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    中村 仁
    元全国紙経済記者
    ウィーン在住
    ウィーン在住
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    高橋 克明
    高橋 克明
    「ニューヨーク BIZ」CEO 兼 発行人

    スリランカ門外不出ハーブの類似品が跋扈

     読者にはわかりにくい話かもしれないが、大事な話だけに是非読んで欲しい。

     アジアはスリランカを舞台にした話で、命にかかわる大事な話がこれから展開されていく。スリランカはかつて「セイロン」と呼ばれた国で、1972年、44年前に国名をスリランカに変えた。

    賠償を放棄したスリランカ

    800

    中部高原都市キャンディーの中心

     そのスリランカと日本は、戦後、親しい友好関係がつくられ、互いの出入りや貿易なども活発化されている。その友好の絆(きずな)となったのが、戦後、連合国家51カ国が集まって行われた講和会議でのスリランカ(当時セイロン)代表、ジャヤワルデネ(後の第2代大統領)の演説である。

     「憎しみは何も生み出さない。負けた日本にもう一度チャンスを与えるべき」と敗戦国日本を擁護する演説をし、対日賠償を放棄した話は有名である。

     それが一つのきっかけとなったのか、戦後日本とスリランカとの間には、親密な関係が生まれ、国交も活発化していったことはご存知の通りだ。

    スリランカで盛んな伝承医療

     さて、スリランカには独特の民俗医療ともいうべきものがある。アーユルヴェーダ(伝承医療)と呼ばれているもので、3000年とも4000年ともいう伝統を持つ。

     3年ほど前の資料だが、政府管轄のアーユルヴェーダ―病院が全国に62カ所、診療所208カ所。そして病院では1400人以上の内科医が、年間約2万5000人の患者を診察。診療所も合わせると年間約300万人の患者がこれらで治療を受けているという。

     スリランカでは約2000種の薬草、薬木(ハーブ)が治療に利用されているが、そのうちの約800種が常用され、さらにそのうちの290種類は政府が厳重に管理し、政府の許可なく伐採することはできない。

     そして、その中にはスリランカだけに生息する薬木が約150種あり、72種類は海外輸出禁止品目に指定されている。コタラヒンブツ(学術名=サラシア・レティキュレータ)は、その中でも重要度1位の薬木の座を獲得している。

     いわば日本でいえば“漢方王国”ともいえる座を占めているのがスリランカのアーユルヴェーダ―と言えるだろう。そしてその療法は原則として国内だけに止められ、海外には輸出をしていない。民族的にして閉鎖的な療法を守ってきたのがアーユルヴェーダ―と言えるであろう。

    伝承ハーブが持ち込まれる

     ところが近年、この民族的伝承医療、コタラヒンブツが我が国に持ち込まれ、医療界、あるいは医療関係者の間に様々な波紋を巻き起こしている。

     というのも「サラシア・レティキュレータ」は、糖尿病に優れた治癒力を発揮する。糖尿病患者を多く持つ日本にとっては咽喉から手が出るほど欲しい薬剤ともいえるが、スリランカでは供給量は限定されている。

     そこでいろいろな類似品が跋扈(ばっこ)し、消費者を惑わすことになる。

     例えば「サラシア・オブロンガ」がその代表で、しかも隣国インドで採取される。そして「レテイキュレータ」と同じように、医薬的効果を持った健康食品として利用されている。

     そのために、よくスリランカ産の「サラシア・レテイキュレータ」と混同されるのだが、スリランカでは似て非なるなるものだと主張をしている。

     似た形態をもつが故に、いろいろな問題や誤解を引き起こすことになるのだが、日本の企業の中にも「サラシア・オブロンガ」を薬用植物と見立てて輸入し、たくさんの健康食品を作り出している。

     森下仁丹、塩水港精糖、そして近年、多角経営に力を注ぐ富士フイルムといった具合で、富士フイルムなどは「メタバリア×××」のブランド名で、たくさんの健康食品を市場に送り出している。

    (つづく)

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