■連載一覧
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  • 南シナ海 強まる中国支配 安保専門家に聞く
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  • 2017/8/06
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  • 2016 世界はどう動く-識者に聞く
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  • 香港・中国返還20年 「一国二制度」の前途
  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
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  • 二極化する香港 識者インタビュー
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  • 「雨傘革命」下の香港 揺れる一国二制度の行方
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  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
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  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
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  • 新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭
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  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
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  • 3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会
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  • 広がれ被災地インバウンド、東日本大震災6年半

    岩手県陸前高田市が通訳案内士育成、散策路の整備なども

    広がれ被災地インバウンド、東日本大震災6年半

    被災した道の駅で、ベトナムやメキシコから訪れた大学生らを英語でガイドするフィリピン出身の菅原マリフェさん(左から2人目)=1日、岩手県陸前高田市

     東日本大震災から11日で6年半となった。被災地で試合の一部が開催されるラグビーの2019年ワールドカップや、20年の東京五輪・パラリンピックを控え、訪日外国人客(インバウンド)の受け入れ拡大に向けた動きが、岩手県などで広がっている。同県陸前高田市が通訳案内士を独自に育成するなど、各地で取り組みが進む。

     「市街地が津波に襲われ、ゼロからのまちづくりが始まっています」。9月1日、陸前高田市にある道の駅の屋上で、フィリピン出身の菅原マリフェさん(52)が、海外から実地調査に訪れた大学生らに英語で語り掛けた。自身も震災の津波で自宅を流されたマリフェさんが「他の人の命を救う前に、まずは自分の命から」と訴えると、学生は真剣なまなざしで聞き入っていた。

     市は国の構造改革特区を活用し、外国人を有償でガイドできる地域限定通訳案内士を育成。今年2月にマリフェさんら4人を認定した。英語や中国語の他、タガログ語やスペイン語にも対応している。

     ガイドを手配する一般社団法人「マルゴト陸前高田」の横沢亜耶さん(31)は「マリフェさんのように被災地で生き続ける人がガイドすることで、市のことをより知ってもらえる」と話す。

     東北運輸局によると、16年に被災3県を訪れた外国人旅行者数は、前年比20%増の37万1000人と、初めて震災前の水準を回復。津波で被災した沿岸部でも増加傾向で、市の担当者は「被災地として世界に知られたことや、外国人ボランティアなど震災後に生まれた交流が増加につながっている」と分析する。

     宮城県気仙沼市では、韓国発祥のトレッキングコース「オルレ」の整備が、来年2月のオープンに向け進んでいる。地域の自然や文化を楽しみながら、設置された水色の矢印に沿って15キロほどのコースを散策する。12年に始まった九州オルレには、韓国人を中心に20万人以上が訪れており、観光復興の切り札となることが期待されている。

     一方、東京電力福島第1原発事故の風評被害が根強い福島県は、韓国人旅行者数の落ち込みが深刻で、16年は事故前のわずか1割だった。県は、比較的風評が少ない台湾やタイに着目。フェイスブック(FB)を新設し、更新を現地企業に委託するなど「現地目線」の取り組みを進めた。県によると、タイ向けFBの「いいね!」数は同国向けの自治体FB間で最多の約11万に上り、観光客数の増加に結び付いているという。

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