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  • 南シナ海 強まる中国支配 安保専門家に聞く
  • ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権
  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
  • 中華圏に浸透する同性婚
  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
  • “政熱経熱”の中韓
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  • 新閣僚に聞く
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  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
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  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
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  • 荒川 英紀
    荒川 英紀
    学習塾経営
    彩島 うた
    彩島 うた
    学生ライター
    ココ浅井
    ココ浅井
    ブラジル在住
    きむむ
    きむむ
    大学院生
    岸元 実春
    岸元 実春
    フリーライター
    松原 広幸
    松原 広幸
    ITコーディネータ
    三石 江里子
    三石 江里子
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    宮崎 林司
    宮崎 林司
    植林NPO理事
    内藤 俊輔
    内藤 俊輔
    元青年海外協力隊
    外舘 孝則
    外舘 孝則
    NPO法人理事長
    高橋 富代
    高橋 富代
    元・下田市議会議員
    吉本 秀一
    吉本 秀一
    日本けん玉協会理事

    なぜ「教育」を進めるとまちづくりが進むのか

     昨今はまちづくりを進めるときに「教育」にフォーカスするケースがあります。文脈はこうです。「人口減少社会の中で、子供たちが帰ってこないと次の担い手がいない。そうすると年配者だけになり、学校も閉鎖されて、町が消滅する。だから教育に力を入れるんだ」と。

     しかし本当にそれだけなのでしょうか。私は教育を進めることがまちづくりになるというのには、まったく違う意味もあるように感じています。

    子供を支える多様なステークスホルダー

     「教育」というとばっくりしているように感じますが、「一人の子供を支えている人は誰か?」を考えると、「親」「学校」「文科省」「教育委員会」「地域の方々」「教育事業を行う民間事業者やNPO」など実に多様な方々が関わって支え合っています。よい「教育」を提供するには、「多様なアクターで一人の子供を支え、提供するものに一貫性がある」という事であると思っています。

     ではこのような教育を提供していくためにどのようにすればいいのでしょうか。

    最高の共育現場を創る!

     私が代表をつとめるNPO法人SETでは、地元の子供向けに、PBL型のキャリア教育事業「高田と僕らの未来開拓プロジェクト」を行っています。プロジェクトはなんでもいいのではなく、「町のためになること」です。
    (詳細はこちら→http://takapro.org/

     こちらは中高生の「誰かの何かのために行動したい」という思いを一緒に形にしていくものです。今までに夏祭りを行ったり、ゆるキャラを作成したりしてきました。また冬にはサンタの企画を行い、高校生が考えたプレゼントを1000世帯分全部手作りして、クリスマス当日に地元中高生と大人の方、外からの大学生で合計100人を集めて一世帯ずつ手渡しで配るようなことも行っています。

    800-1

    大学生と地元の中高生が丁寧に関係を築きながらプロジェクトを行います

     この事業は、今までは「中高生の誰かの何かのために行動するサポートをしていく」ということを行っていましたが、3年間、活動を続けてきたことから、今後は「広田町を最高の共育現場にしよう」という方針にしました。

     そのために必要なことは、子供の教育に関わる人や機関と連携、または増やすことが大切だ考えます。しかし、「子供をどう育てて行くか?」ということは各団体で案外バラバラだったりします。しかし、「子供にとって本当にいいことはどういうことなのか?」を考えると、各機関が意識を合わせ、一貫性のある取り組みを提供していくことだと思います。合意形成とアライアンスが必須です。

     だから、教育は「ゆっくり進む」し、ゆっくりしか進めないのです。しかし、一方で教育について各々ステークスホルダーが話し、PBL型であればあるほど、町のために動く人が結果として増えていくのではと思います。現実に広田町ではそれが起こっています。それは単なる「人口減」への対応ではなく、「町としての未来」の合意形成とそこに向けた行動を促すことになるのです。

    800-2

    地域の中高生と大人の方、外部の大学生みんなで町のために活動する

    地域で、社会で子供を育てる新しい形

     「昔は地域で子供を育てていた。でも今は核家族化が進むし、あまり他の子どものことを怒ると、親が嫌がるので、他の家の子は分からなくなった」という話を聞きます。子どもたちにとっては「自分を支えてくれる人」が減ってしまったのです。私たちは子どもをみんなで育てていこうとしています。それはきっと一昔前の地域で子供を育てるとは少し違う形なのだと思います。

     社会は螺旋階段上に発展すると言われています。螺旋階段とは上から見ると、一周回って同じところに戻ってくるように見えます。しかし横から見ると1段上がっています。つまり教育も昔のように地域で育てる、社会で育てるというふうに今後なって行くと思いますが、過去とは違うのは、きっとITの発達と成熟社会に生きる価値観の変容です。それによって現代版で今までにない形の教育を作り出して行きたいと思っています。

    日本全国の子ども達を支える人を増やしていく

     私たちは関東などの中高生の民泊修学旅行を誘致しています。子どもたちは民泊をすることで“第2の故郷”ができ、“第2のじじばば”ができます。これは実は、「全国の子供たちを支える人」を増やす取り組みなのだろうと思います。

    800-3

    民泊は生徒たちにとっては自分を支えてくれる人が増えることにつながっている

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