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    我那覇 真子
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    星 雅彦
    星 雅彦
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    きむむ
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    岸元 実春
    岸元 実春
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    松谷 秀夫
    松谷 秀夫
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    三井 俊介
    三井 俊介
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    仲村 覚
    仲村 覚
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    仲里 嘉彦
    仲里 嘉彦
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    西田 健次郎
    西田 健次郎
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    豊田 剛
    豊田 剛
    那覇支局長
    宮城 能彦
    宮城 能彦
    沖縄大学教授

    「沖縄ヘイト」を作り出すサヨクたち

     最近、「ヘイトスピーチ」という言葉を見かけることはないだろうか。一部の右派系市民グループによる在日朝鮮人や在日韓国人に対して投げ掛けられた言葉に対する、ある種のレッテル貼りとして使われることが多い。しかし、「ヘイトスピーチ」という言葉を耳にするとき、「ヘイト」はそもそも何を指すのかについて考えた者は少ないだろう。まず、「ヘイト」は英語のスペルで書くと「hate」と表記される。「ジニアース英和大辞典」には「ひどく嫌う」「憎む」と解説されており、名詞で使う場合は「憎悪」「憎しみ」などと説明されている。次に、国会で成立したヘイトスピーチ規制法による「ヘイトスピーチ」の定義を調べてみると、「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」とある。個人的には、我が国にポリティカル・コレクトネスを蔓延させる危険性があるため反対している。

     「ヘイト」や「ヘイトスピーチ」にの定義について前述の通り解説したが、今年に入って新しい「ヘイト」があることを知った。それは、「沖縄ヘイト」である。今年の年頭に東京MXテレビ及びインターネット上で放送された、DHCシアター制作の情報番組「ニュース女子」において、沖縄の反基地活動の実態が取り上げられた。インターネットを普段から利用している者などを中心に、沖縄の反基地活動が違法で暴力的であることは周知の事実となっているが、地上波放送の番組のみから政治などの情報を得ている者にとっては、衝撃的な事実だったに違いない。「平和運動」を自称する活動家たちが、とても平和的とは言えない、まるで共産主義勢力による暴力革命を彷彿とさせる映像であるので、衝撃を受けることは致し方ないだろう。

     この実態を番組が批判的に取り上げたことに対して、沖縄の反基地活動に関与していると思われる勢力から、「沖縄ヘイトだ」と批判されたことにより、「沖縄ヘイト」という言葉が広がってしまった。生粋の沖縄出身である筆者は、視聴者の一人として同番組を視聴したが、「沖縄ヘイト」という印象は受けなかった。むしろ「よく放送してくれた」と拍手を送った。基地周辺などを警備する警察官や沖縄防衛局担当者、周辺住民に対して暴力的手法をもって「抗議とは言えない抗議」をしているのだから、批判されてしかるべきだ。

     我が国は法治国家であるため、正当防衛を除けば暴力的手法に訴えることは違法行為である。違法行為に対して批判的な姿勢を示すことは、政治的思想の左右は関係ない。同番組のように、沖縄で繰り広げられている、テロリズムともいえる暴力的な反基地活動に対しての批判は、果たして「ヘイト」にあたるのだろうか。また、「沖縄ヘイト」は存在するのだろうか。以下、検証していく。

     冒頭に述べたように「ヘイト」には、憎悪や憎しみといった感情が込められていることがわかるし、法的な意味としては「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」とある。しかし、批判というのは言論の自由の保障された民主主義国家では正当な行為であり、「ニュース女子」が沖縄の反基地活動を批判したことは、そもそも「ヘイト」とは言えない。また、法的には「本邦外出身者」に対するものであり、沖縄は日本国の地方自治体であり、かつ沖縄県民は日本国籍を有するため日本国民である。「本邦外」には該当しない。よって、「ニュース女子」はヘイトスピーチを行っていないし、「沖縄ヘイト」なるものは架空のものである。

     百歩譲ったとしよう。仮に「沖縄ヘイト」が存在したとする。しかし、それを作り上げているのは、暴力的な反基地活動を展開している活動家の側ではないだろうか。ステレオタイプの報道が蔓延る昨今、暴力的な手法をもって反基地活動を展開はすれば、それを取り上げた報道をみた一般の人は嫌悪感を抱くに違いない。そこから発展して、沖縄県や同県民に対して嫌悪感を抱くこともあり得る。「hate」を「ひどく嫌う」という意味で解釈するなら、確かに「沖縄ヘイト」にあたる。だが、火のない所に煙は立たぬというように、その原因が暴力的な反基地活動ならば、その活動家たちが原因である。「沖縄ヘイト」を作っているのは、活動家の側ではないだろうか。

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