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  • 彩島 うた
    彩島 うた
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    ココ浅井
    ココ浅井
    ブラジル在住
    きむむ
    きむむ
    大学院生
    三井 俊介
    三井 俊介
    陸前高田市議会議員

    アセクシャル、まず誰かのために生きてみて

     近年、LGBTや性的マイノリティがクローズアップされ始め、恋愛対象や性別の形が様々あるということが社会全体に認識されるようになりました。男性と女性で愛し合うことだけが普通で正しいということが風化されてきている中、まだあまり知られていない性的マイノリティのタイプがあることを最近知りました。それが、「アセクシャル」。無性愛者とも言われ、男性にも女性にも恋愛感情を持たないタイプの人。性的マイノリティの中でも特に少数派で、理解されないことが多く、苦しみ悩んでいる人もいるようです。

    誰にも理解されないと苦しむアセクシャルの人達

     ある、アセクシャルの女性は、中高生の頃から恋愛に対して苦手意識があり、友人達の間で恋愛の話題になるとスッといなくなったり、恋愛ドラマやラブソングには嫌悪感を抱いたりしていました。高校生の時にネットで調べて、初めて自分がアセクシャルなのだと気づき、大学生の時にLGBTの人達で作るサークルに入りました。

     ところが、アセクシャルだとカミングアウトした際、「運命の相手に出会っていないだけだよ」、「全部のタイプのセクシュアリティの人と試してみたら?」と言われたのです。同じ性的マイノリティとして、ここなら居場所があるのではと思っていたのに、全く理解されず、そこに居場所はないと感じ、すぐに辞めることに。

     LGBTの人達は恋愛対象や自分の性別が「普通」と言われている人達とは異なるため、集まったら同じ性的指向の人達と恋愛の話をして盛り上がります。しかし、アセクシャルの場合は恋愛の話すらできず、“かわいそうな未熟な人だ”と思われているように感じ、世界のどこにも自分の居場所がないように思えるのだそうです。

     また、アセクシャルだと気づかずに長い間辛い思いをしてきた女性もいます。小学生や中学生の時は誰かを好きだという気持ちが理解できず、引っ込み思案な性格だと思っていました。大人になっても恋愛感情は沸いてこず、人として素敵だと思っても付き合いたい、触れたいとは一切思わなかったそうです。自分は世間の常識から外れていると感じ、人と接することが苦手になっていきました。社会人になってから、痴漢の被害を受け、恋愛感情がなく、性的なことを考えたことのない自分が性の対象として見られたということにショックを受け、自傷行為をし、摂食障害になり、自宅に引きこもりながら苦しさを詩や文にする日々を過ごしていました。

     5年前に自分と同じようなアセクシャルという人達がいることを知り、「自分だけがおかしいのではない、他にも同じ人がいる」と思い、自分の存在が認められた気がしたそうです。立ち直り、福祉関係の職に就けたのですが、周りから「あの人が好きなんでしょ」と言われないか、もしかしたら本人に誤解されないかが気になり、自分をどこまで出していいか分からない状態。やっぱり自分のことは誰にも理解されないと思い、カミングアウトはできないのだとか。

     社会の「普通」、「常識」とは違うことで苦しんできたアセクシャルの人達。今でも社会に馴染めず、理解されず、辛い日々を過ごしている人もいるのでしょう。

    まずは自分を受け入れ、他人のために生きてみて

     確かに誰にも理解されず、否定され続けるのは悲しく、辛いことです。しかし、自分が何故人と違うのかということが分かれば、まずは自分で自分を認められるようになれると思います。アセクシャルだったと気づいたり、他にもそういう人がいることを知って安心したりすることで、自分自身を受け入れることができれば苦しみは少しでも和らぐのではないでしょうか。

     他人から理解されないことで傷ついてきた過去は、自分自身でしか癒すことができません。せっかくアセクシャルだと気づき、自分を受け入れられるようになったのに、いつまでも他人から理解されないことを気に病んでいてはもったいない気がします。仕事もできて、生活能力もあるのであれば、人からどう思われるかを考えるよりも、仕事での評価を得たり、恋愛や性を超えて人間として周りの人と上手く付き合うことを考えるべきではないでしょうか。

     LGBT自体、社会の大半の「普通」の人とは違うため、まだまだ受け入れられないことも多くあります。その中でも少数派のアセクシュアは、なおさら受け入れられるのに時間がかかるでしょう。そういう時代だと割り切って強く生きていく方法を模索するしかないと思います。厳しいことを言うようですが、「普通」と違うということはそう簡単に理解されるものではないと肝に銘じて生きていくしかないのです。

     他人から理解されず、自分を偽りながら生きていくことは辛いですし、幸せとは程遠いでしょう。しかし、自分が他人と違うと認識し、それが自分だからありのままの自分を受け入れるとすれば、あとは他人からどう見られようと素の自分で生きていくことが一番いいでしょう。

     それでも他人から理解されたいのであれば、まずは他人を理解してみてほしいです。何故受け入れてくれないのか、理解できないのか、そこを考えてほしいものです。それが分かった上で、他人に理解されるように自分を変えていくか、他人からの理解を求めず、ありのままの自分で生きていくか、死ぬことを考えるほど苦しんでいるのであれば、これからの人生を真剣に考えて生き抜いてほしいです。

     アセクシャルで愛することができないからといって、冷徹無慈悲な人間ではないと上記で挙げた女性は言います。異性として愛することができないとしても、人として他人から認められ、素敵な人だと思われれば、その時点でもう人を愛することができているのです。愛するということは誰かのために一生懸命になってその人のために生きるということ。異性として愛せなくても、人として愛する努力をすれば、他人からの理解を求めなくとも、他人は理解してくれます。自分のために一生懸命になってくれた人が実は恋愛感情を抱けない人だと分かっても、否定することはできません。アセクシャルだから誰にも受け入れられないと思い悩んでいるのであれば、まずは自分自身を認め、受け入れ、周囲の人のために一生懸命生きてみて下さい。アセクシャルだからといって否定する人は周りにいなくなるでしょう。

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