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  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
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  • トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月
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  • 香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く
  • 「雨傘革命」下の香港 揺れる一国二制度の行方
  • 揺れる香港 各派リーダーに聞く
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  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
  • 中華圏に浸透する同性婚
  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
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  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
  • “政熱経熱”の中韓
  • 新QDRと米中軍事バランス
  • 新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭
  • 新グレートゲーム・中国南進の海
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  • EUと難民 UNHCRウィーン事務所報道官に聞く
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  • 16参院選 注目区を行く
  • 伊勢志摩サミット
  • 憲法改正 ここが焦点
  • 筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談
  • 第3次安倍改造内閣スタート
  • 詳解 集団的自衛権 安保法制案の合憲性
  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
  • 日米首脳会談 成果と課題
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  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • 迎撃ミサイル配備 韓国の決断
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  • 検証 元料理人 藤本氏の再訪朝
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  • どうする拉致解決 日朝ストックホルム合意1年
  • 日韓国交正常化50年 「嫌韓」「反日」を越えて
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  • JAXA宇宙探査計画
  • 2015/12/24
  • 人質画像、卑劣で残忍なテロを許すな

      中東の過激組織「イスラム国」を名乗るグループの人質となった日本人、後藤健二さんと湯川遥菜さんのうち、湯川さんが殺されたとの情報が行き交っている。

     事実であれば、天人ともに許さざる暴挙だ。世界各国から非難の声が沸き上がっている。人質をすぐに解放すべきだ。

     日本人1人を殺害か

     犯行グループがツイッターに投稿した画像では、後藤さんとみられる男性が首を切断された人物の写真を持っている。添付の音声メッセージの中で、湯川さんが殺害されたと述べた。写真や音声の信憑(しんぴょう)性は明らかでないが、安倍晋三首相は「信憑性は高いと言わざるを得ない」との認識を示している。本当に湯川さんが殺されたのであれば、卑劣で残忍極まりない蛮行であり、到底許すことはできない。

     音声メッセージによると、犯行グループは「もはや金銭を望んではいない」として、身代金2億㌦(約235億円)という従来の要求を取り下げた。その代わりに、ヨルダンで拘束中のイラク人、サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を求めている。

     リシャウィ死刑囚は2005年、ヨルダンの首都アンマンで起きた同時自爆テロで、夫と共に自爆しようとして失敗した。ヨルダン政府を巻き込んで新たな釈放要求を突き付け、日本政府を揺さぶる狙いがあろう。

     彼らに対応する上で最も大切なのは、要求を断固として拒否することだ。ひとたび受け入れれば、要求はますますエスカレートしよう。また、それが「悪しき前例」となるので、国際社会からの非難の的となる。

     「イスラム国」はシリアとイラクにまたがる地域に勢力を拡大している。イスラム教を極端に解釈して住民に押し付ける組織だが、アラブ諸国や欧米の若者をも引きつけてきたのは、現状に対する彼らの不満の「受け皿」としての魅力があるためだろう。

     しかし、安易な気持ちで参加する若者が厳しい規律についていけず、離脱するケースが増えているとも言われている。シリア北部ラッカで逃亡を試みた外国人戦闘員約100人が処刑されたとの報道もある。

     また「イスラム国」の最大の資金源である石油に関しても、昨年9月の段階で日量約8万バレルを闇市場で売却していたが、米軍の空爆で生産や貯蔵施設が破壊され、日量最大1万バレルに低下したとの推計もある。

     一方、「イスラム国」は謎の多い組織であり、不明な点が多い。国際社会が連携して弱体化させるには、情報を収集して徹底的に分析する必要がある。

     また、これまでは人質を殺害した際にむごたらしい動画を公表してきたが、今回は画像と音声にとどまっている。この背景を探ることも求められよう。

     解放にあらゆる努力を

     安倍首相は「後藤さんに危害を加えないよう、直ちに解放するよう、強く要求する」と呼び掛ける声明を出した。

     オバマ米大統領との電話協議では、テロに屈せず早期解放のために協力していくことで一致した。中東諸国との連帯も強化するなど、あらゆる努力を重ねるべきだ。

    (1月26日付社説)

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