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  • 彩島 うた
    彩島 うた
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    ココ浅井
    ココ浅井
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    きむむ
    きむむ
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    三井 俊介
    三井 俊介
    陸前高田市議会議員

    高畑母子が受ける“生活破綻”という重たい罰

     8月23日、俳優の高畑裕太容疑者が、強姦致傷容疑で群馬県警に逮捕されたという衝撃的なニュースが報道されました。女優の高畑淳子さんの長男で、NHKの朝ドラでブレイクし、最近ではバラエティーにも多数出演しており、先日の24時間テレビでも番組内のドラマに出演予定で、今が旬な注目度の高い俳優というイメージでした。そんな高畑祐太さんが逮捕されたという突然の報道に、なぜブレイク中の今、こんなことをしてしまったのか、疑問に思わざるを得ませんでした。

    ●憔悴しきった状態で行った64分間の謝罪会見
     高畑容疑者が逮捕されて3日後、母の高畑淳子さんが都内のホテルで大勢の記者とカメラを前に、謝罪会見を開きました。冒頭、「この度は、大変なご迷惑をおかけいたしました。大変なことをしてしまいました。本当に申し訳ありません。心よりお詫び申し上げます」と話した高畑淳子さん。会見に臨む心境について、まずこのように語っていました。

     「被害に遭われた女性の方、息子がお受けしていたお仕事へのキャンセル・撮り直し、どんなに言葉を重ねてもお詫びの言葉が見つからない。昨日やっと15分、本人に会えましたし、前日には弁護士さんにも会えましたので、今お答えできる限りをと思いこの場に立たせてもらいました」

     その後、記者からの質問で、本人の様子について聞かれると、「本人も泣いて『すみません』を繰り返して、かけた言葉も覚えていませんが、『ちゃんと自分のしたことは分かっているよね?』と言ったら、『申し訳ない申し訳ない』しかなかったと記憶しています」と淡々とした口調で答えていました。

    ●子を守りたい母の複雑な心境
     記者からの質問は次から次へと上がり、事件以前に、高畑裕太容疑者に対して「あなたが不祥事を起こすと私も仕事を失う。私から仕事を取らないで」と発言した際の心境についても問われました。高畑淳子さんはその真意について、「私どものように皆様の目に触れる機会が多い人間がいけないことをすると、お互い刺し違えて死ぬぐらいの覚悟でやらなければいけない仕事だと。『仕事を取らないで』というのはイコール『刺し違えて死のうね』というのが合言葉のように、『分かってもらえるなら』というつもりで言った言葉。それが彼にどう響いていたのかは分からない」と話し、親子で芸能界を生きていくことの厳しさを教えていたことが分かりました。

     また、以降の会見の中で、高畑淳子さんの女優としての責任の取り方、母としての想いを伺える場面がありました。高畑淳子さんの出演が予定されている舞台について、制作側に降板を打診するも、「高畑さんが立たないといけないんです。もう1万人のお客さんが切符を買っている」となだめられたと記者たちに話し、「この状態でお芝居をやるのは自信がないですが、舞台に立つことが私の贖罪」として降板はしないと明かしたのです。

     そして、面会時に交わした会話について問われると、「こんなことは不謹慎で言ってはいけないんでしょうが」と前置きした上で、涙ながらに「私はどんなことがあってもお母さんだから」と伝えたと話し、続けて「申し訳ありませんそんなことを言って」と言いながら涙をぬぐう姿に、やっぱり自分だけは息子の味方でありたいという、母として子を想う気持ちと、被害者のことを考えるとそんなことは言ってはいけないという複雑な気持ちにさいなまされている重苦しさが垣間見えました。

    ●心からの反省と謝罪の姿勢を見せてほしい
     高畑淳子さんの気持ちを考えると本当に居たたまれなくなります。いくら成人した息子の犯したことといえども、芸能界で頑張りたいという息子を手助けして、母子一体となって仕事に打ち込んでいたこともあり、母親として世間に謝罪をする義務があると感じていたのでしょう。今後、高畑淳子さんの女優業がどうなるかは分かりませんが、ネットなどでは高畑淳子さんを励まし、応援する声が飛び交っています。このまま女優を続けるのは苦しい面が多いと思いますが、まずは出演予定の舞台を成功させてほしいと思います。いずれまた、さばさばした明るい笑顔、熱いお芝居を見せて欲しいものです。

     とはいえ、母として息子が強姦事件を起こしてしまったことは本当にショッキングなこと。自分の育て方が悪かったのか、防ぐことはできなかったのか、もしかしたら芸能界に入ってプレッシャーを感じていたからなのか、あるいは、天狗になって自分の言うことを聞かなかったことに腹を立てて怪我をさせて強姦してしまったのか。きっと高畑淳子さんもどうしてこんなことになってしまったのか、これまで様々なことを考えたことでしょう。母親として重い責任を感じてしまうのは致し方ないことですが、更に辛いのは女優として舞台やテレビなど、人目につく仕事を続ける義務があるということ。

     息子の高畑祐太容疑者は、謝ることしか言わなかったということですが、本当に心の底から自分の犯した罪の重さを悔いて、多くの人達に多大な迷惑をかけたことを反省してほしいです。初公判は10月になるそうですが、法での裁き以上に、今後の本人の生活が破たんしたことが高畑母子にとって一番重い罰になるように思われます。

     今回の事件が全てを狂わせてしまいました。芸能人だからこそ人生の再スタートが全く見えないほどの大きな罰を与えられた高畑祐太容疑者。自分の愚かさと被害者女性、母の高畑淳子さん、そして周囲の迷惑をかけた人々に対して、深く謝罪し、反省の態度を示すべきではないでしょうか。

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