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    彩島 うた
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    ココ浅井
    ココ浅井
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    三井 俊介
    三井 俊介
    陸前高田市議会議員

    『Pokemon GO』による恐ろしい社会現象

     アメリカなどで7月6日から『Pokemon GO』という現実世界にいるポケモンを探すスマートフォン用ゲームがリリースされました。『Pokemon GO』では、スマホの画面にポケモンのいる方向と距離が表示され、その場所をスマホのカメラを使って撮ると、その中にポケモンが居るという設定になっています。街中のあらゆる所に出現するポケモンを移動しながら探し、見つけたらその場でモンスターボールをぶつけてポケモンを捕まえます。それを繰り返しながらポケモンをどんどん集めていくゲーム。

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     集めたポケモンを使って、街中にある「ジム」という指定場所で、ユーザー同士でバトルをすることもできます。そのため、初対面の人同士がリアルで向き合い、コミュニケーションをとれるという利点もあるそうです。精神医学の専門家は、うつ病などメンタルヘルスの不調の改善に効果があると指摘しています。ゲームをプレイするために外に出て歩き、誰かとやり取りすることが心身ともにいい影響を与えているとのことです。実際にTwitterに、『Pokemon GO』のおかげで外出でき、友達や見知らぬ人とのやり取りが楽になったと喜びの声が上がっています。これがメンタル不調と取り組む第一歩になると精神医学の専門家は語っています。

     このような良い点もある反面、アメリカなどではとんでもない社会現象が起きています。いずれ日本でもリリースされると思うと他人事ではいられない恐ろしさを覚えてしまいます。

    ゲームに夢中で多発する事故

     街中でスマホの画面を見ながら歩かないといけないので、歩きスマホをする人々が急増しています。歩きスマホだけではなく、自転車や車を運転しながら『Pokemon GO』をする人たちもいるそうで、事故が続発し、大きな問題となっています。ニューヨーク州オーバーン市では、ポケモンを探しながら自動車を運転していた男性が事故を起こし、車は大破。男性は病院に搬送されたものの、足を骨折した程度で済んだそうです。また、ペンシルベニア州では、15歳の少女がポケモンを探している最中に車に轢かれたという事故も。ゲームに夢中で、接近してくる車に気づかなかったとか。

     今でも歩きスマホは世界中で危険視されています。日本でも「歩きスマホはやめましょう」とCMや広告などで警告しているにも関わらず、一向に減る気配はありません。『Pokemon GO』が日本でリリースされたら日本でも事故が多発することが予想されます。

     世界中で起こっているこのような事態を受け、各地域の警察当局は「ポケモン注意報」を出しているほどです。事故も大きな問題ですが、あらゆるところにポケモンが出現するため、大学の構内や病院などに『Pokemon GO』のユーザーが押し寄せ、大変な騒ぎになっています。『Pokemon GO』をリリースした任天堂には「なぜここにポケモンを出現させたんだ」という苦情が寄せられているそうです。

    子供時代の「ポケモン好き」が忘れられないからこそやめられない、とまらない

     ポケモンのゲーム自体が全世界的に流行し出した当時、子供だった人たちが今や大人になって社会に出ています。子供のときにはまっていたゲームがスマホゲームになって再流行した今、ゲームをし続けていたいという気持ちに歯止めが利かない大人のユーザーたちも問題になっています。

     例えば、『Pokemon GO』禁止の張り紙が貼られている職場もあるそうです。「会社は、架空のキャラクターを捕まえるためにお給料を支払っている訳ではありません。ゲームは休み時間かお昼休みだけ。さもなくば、職を失ってモンスターがゲットし放題になりますよ」

     という内容のもの。たかがゲームで職を失うほどバカバカしい話はありません。しかし、このような警告をしないといけないほどゲームに夢中で仕事をしない人が多いということでしょう。

     また、カフェの入り口には「金を払わない客は立ち入り禁止」という貼り紙もされています。おそらく、大勢の人々がポケモンを捕まえようとお店にやって来て、何も買わずに帰っていったことがあったのでしょう。その中には大人もいたのかもしれません。かなり迷惑な行為です。迷惑をかけていることが分からないほど熱中するユーザーが多発している現状。まさに自分のことだけに集中する自己中心的な行動です。

     迷惑を蒙っているのはお店や公共機関だけではありません。知らない人が家の前をウロウロして迷惑しているという人もいます。バトルを行えるジムとして自宅が指定されてしまったブーン・シェリダンさん。多くの見知らぬ人が家の周りに集まり始める。夜中になっても家の前に車が止まり、アイドリングをかけたまま行われるバトル。「事情を知らない近所の人に、ドラッグのディーラーなど犯罪者だと思われるのでは」とシェリダンさんは不安に思っているそうです。大変迷惑な行為だとシェリダンさんの立場になって考えれば分かることですが、自分が楽しめればいいユーザーはそのように考えることもしないのでしょう。
     
     日本で『Pokemon GO』がリリースされ、このような人たちが増えるのかと考えただけでゾッとします。ゲームのプレイにさまざまな規制をかけて、アメリカのような状況にならないよう改善させた上で、日本でリリースされて欲しいものです。とはいえ、『Pokemon GO』のゲーム内容がガラッと変わらない限り、歩きスマホは増えることでしょう。任天堂もこのような事態が起こることを多少予想できたはずです。この事態の責任はユーザー個人にももちろんありますが、ゲームを開発した任天堂側にもあると思います。事態を治めるために早めに手を打ってもらいたいものです。

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