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  • 彩島 うた
    彩島 うた
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    ココ浅井
    ココ浅井
    ブラジル在住
    きむむ
    きむむ
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    三井 俊介
    三井 俊介
    陸前高田市議会議員

    ビール瓶は使ったのか? 疑問だらけの日馬富士の暴行問題

     日馬富士関が貴ノ岩関へ暴行をしたニュースが連日報道されています。事が起きたのは10月25日、鳥取市内の飲食店でのことでした。横綱白鵬が貴ノ岩の言動を叱っていたところ、貴ノ岩はテーブルの下でスマートフォンを操作していました。これを見た日馬富士が「お前、大横綱が話してる時に何してんだ」と頭を叩いたのですが、反抗的な態度をとったため、さらなる暴行につながったということが事件のあらましだということが分かってきました。

    ●傲慢な貴ノ岩へ制裁を下した日馬富士

     この暴行問題は、現在場所中ということで当初はあまり情報が公開されず、貴ノ岩に説教をしていたところ、態度が悪かったため、日馬富士がビール瓶で貴ノ岩を殴ったということだけが大々的に公にされていました。週末になってようやく状況が徐々に明らかになってきました。

     暴行問題はその約1カ月前に起きた錦糸町での貴ノ岩のトラブルが根底にあったのです。鳥取県警の捜査関係者らの話を総合すると、暴行に至るきっかけや動機が分かってきました。9月下旬、貴ノ岩は錦糸町のバーで、酒に酔いながらモンゴル出身の若い衆を説教していました。声を荒らげるなどヒートアップしたため、同席していたモンゴル出身の元幕内、元十両の先輩力士(いずれも現在は引退)らが、「他にお客さんもいる。力士が大声出したら怖がられるからやめなさい」となだめようとしたのですが、貴ノ岩はおさまらず。モンゴルから来日した白鵬の友人もいる中、「俺は白鵬に勝った」と言い、先輩力士に対して、「あなたたちの時代は終わった」、「これからは俺たちの時代」などと声を上げて口論になったのでした。白鵬の友人は、白鵬を否定されたように感じて気を悪くし、後日、同席者によって白鵬に事情が伝わりました。

     そして10月25日の夜、鳥取のちゃんこ店でモンゴルの同郷力士達が集まりました。その場には、日馬富士、貴ノ岩のほかに横綱の白鵬、鶴竜、関脇・照ノ富士らモンゴル出身の力士が多数参加していました。ちゃんこ店での1次会の後、力士ら一行は2次会へ向かい、そこで白鵬が9月下の貴ノ岩と先輩力士のトラブルのことを話題に出し、貴ノ岩の態度を叱って先輩力士への口の利き方などを改めるように言い聞かせました。しかし、貴ノ岩は話の最中にスマートフォンを操作し、それに日馬富士が頭を叩き、暴行にまで至ったということです。
     
    ●酒の席での説教は何の解決にもならない

     暴行に至るまでの全容は明らかになったものの、不明な点がいくつか残っています。一部の関係者は日馬富士がビール瓶で殴ったとしていますが、日馬富士自身は鳥取県警に素手で殴ったと話しています。止めに入った照ノ富士や白鵬もビール瓶は使っていないと説明しています。また、貴ノ岩の診断書が、相撲協会に提出したものと、鳥取県警に提出したもので内容が異なるということが分かっています。協会に対する診断書には頭部骨折などで全治2週間とあるのですが、別の病院が暴行直後に作成したとみられる県警への診断書には骨折の記載はありませんでした。どちらが正しいのか定かではなく、貴ノ岩の休場に疑問が残ります。そして、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方が鳥取県警に被害届を提出しながら、日本相撲協会からの聴取の際に説明をしなかったのかということについても謎です。

     不明な点はこれから明らかになってもらいたいものですが、暴力を振るったとして、日馬富士だけを重く罰することはして欲しくないと思います。貴ノ岩の先輩力士への態度、横綱白鵬への態度は改めるべきものです。ましてや上下関係の厳しい相撲界で先輩や横綱に対して礼儀がなっていないことに対しては先輩力士や親方がきちんと指導すべきでしょう。日馬富士もけがを負わせるほど殴ったのはやり過ぎで、指導の域を超えた暴行だと捉えられても致し方ないことです。

     暴行問題のきっかけとなった貴ノ岩の錦糸町でのトラブルに関わっていたのは白鵬だったので、日馬富士は手を出す必要はなかったはずです。しかし、酒の席ということもあり、目に余った貴ノ岩の態度に普段以上に怒りが増してやり過ぎてしまったのでしょう。先輩への礼儀がなっていない貴ノ岩の態度にも問題はありますが、酒の席で説教をした白鵬、殴ってしまった日馬富士にも先輩力士としての責任はあると思います。先輩、後輩の関係性をしっかりと築いて互いに向き合うためにも、酒が入った状態で説教をするべきではありません。素面で白鵬が貴ノ岩に指導をしていたのであれば、貴ノ岩の態度も違ったものになったかもしれません。日馬富士も暴行に至らなかったかもしれません。日馬富士からの暴行では、貴ノ岩の後輩としての態度は改められないでしょう。「あなたたちの時代は終わった、これからは俺たちの時代だ」と言うのであれば、力士らしく土俵の上で力の差を見せつけないと説教や暴力で簡単に態度が改められることはないのではないでしょうか。暴行問題をどう片付けるのか、日馬富士への処罰はどうなるのか、相撲協会には公正な判断をしてもらいたいです。

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