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  • 彩島 うた
    彩島 うた
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    ココ浅井
    ココ浅井
    ブラジル在住
    きむむ
    きむむ
    大学院生
    三井 俊介
    三井 俊介
    陸前高田市議会議員

    災害が起きる前に知っておきたい「防災対策」

     熊本県で、14日に震度7を記録した地震が発生しました。その後、16日にも熊本県を震源とする地震があり、熊本市中央区や同県南阿蘇村などで震度6強を記録。大分県別府市や佐賀県で震度6弱~5強を観測し、その後も地震が断続的に発生しました。

     18日現在、14日の地震以降の死者は、計42人、行方不明者は10人と発表されています。負傷者は熊本、大分、福岡、佐賀、宮崎の5県で少なくとも計1000人を超えており、交通網やライフラインが寸断されて孤立した地域もあるほど、被害は甚大なものとなりました。

     440回以上の余震が続くなか、約20万人が避難を余儀なくされています。現地のことを考えると心が休まりません。地震大国と呼ばれる日本。これからもいつこのような大地震が起きるか予想するのは難しいでしょう。いつ自分の身に起きるか分からないのが天災。突然やってきた時に、何も対策をしていなければパニックを起こして正常な判断ができません。そこで、地震が発生した時、慌てず、自分や家族を守れることができる災害対策についてご紹介したいと思います。

    ●地震が発生した時、様々な場所でどう身を守るべきか
     いつどこで発生するか分からない地震ですが、気象庁は「緊急地震速報」によって私たちに危険を知らせてくれています。「緊急地震速報」は、地震の発生直後に震源や地震の規模(マグニチュード)を推定し、各地の振動到達時刻や震度を予測し、可能な限り早く知らせるシステム。震度5以上が予想されたときに発表され、テレビやラジオ、携帯電話、市町村の防災無線などを通じて報知されます。

     「緊急地震速報」で知らせがあってから強い揺れが来るまで、数秒から数十秒のわずかな時間しかありません。そんな時は、慌てずに周りの人にも地震が来ることを伝え、身の安全を確保することが大切です。

     例えば、家の中では、以下のことに気をつけてください。

    • 座布団などで頭を保護し、大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れること。
    • あわてて外へ飛び出さないこと。
    • もし、火事が発生した場合には、可能ならば火の始末、火元から離れている場合は、無理して火元に近づかないようにすること。

     商業施設にいる場合は、以下のことを意識しましょう。

    • 施設の誘導係員の指示に従うこと。
    • 頭を保護し、揺れに備えて身構えること。
    • あわてて出口・階段などに殺到しないこと。
    • ガラス製の陳列棚や吊り下がっている照明などの下から離れるようにすること。

     もし、エレベーターにいる時は、稼働させている状態では、途中で止まってしまう恐れがあるので、最寄りの階で停止させ、速やかにエレベーターから降りるようにしてください。

     街中にいる時は、物が落ちてくることが一番危険です。ブロック塀や自動販売機など倒れてきそうなものから離れること。そして、看板、割れた窓ガラスの破片が落下することがあるので建物の周囲から急いで離れましょう。

     自動車を運転している時に地震が起きた場合は、あわてて行動しないように注意してください。

    • あわててスピードを落とさず、ハザードランプを点灯させながら徐行し、周りの車に注意を促す。
    • 周囲の状況を確認して道路左側に停車させる。
    • エンジンを止め、揺れが収まるまで車内で待ち、揺れが収まったら、ドアをロックせずキーをつけたまま車外に出て、安全な場所へ避難する。

     電車やバスに乗っている時は、まず、つり革、手すりなどにしっかりつかまり、車外に投げ出されないように気を付けましょう。そして、車掌、または誘導員の指示に従って行動してください。

    ●家の中はどのように安全対策をしておくべきか
     阪神・淡路大震災や新潟県中越地震、今回の熊本の大地震でも、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしたりしました。大地震が発生した時には、「家具は必ず倒れるもの」と考えて、防災対策を事前にしておく必要があります。

