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  • 揺れる香港 各派リーダーに聞く
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  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
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  • どうする拉致解決 日朝ストックホルム合意1年
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  • 遠藤 哲也
    遠藤 哲也
    元日朝国交正常化交渉日本政府代表
    高永喆
    高永喆
    拓殖大学客員研究員
    宮塚 利雄
    宮塚 利雄
    北朝鮮専門家
    宋大晟
    宋大晟
    元世宗研究所所長
    上田 勇実
    上田 勇実
    韓国北朝鮮問題

    中韓の日本好評価記事の読み方

     反日に血道を上げる中国、韓国のメディアに、しばしば、日本好評価の記事が載る。「モラルが高い」「街が清潔」「礼儀正しい」「正直だ」「落し物が戻ってくる」等々。

     「そんなことが“驚き”なのですか?」とこちらが聞きたくなるほど、日本人にとって“普通”のことが、彼らにとっては驚きなのだそうだ。そして、彼らが「いかに、これまで自国メディアや国家の対日悪宣伝に汚染されていたか」に気付かされる、という。

     実は、これらの記事の狙いは自国政府批判にある。例えば、経済政策などで、日本を持ち上げて、自国政府の悪政を浮き彫りにする、という式だ。こういった回りくどい手法は封建社会が長かったり、独裁が強かった国で発達した知恵である。

     日本の真の姿に気付くのだから悪いことではないが、どうも「褒め殺し」ではないか、との疑念も湧く。捻くれた見方だが、彼らの持つ複雑さを考えれば、裏がないわけがないと思ってしまう。

     とはいえ、彼らが日本を褒めるのには、根拠がないわけではなく、それを裏付ける体験があるからだ。

     かくいう筆者も、先日、スマートフォンを紛失した。ゴルフ場での話だ。前半の7番、8番ホールあたりで、カートのホルダーに入れておいたスマホがないことに気付いた。しかも緩衝用に使用していないグローブに入れて、ホルダーに入れておいた。

     この辺りは「カラスが食べ物を狙う」と注意されていた。確かに、カラスはバッグのチャックを開けてまで、食べ物を持っていく。カートが転覆でもしない限り、ホルダーからスマホが落ちることはないので、ほぼカラスの仕業だ。

     前半が終わって、マスター室に紛失したことを告げた。「カラスですね~」「巣に持って行ってしまうと、出てこないかもしれないですね~」と同情顔で言われた。ともかく、「発見したら、よろしく」と伝えて、レストランに向かった。

     スマホの紛失は厄介である。しかも、月初めに機種変更したばかりの新品だ。それにもまして住所録や各種記録の喪失は痛手である。意気消沈はしたが、紛失からの2ホールをパーで回ったから、同伴プレーヤーには「動揺してない」と同情されなかった。

     食事を終えて、後半に向かおうとしたとき、「〇〇様、これですか?」とマスター室の職員から声を掛けられた。彼女の手には、グローブに入ったままのスマホがあるではないか。「後続のお客様が拾って下さって」という。「もう食堂に行かれました」というので、お礼を言う間もなく、スタートしてしまった。仲間を待たせてでもお礼を言っておくべきだったと後悔した。

     カラスはグローブをつまみ上げたが、意外に重く、食べ物でもなさそうなので、すぐにあきらめて落としたのだろうと推測した。プレーヤーの目につくところにあったことが幸いした。

     なによりも幸いだったことは、落し物を拾って届けてくれる人がいたことだ。しかも、一見するとグローブが落ちていたはずで、それは普通にありがちなことだ。中味がスマホだったので、「これは大変」と驚いたのだろうが、たとえグローブだけだったとしても、丁寧に届けてくれただろう。気付きながら放置することは、日本人にとっては気持ちの悪いことなのだ。

     「地下鉄で財布を落としたが、中身と一緒に届けられていた」「公園のベンチにスマホを忘れたが、気付いて戻ってみたら、そのままスマホが置かれてあった」というような体験をした外国人がネットで紹介される。こんな記事ばかりがまとめてあると、「日本褒め殺し」の意図でもあるのではと邪推してしまう。

     しかし、実際に、同じような体験をしてみると、やはり日本人は正直で誠実であると実感する。日本では「それが当たり前」と思いつつも、「世界では例のない誠実な国」であると誇ってもいいような気もする。中国、韓国の日本評価記事は素直に読んでもいいかもしれない。

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