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  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
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    岸元 実春
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    三石 江里子
    三石 江里子
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    宮崎 林司
    宮崎 林司
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    内藤 俊輔
    内藤 俊輔
    元青年海外協力隊
    外舘 孝則
    外舘 孝則
    NPO法人理事長
    高橋 富代
    高橋 富代
    元・下田市議会議員
    吉本 秀一
    吉本 秀一
    日本けん玉協会理事

    そもそも「まちづくり」とは?

     「まちづくり」ということで記事を最近書いていますが、そもそも「まちづくり」って何を創り出しているのでしょうか。今回は「そもそも」に立ち返りたいと思います。

    ひとづくりとまちづくりはプロセスが似ている。

     私は、自身のNPO法人や議員活動(陸前高田市議会議員)を通して常々思うことがあります。それは人が成長(変化)するプロセスと町が成長(変化)するプロセスは実に似通っているということです。共通していることは、人も町も「弱い部分から目を逸らさずに受け入れた時に初めてどうすればよいのか、行動が見える」こと。「小さい妥協の積み重ねが後々変えがたい大きな問題になる」こと。「(自分、町にとって)大切なことを大切にし続ける」こと、等々たくさんあります。

     一方で大きく共通しないことがあります。それは、人が成長(変化)する時に、一番大切なことはその人自身が変わりたい、成長したいという意思があること、覚悟があることです。しかし、町には意思や覚悟、感情がありません。まちづくりにおいて、「町の意思とはなんなのか?」を定義し、創り上げていくことは大切なのだろうと思います。

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    なにげない瞬間から町の意思は創られていくのだろう

    住民参加型の中長期的な総合計画の限界

     そして「町の意思」とは何かについて、先人が出した答えは「住民参加の中長期的な総合計画の策定」だったのだと思います。しかし、それだけでは対応できない事態が起きています。一つは、中長期の未来は大変読みづらい時代になっていることです。変化がものすごい速さで起こっている現代において10年計画などはほとんど機能しません。ましてや10年前には想像できないような技術が今や現れていますし、今ある仕事も10年後にはほとんどなくなり、まったく新しい仕事が主流になると言われているのですから……。

     そしてもう一つの問題は、その策定に多様性が担保されていないことであり、策定の過程と実施に「シビックプライドの醸成」や「チームの作り込み」の視点が抜けていることが原因になっていると思われます。
    (シビックプライドやチームについては過去の記事をごらんください)。

     今、まちづくりには新しい形での「町の意思」を創り出すことが求められています。

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    楽しく町の未来を多くの住民と考えていく

    まちづくりとは「語れるものを増やすこと」

     では、新しい形の「町の意思の創り方」とはどのようなものなのでしょうか。私たちが持っている現在の仮説は、「町民が町のためにやりたいことを、まずやってみる。その上で町の機能として迎え入れる」ことなのだと思います。(前回記事参照)その上で、シビックプライドの醸成やチームという視点は欠かすことはできません。そして「町民が町のためにやりたいことをまずやってみる」ことを続けていくとどうなるのか。それは「町の中に語れるものが増えていく」ことなのだと思います。そこに一貫性を持たせていくことが、エリアアイデンティティ(その地域らしさ)の醸成につながっていくのです。そういう町はきっと、住んでいる人が爽やかな笑顔でこう言うのだと思います。

     「この町には生きる甲斐があるなぁ」と。

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    「町民のやりたい」からスタートした手作り結婚式の様子

     生きるということは決して楽しいことばかりではありませんし、辛いことや悲しいこともあります。だからこそ、幸せをより実感でき、「生きる甲斐」を見出せるのだと思います。

     私たちが考えるまちづくりは「語れる事を増やす事」ですし、そのために「町のためにやりたいことをまずやってみることが出来る」ことなのだろうと思います。

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