属=を大差で破り、再選した。松本氏を推す安倍政権と、又吉氏を支援する翁長雄志知事の「代理対決」の様相を呈していたが、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設への反対で政権と対立する翁長氏は、就任してから2年間、市長選で連敗しており、求心力の低下は避けられない。

    松本哲治

    勝利に沸く松本哲治氏と支持者

     浦添市長選の争点は、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設とキャンプ・キンザーの移設後の西海岸開発が争点だった公約のあり方も大きな話題になった。

     松本氏は、軍港移設と西海岸開発では「市の将来にとって何が利益になるのか」考え、「市民本位の政策」を貫いた。軍港受け入れをめぐって松本氏は、前回の選挙公約で反対を表明したが、翁長氏と城間幹子那覇市長が移設を認めていることを理由に、容認に転じた。この4年間、公約を変更したことについての説明を何度も丁寧に行い、市民に一定程度、理解された。

     一方、翁長氏の支持母体の「オール沖縄」と維新の支持を受けた又吉氏は、松本氏は軍港移設で「公約違反した」と批判を展開。又吉氏は軍港移設容認の立場でありながら、「市民投票で判断する」と表明した。「市民投票」は、陣営内の軍港推進派と反対派の双方に配慮した「苦肉の策」だったが、保守陣営から「責任放棄」と逆に批判を受ける形になった。

     しかも、翁長氏は普天間飛行場の辺野古移設は「軍事機能強化」と埋め立てによる環境影響を理由に強く反対している一方で、埋め立てを伴う軍港移設を容認しているが、両者の整合性について何一つ説明がない。

     又吉氏は選挙期間中、「オール沖縄」を封印し、政党色を一切出さないよう配慮した。翁長氏は決起大会、打ち上げ演説会など、何度も応援に入った。ところが、革新政党・団体が、辺野古移設反対やオスプレイ配備撤回など、浦添市と直接関係のない政策を持ち込んだこともあり、「浦添の将来像がはっきりしない」(浦添市の50代の女性)などと不満が噴出した。翁長氏の腹心だった副知事の安慶田光男氏が教員人事・採用をめぐる口利き疑惑で辞任したことも、「オール沖縄」陣営の結束に影響した。

     沖縄県の11市長のうち、那覇と名護を除く9市長は保守系で、反知事派だ。1月の宮古島市長選挙に続き制したことで、4月のうるま市長選、来年の知事選に向けて大きく弾みをつけた。

    (那覇支局・豊田 剛)

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