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  • 彩島 うた
    彩島 うた
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    ココ浅井
    ココ浅井
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    きむむ
    きむむ
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    三井 俊介
    三井 俊介
    陸前高田市議会議員

    他人から本当の家族になれる、3世代同居の意味

     安倍政権が「一億総活躍社会」の具体的目標に掲げる「希望出生率1・8」に向けた少子化対策の一環として、祖父母から孫までの「3世代同居」に対応する住宅の新築・改修費に国が補助金を出す新制度が始まるようです。すでにそれに関する予算が、2016年度予算案に盛り込まれているのですが、これが適切に使われるかどうか疑問視する声が上がっています。

     新制度の具体的な内容としては、台所、浴室、トイレ、玄関のうち、2種類の設備を2カ所以上設置した新築木造住宅、また、これらの設備を増設した中古住宅を対象に、1件あたり最大150万円を補助するという3世代同居住宅への補助を行うということになっています。3世代が一緒に暮らし、子育てに祖父母の協力を得やすくすることで、子育て支援への公的負担を抑える目的があるようなのですが、疑問視されている点は、補助の要件として3世代家族の同居を義務付けていないということ。

     国土交通省の担当者は、3世代同居を補助の要件にしない理由について、「親と同居し、これから出産を予定する世帯も支援対象に考えている。出産予定まで調べるのは適切ではない」と説明しています。今後生まれてくる子どものために家を建てたり、増設したりする世帯も対象にしているため、3世代が一緒に住んでいるという義務づけをしていない。そういうことですが、そこの義務づけをしないと、高所得者が台所や浴室などが2カ所以上ある豪華な家を建てる場合にも補助金がもらえるということになり、高所得者に税金が流れてしまうのではという批判もあるようです。また、親との同居を望まない人も多いのではないか。この制度を設けたからといって3世代が一緒に暮らす世帯が増えるかどうか、効果に疑問符がつくとの意見もあります。

     果たして新制度によって、親と同居する世帯が増えるのかどうか。確かに気になるところです。新制度が始まる今、3世代同居をどう捉えているのか、同居に対する様々な意見、メリット、デメリットなどについて調べてみました。

    ●若い世代は同居したい? したくない?
     まだ同居をしていない、25歳から39歳の既婚・未婚含む男女25人を対象に行った親との同居についてのアンケート調査から、若い世代が3世代同居についてどういうイメージをもっているのか見てみたいと思います。

     まず、「結婚後すぐなら」「共働きなら」「子供ができたら」「専業主婦(主夫)なら」「親が歳をとったら」と、このように具体的な条件を挙げた上で、「同居したいか」「したくないか」についての質問。これに対して、同居しても良いと思うのは、「親が歳をとったら」がトップ、次に「子供ができたら」「共働きなら」という結果になりました。同居したくないのは、「結婚直後」と「専業主婦(主夫)の場合」。やはり新婚の時期やどちらかが家にいる場合は同居の必要性を感じないようです。ですが、反対に同居をする理由として、子育てというステージで、親の援護を期待している声も多く挙げられていました。子供が生まれても、妻が仕事を続けることを想定している人が多いからなのでしょう。

     今度は、もし同居した場合を想定して、生活が楽になるか、変わらないか、苦労するか、どう思うかについての質問。それに対して、「同居しても変わらない」と思っている人は少なく、総合的には男女問わず「苦労する」と思っている傾向があります。また、男性が「同居したら少しは楽になる」と思っている人が多いのに対し、女性は「楽になる」と思う人は少ないのが対照的だという結果になりました。

     このアンケート調査から、同居をしたら苦労するというイメージはあるものの、若い世代も子育てをする際や、親が歳をとった際など、場合によっては親との同居を考えている人が多いということが分かります。とはいえ、3世代同居をしている家庭は稀だというイメージがある現代。実際のところ、平成26年の厚生労働省の国民生活基礎調査では、核家族世帯が79%に対して、3世代世帯は17.5%。確かに3世代同居は少ない傾向にあります。

    ●同居は苦労ばかりじゃない!
     核家族化が多い現代の中では、親と離れて暮らさなくてはならないために、同居できないという場合もあるでしょうが、親と同居することが苦労になるために同居できないケースもあるのではないでしょうか。その反面、同居をしている世帯には苦労以上の良い点もあるのかもしれません。3世代同居のデメリット、メリットについて皆さんがどう考えているのか、紹介します。

     まずデメリットとしては、「教育や育児に口出しをされること」「生活空間を共有しているので気を遣わないといけないこと」「家庭観での文化の違い」「生活リズムが違う」など、自分が今まで育ってきた環境とは違う上に、相手の両親に気を遣わなくてはならないことが苦労になってしまうのでしょう。

     反対にメリットは、「子供を任せて仕事に出られる」「仕事で遅くなっても夕食の心配をしなくていい」「子育てに息詰まるたびに自分を助けてくれる」など、子育てや家事に関することで助けられる面が多いようです。

     3世代同居の際、子育てでメリットを感じるということは、自分の子どもにとっては祖父母と同居をすることが好ましいということなのかもしれません。同居をする際、家に入る側と、迎える側でお互い気をつけていれば同居に対する苦労は減るのではないでしょうか。
        
     お互いに、「違っていて当たり前だと割り切ること」「無理せず頑張り過ぎない」「嫌なことは早めに小出しで伝え、溜め込まない」「甘えられるところは素直に甘える」「我慢出来ること・出来ないことをはっきりさせる」「言葉にしてしっかり伝える意識を持つ」「気楽に考える」など、あまり気負いすぎないで自然体で生活すること。そうすると、最初は他人から始まりますが、一緒に生活していくことでお互いに家族としての情が芽生え、本当の家族のようになっていけるのではないでしょうか。

     私も義父母と同居をしていますが、やはり最初の頃は他人行儀なところがありました。ですが、主人を生み育ててくれた方々だと思えば、自分の親のように大切にしないといけない。まずは自分が義父母を本当の親のように思い、義父母の子どものようにならないとと思いました。そうすると不思議と家の雰囲気にすんなり溶け込め、義父母に対する情が近くなったように感じたのです。お互いを大切に思い合い、自然体でお互いのために生きられたら、お互いのことを、本当の自分の親、本当の自分の子ども、そのように思える気がします。そうしてこそ、同居をする意味が深まるのではないでしょうか。

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