■連載一覧
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  • 香港・中国返還20年 「一国二制度」の前途
  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
  • ルポ・政権交代の攻防 台湾総統選
  • 二極化する香港 識者インタビュー
  • 香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く
  • 「雨傘革命」下の香港 揺れる一国二制度の行方
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  • 南シナ海 強まる中国支配 安保専門家に聞く
  • ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権
  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
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  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
  • “政熱経熱”の中韓
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  • 新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭
  • 新グレートゲーム・中国南進の海
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  • ムスリム同胞団とアラブ モハメド・F・ファラハト氏に聞く
  • 多難な年明けのトルコ
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  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • 彩島 うた
    彩島 うた
    学生ライター
    ココ浅井
    ココ浅井
    ブラジル在住
    きむむ
    きむむ
    大学院生
    三井 俊介
    三井 俊介
    陸前高田市議会議員

    お節介が事件にしてしまった福岡の高校生による教師“暴行”

    幼稚な生徒、未熟な教師、おせっかいな他人が招いた大げさな暴行事件

     福岡市東区の私立高1年の男子生徒が、男性講師へ暴行したとして、傷害容疑で逮捕された事件が問題となっています。9月28日の授業中、男子生徒が授業で使う予定のないタブレットで動画を観ていたところ、教師が取り上げ注意したところ、これに生徒が激高し背中を蹴るなどして、背部打撲などの軽傷を負わせたとしています。校内の問題がここまで大きくなる原因となったのは、暴行の動画がインターネット上に投稿されたこと。それを見た人が通報して逮捕という結果になったのでした。最終的にこの生徒は10月2日に釈放され、3日に自主退学したということです。

    暴行の様子が映された動画の拡散

     暴行の動画には、日本史の授業中、教壇に立っている23歳の新任教師の横に生徒が立っており、教師のポケットを探る様子が映っています。その生徒に対して教師は物怖じしている様子はないものの、冗談半分でやっている生徒に対して注意していました。ところが、生徒に背中を2度も蹴られ、突き飛ばされ、襟元を掴まれ、「そういう問題じゃねえよ、ああ!」と声を張り上げました。

     教師は手を上げずに生徒をどう指導すればいいか迷うように、両手で生徒の制服に触り、席の方へ戻すようにすると、生徒はそれ以上、何もせずに席に戻っていきました。動画を撮っている生徒の周りでは笑い声や「お前、ざこっ」という声が響いており、まるでエンターテインメントのように楽しんでいる雰囲気でした。

     これに対してネット上では、暴行した生徒だけでなく、周りで笑っていたクラスメイトに対しても同罪だと非難殺到。動画は教室にいた別の生徒が撮影し、同日中にLINEに投稿して知人らで共有されました。このうち別の高校の生徒がツイッター上に投稿して拡散し、これを見た人から福岡県警に通報があり、逮捕されることになったようです。

     動画の投稿者は「これはひどい」と思い、多くの人に知らせるために投稿したそうです。その投稿に賛同する人が多く、暴行のあった学校が全面的に非難の的となっています。教師も学校側も警察に被害届は出さず、校内で問題の生徒の指導を行うとしていたのですが、騒動が大きくなりすぎて収拾がつかなくなり、結局教育的指導ができないまま生徒は逮捕され、自主退学となってしまいました。

     ニュースでもこの暴行事件が取り上げられていましたが、動画を流さないので事件のあらましだけで聞けば逮捕されても仕方なかったのかもしれないと思っていました。ところが、ネット上にアップされている動画を観て、逮捕は“やり過ぎ”だという考えになりました。

    教師も生徒も反省し、学校での指導を見直してもらいたい

     この生徒は過去に停学処分を下されたことがあり、次に問題を起こしたら退学されることになっていたそうです。今回暴行を受けた教師含め、校内のほとんどの教師がこの生徒の事情を知っていたのでしょう。退学となれば最終学歴が中卒となり、将来を考えるとそう簡単に退学処分がされることはないように思えます。今回の騒動では学校側は退学処分を下すつもりはなく、本人が登校を続けるのであれば引き続き学校で指導をしていく予定でした。しかし、生徒自身が炎上騒動の余波や精神的なショックで登校できず、保護者が学校側に対し、退学を願い出ていました。学校側は「本人と話し合えていないため、保留にしたい」と届け出を預かっていたのですが、本人から「退学願いを受理してほしい」という要望を受け、退学を認めたという経緯がありました。

     また、逮捕された警察署で48時間勾留を受け、検察に送致されたのですが、その時点で検察官は「留置の必要はない」と判断。勾留要件に合致しない部分があることからの判断とみられています。つまり、逮捕されるほどのことではなかったということです。

     生徒が教師に暴行をすることはそれほど珍しくないという声もネット上であがっています。動画を撮影し、それがインターネットに投稿されたことで、校内で収まるはずだった問題が収まりきらず、生徒の将来を狭めてしまうことになったのでした。

     暴行の動画を観ると、教師が手を上げられないことを知って教師にちょっかいを出して、周りに煽られたから蹴ってしまったというように見えます。教師が声を上げて制すると、おとなしく席に戻っていきました。その姿を見ると、逮捕されるほどのことをしたとは思えません。教師も新任とはいえども一喝できるほどの気力があったので、一方的にやられっぱなしになっている被害者という様子ではありませんでした。

     教師の暴力が問題視される現代に、それを逆手に取って教師を小馬鹿にしている生徒達が腹立たしく、情けなくも思えますが、教師が手をあげずに指導できる方法が定着していないことも問題です。今回の騒動を受けて教師の指導のありかたを見直すべきだと思います。

     また、他の生徒達も反省すべき点はきちんと反省してもらいたいものです。動画が拡散され、ネット上で非難されたことで、自分達の行いがどれほど幼稚で、度が過ぎていたかを知ったことでしょう。動画を撮影してLINEで拡散させることの愚かさも学んだことでしょう。自分たちの楽しさしか考えずにクラスメイトを煽って、実際に行動した本人だけが罰を受けた現実を見て、人を陥れたことへの後悔や良心の痛みを感じて欲しいです。

     誰も得をしない最低な結果になってしまった暴行事件ですが、これを受けて国内の全ての学校で、教師の指導方法や、生徒達の倫理観などを改める必要性を感じ、変革させてもらいたいものです。

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