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    彩島 うた
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    ココ浅井
    ココ浅井
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    三井 俊介
    三井 俊介
    陸前高田市議会議員

    8月15日、平和について考えてみる

     8月15日は終戦記念日(終戦の日)です。昭和20年(1945年)8月15日正午、昭和天皇はラジオを通じ、日本の降伏を国民に伝えました。満州事変から日中戦争、太平洋戦争へと拡大した戦争は15年に及び、政府によると、日本の戦没者は軍人・軍属230万人、民間人80万人。アジア・欧米諸国にも多くの犠牲をもたらしました。政府は昭和38年(1963年)から毎年8月15日に全国戦没者追悼式を催し、昭和57年(1982年)にこの日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と定めました。毎年8月15日には正午にサイレンが鳴り、戦争で亡くなった方々に1分間の黙祷を捧げる日となっています。

     終戦記念日を迎え、改めて戦争や平和について深く考えさせられます。果たして現在の日本は本当に平和だと言えるのでしょうか?

    はだしのゲン、テレビでの資料映像、実体験で知る戦争

     私は平成生まれのため、戦争の時代を直接知っているわけではありませんが、初めて戦争の悲惨さを痛感したのは、小学生の頃読んだマンガ「はだしのゲン」を通してでした。小学生の頃、没頭して学校の図書室にあった「はだしのゲン」を読んだのですが、今でも鮮明にストーリーや絵を思い出せるほどインパクトが強かった作品でした。戦争という大きな渦の中にのまれてしまえば一個人の力では足掻くことができない。現状を嘆く暇もなく、生を追及して生きていくしかない。両親とは死に別れ、大切に思ってきた弟妹も亡くし、一人でも懸命に、誰かに支えられながら生きていくゲンの姿が悲しく切なく思えたのを覚えています。

     戦争の悲劇について何も知らなかった当時、壮絶な印象を植え付けられましたが、マンガだけでは現実味に欠けました。テレビなどで放映される戦争中の映像や、原爆が落とされた映像、焼け野原になって何もない中で立ちすくむ人々の様子をみて、戦争に対する恐怖心を抱くようになりました。そんな時代を祖父母が生き抜いてきた話を聞き、ますます戦争に対して現実味を感じた記憶があります。

    日本で一番平和を望んでおられる方

     戦争をリアルに感じて思うことはやはり平和に生きたいということでした。 今の日本は戦争もなく、「イスラム国」(IS)のような大規模なテロが頻繁に起こるわけでもありません。治安も世界の中ではいいと言われる方です。しかし、本当に平和だと言えるのでしょうか?

     平和は誰もが願っていることですが、日本においては、国民の象徴である天皇陛下が一番平和を願っておられるように感じます。ご自身も戦争の悲惨さや困難を体験され、疎開先で聴かれた玉音放送には声もあげず静かに涙を流されたそうです。 陛下はそれ以来、平和ということを非常に強く願ってこられました。また、日本の平和だけではなく、かつて日本が戦時中に攻めいった国々の平和も、戦争で亡くなった方々を慰霊しながら願ってこられました。 その天皇陛下のお姿を拝見して、平和ということを改めて考えさせられます。

    本当の平和は訪れるのだろうか

     戦争やテロが起きないだけでは本当に平和とは言えないと思います。日本でも殺人や人を傷つける犯罪が日常的に起きています。戦争と同じく、その渦中にのみこまれてしまうと抗うことはできません。本当の意味での平和には日本もなりきれていないと思います。人々が幸福な人生を送り、この世を去るときに悔いのない素晴らしい人生だったと誰もが思える世界、それが本当の平和ではないでしょうか。

     果たしてそのような時が来るのか、それは今生きている私たち次第でしょう。 8月15日、ご先祖様、戦争で亡くなった方々を慰霊しながら、今後の平和について考える日にしていけたらと思います。

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