     それぞれの家具はどのように対策しておくべきか、記載しておきます。

    • タンス
       床側をストッパーなどで固定し、天井側はポール式器具で固定します。ポール式器具は、タンスの奥の方(壁側)で、天井や家具の硬いところに取り付けてください。上下に分かれている家具は連結しておくといいでしょう。
    • 食器棚
       L字型金具やワイヤーなどで壁に固定し、開き戸には地震の揺れで簡単に開かないように留め金を付けます。ガラスにはガラス飛散防止フィルムを張るといいでしょう。
    • 本棚
       L字型金具やワイヤーなどで壁に固定し、重い本は下の段におきましょう。本棚の端の硬い部分にひもやベルトなどを取り付けて、本が飛び出さないようにしておいてください。
    • テレビ
       粘着マットを敷いて転倒を防ぐとともに、機器の裏側をワイヤーなどで壁やテレビボードに固定しましょう。
    • 冷蔵庫
       裏側をワイヤーなどで壁に固定するといいでしょう。
    • 窓ガラス
       強化ガラスに替えたり、飛散防止フィルムを張ったりするといいでしょう。カーテンを閉めておくことでも室内への飛散防止に効果があります。また、割れたガラスが飛散した部屋でも安全に歩けるように、スリッパなどを近くに置いておくと足を守ることができます。

     この他にも注意しておく点はあります。
     寝室や子ども部屋などに家具を置く場合はなるべく背の低い家具にし、転倒防止対策をとりましょう。また、家具が倒れてけがをしたり、出入り口をふさいだりしないように、家具の向きや配置を工夫しましょう。

     家具のほかにも、窓ガラスやペンダント式の照明、テレビ、電子レンジ・オーブンなど、家の中には凶器になるものがたくさんあります。地震の発生時、それぞれの部屋にどのような危険があるのかを考えて、対策をしておきましょう。

     また、手の届くところに、懐中電灯やホイッスルを備えておくのもいいでしょう。懐中電灯は停電による暗闇を歩くときの必需品です。ホイッスルは、建物や家具の下敷きになった場合に救助を求めるためのもので、少しの息でもホイッスル音が出るので、救助する際の生息の目安にもなります。

    ●ライフラインが停止した際や、避難をする際はどうするべきか
    saigai 大災害が発生したときには、電気やガス、水道、通信などのライフラインが止まってしまう可能性があります。熊本の地震でも、電気、ガス、水道のライフラインが止まっている地域が多くあります。

     ライフラインが止まっても自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておくことが大切です。また、自宅が被災した時は、安全な場所に避難し、そこで避難生活を送ることになります。避難所生活に必要なもの(非常用持ち出し品)をリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるように備えておきましょう。

     災害時に備えた「備蓄品の例」としては以下のようなものが挙げられます。

    • 飲料水:1人1日3リットルを目安に、3日分を用意
    • 食品:ご飯(アルファ米など1人5食分を用意)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど、1人最低3日分の食料を備蓄しておきましょう。
    • 下着、衣類
    • トイレットペーパー、ティッシュペーパーなど
    • マッチ、ろうそく
    • カセットコンロ

    ※非常に広い地域に被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間分以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあります。

    ※飲料水とは別に、物を洗ったり、トイレを流したりするための水も必要です。日頃から水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつもはっておくなどの備えをしておきましょう。

     また、「非常持ち出し品の例」には以下のようなものが考えられます。

    • 飲料水
    • 食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど
    • 貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
    • 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
    • ヘルメット、防災ずきん
    • マスク
    • 軍手
    • 懐中電灯
    • 衣類
    • 下着
    • 毛布、タオル
    • 携帯ラジオ、予備電池
    • 使い捨てカイロ
    • ウェットティッシュ
    • 洗面用具

    ※乳児のいる家庭はミルクや紙おむつ、ほ乳びんなども用意しておきましょう。

    ●自分のために、家族のために、周りの人のために必要な「防災」
     災害による被害をできるだけ少なくするためには、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」が重要だと言われています。

     その中で最も基本なことは「自助」。一人ひとりが自分の身の安全を守ることです。特に災害が発生した時は、まず、自分が無事であることが最も重要です。「自助」に取り組むためには、災害に備え、自分の家の安全対策をしておくとともに、家の外において地震や津波などに遭遇したときの、身の安全の守り方を知っておくことが必要です。また、身の安全を確保し、生き延びていくためには、水や食料などの備えをしておくことも大切。

     防災対策には、十分、絶対大丈夫というものはありません。今回紹介した防災対策だけでなく、一人ひとりが、自分の周りにどのような災害の危険が及ぶのかを考え、その被害をできるだけ少なくするために必要な対策を日ごろから行うことが重要なのです。

     自分が助かれば、その分他の人も、家族も助けることができます。自分のためだけではなく、他の人のためにも自分の身を自分で守ることは大切です。普段から防災を意識して備えていきましょう。

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