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    高橋 克明
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    米コラムニスト

    香港の大学で言論妨害する中国人留学生の狼藉

    劉暁波死亡を祝福!夫人の軟禁をおめでとう!

     はじめまして。中国人漫画家の孫向文です。日本のマスコミが自社の都合によって報道しないけれど、実は中国や世界で話題になっているニュースを中心に今後、私のコラムでお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

    香港中文大学で「地元学生」と「中国人留学生」の小競合い

     今年の9月、香港にある複数の大学で「香港独立運動」が弾圧される複数の事件が起こりました。最初の事件は香港中文大学。

     9月5日の夜に、大学のキャンバスに「民主壁」と呼ばれる、ビラなどに書いた生徒の声を自由に貼ることができる壁があります。その壁に貼られていた「香港独立」と宣伝するビラが、中国北京から来た女子留学生によって剥がされてしまったのです。実はその中国人留学生の犯行現場が撮影されていて、ネット上にアップされました。香港独立派の地元学生とこの犯人の中国留学生とが激しく口論した末、翌日には大量の中国人留学生による嫌がらせの貼り紙が「香港独立」のビラに上貼りされていました。
    「動画」

    香港中文大学で「地元学生」と「中国人留学生」の小競合い

    香港中文大学で「地元学生」と「中国人留学生」の小競合い
    https://www.youtube.com/watch?v=ULcdW2N0ACs

     この中国人女子留学生の発言は驚かされます。

     「香港は民主主義だろう!?君たちは『香港独立』をアピールするなら、私はビラを剥がす権利もある、それが民主主義だ」と。

     まさに香港の若者に失笑される爆弾発言です。民主主義とは、他人の主張を否定する権利があり、他人の主張の権利を奪う権利がないと言っています。

     しかし、香港独立のビラを剥がす行為は、他人の主張を禁止する独裁政治そのものです。こうした発言は、まさに中国共産党のやり方であり、中国生まれの人々にとっては当たり前のこと。だから自らも同様な手口で香港の言論を弾圧しているのです。

    他大学にも飛び火

     先日、再び香港中文大学の校内で、香港独立派が『香港独立』のビラを壁に貼ったところ、在籍している中国人留学生がそれを剥がしたり、ビラ上に妨害するような下品な紙が貼られたりしました。この背景には、9月6日の夜に口論の動画が中国のサイトにアップされて炎上。すると当日の夜に、中国の共産主義青年団が“有志”を募集し、香港中文大学に在籍している中国人留学生を動員したことと分かりました。その証拠は共産主義青年団の公式微博(ウェイボー:中国版のTwitter)に「5万人集結で香港独立派を包囲しよう」と呼びかけの投稿があったからです。いわゆる「五毛党」と呼ばれる世論操作員で、彼らはもしかしたら中国共産党のバイト料を貰っていたかもしれません。

     実はこの事件、更に他大学にも飛び火しています。その翌週には、香港教育大学など複数の大学構内で中国人留学生の野蛮な行為に抗議、反発して『香港独立』のビラ、垂れ幕が増えました

     すると香港教育大学の中国人留学生は、『香港独立』のビラの上に「劉暁波死亡おめでとうございます。劉霞(未亡人)は共産党に軟禁されることをお祝いします」と揶揄する文章、これをA4サイズ1枚に一文字が印刷された紙を貼りだしたのです。

     ご存知の通り、近年、中国共産党は香港の司法機関をほぼ支配しました、そして今回の事件が警察沙汰までに発展しています。何と警察が大学に入り、すべての「香港独立」のビラと垂れ幕を撤去しました。さらに今後は、香港の大学構内に「香港独立」の宣伝が禁止になってしまったのです。

    香港独立はいけないのか?

     そもそも、中国には「共産党独裁が悪いから、別に中国の領土から香港が独立しなくてもいいのではないか」という中国民主派も存在します。

     しかし、実は香港独立について、劉暁波さんも以前「中国をバラバラにしないと、民主化はできない」という主張を本に書かれてます。つまり「中国の民主化運動が実現するには、チベット、ウィグル、モンゴル、満州国、四川国、広東国、香港国などなど、文化、宗教の違う場所をそれぞれ独立させるステップが必要だ」という主張です。

     従来、中国の「大一統」というアメリカのような連邦国家の民主思想から、最近は中国の分裂派、即ち欧州みたいな小さい国に分裂しようと主張する民主思想の持ち主が増えてく一方です。アメリカのような連邦制度は悪くないのですが、アメリカ人と中国人の民度は雲泥の差があるため、中国大陸では実現できないと私は思います。

     ちなみに「大一統」思想とは紀元前に成立した儒教の経典「春秋公羊伝」の言葉で、天子を頂点としたピラミッド型の支配構造を形作るとともに、支配対象である王朝の領土・領海で完全な支配と継承をめざす二千年の統治思想のことを言います。
     つまり、連邦制度を中国人が導入すると中国共産党の次の「独裁政権」が誕生する可能性が高いのです、未だに中国人の間に「賢明な皇帝様に支配された国が理想」という、あまり時代に相応しくない思想の持ち主が多数派です。

     そして、現在の中国人の民度を嘆く分裂派民主活動家はさらに「過激な」主張がありました。それは中国を民主化する土台として、先に民の思想を再教育しないといけないというもの。一番近道なのは欧米、日本のような民主主義の完成度が高い国が、第一次世界大戦の時のように、中国各地に植民支配しながら、中国人に民主主義の思想に強制教育しないといけないということです。例えばドイツが山東国を統治、日本が広東国、チベット国を統治、イギリスが香港国を統治などなど、この発想の原点は、恐らく香港という植民支配の歴史で実践的に成功しましたからです。
     
    中国共産主義青年団が敵前逃亡!?

     つい9月21日の夜に、中国共産主義青年団(共産党の下部青年組織)はツイッターで、「香港独立」に関するアンケートを立てました。その結果なんと8割超が「香港独立支持」に投票するという茶番劇がありました。すると共産主義青年団は微博(ウェイボー:中国版のTwitter)で「あのアカウントは偽物だ」と慌てて否定し、自分に都合の悪い事態に敵前逃亡してしまいました。

     このようなアンケートを立てて、醜態を晒す共産主義青年団に、もしかしたら中国政府が激怒するかもしれません。

     香港では先日、雨傘革命のリーダー3人が実刑判決が決まった影響かもしれませんが、『香港独立』勢力は今後、さらに増える一方です。

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