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  • 香港・中国返還20年 「一国二制度」の前途
  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
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  • 二極化する香港 識者インタビュー
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  • 揺れる香港 各派リーダーに聞く
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  • 中華圏に浸透する同性婚
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  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
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  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
  • “政熱経熱”の中韓
  • 新QDRと米中軍事バランス
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  • どう見る金正恩体制 日韓専門家対談
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  • 3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会
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  • 待ったなし地球温暖化対策
  • 環境先進国フランスの挑戦
  • 迫る気候変動の脅威 どうする大災害への備え
  • 2016/1/02
  • 2015/10/07
  • 2015/9/21
  • 「情報戦争」時代と米国
  • 米軍再建への課題-元上級将校の提言
  • トランプ政権始動
  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
  • トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月
  • オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」
  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
  • オバマ外交と次期米大統領の課題
  • 2016年米大統領選まで1年
  • 再考 オバマの世界観
  • オバマの対宗教戦争・第1部
  • オバマの対宗教戦争・第2部
  • 2017/4/03
  • 2017/2/28
  • 2017/1/22
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  • JAXA宇宙探査計画
  • 2015/12/24
  • 上昇気流 rss

    2011年の東日本大震災の際、世界で最も多くの…

     2011年の東日本大震災の際、世界で最も多くの義捐金を寄せたことなどをきっかけに、台湾と日本は国や民間レベルで友好関係が深まっている。日台双方の旅行者も増加している。一方、福島第1原発事故を受けて今も台湾は福島県やその周辺の県の農林水産物の輸入を規制している。

     日本とかつてない友好関係にある台湾でも、やはり食品の安全については慎重にならざるを得ない。まして放射能に関わることだとなおさらのようだ。風評被害払拭(ふっしょく)の難しさを思い知らされる。

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    「全く、どんな事でも起り得るのだ」と虎に…

     「全く、どんな事でも起り得るのだ」と虎に変身してしまった男は、無念さをかみしめながら再会した旧友に向かって言う。中島敦の名作「山月記」(昭和17年)の中の言葉だ。

     人間が虎になることはないが、「どんな事でも起り得る」のは、人間世界の真実だ。その点で「教養こそは、(略)前例のない出来事が起こったときに、ものごとを決めるのに唯一、参考になるものです」(橋爪大三郎著『正しい本の読み方』講談社現代新書)という言葉には、納得するところが多い。

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    ステージでライブが行われていた。東京都…

     ステージでライブが行われていた。東京都青ヶ島村に伝わる島唄と太鼓の演奏で、唄は横手ありささん、太鼓が荒井智史(さとし)さんと荒井康太さんによる演奏。この還住太鼓は郷土芸能で、島の歴史が刻まれている。

     2人で叩(たた)く古い太鼓が静かに波のようにリズムを刻み、だんだん強くなっていく。そこに唄がアドリブのように入り、静かに島を歌う。昔の人々の素朴な生活を今に伝えているかのようだ。

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    ファミリーマートが「忖度御膳」なる弁当を…

     ファミリーマートが「忖度(そんたく)御膳」なる弁当を、12月1日に80万個限定で販売するという。今年の流行語となった「忖度」にちなんだ和風弁当らしい。キンメダイ、ノドグロなど、少し高級な食材を用い、コンビニ弁当ではやや高めの798円。お品書きには「この案件、うまくいくとめでたいです」などと書かれている。

     忖度という言葉は、日常会話で普通に使われるものではない。それが、森友学園問題で籠池泰典前理事長が、国有地の値下げについて官僚の忖度があったと思うと述べたことで、にわかに流行語になってしまった。

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    安倍晋三首相の所信表明演説について、翌18日…

     安倍晋三首相の所信表明演説について、翌18日の各紙社説(主張)を読み比べると面白い。それぞれに色やゆがみが出ているからだ。ゆがみの際立つのは言うまでもなく朝日である。

     真っ当な批判とはやや違う、依然として倒閣のプロパガンダ紙のような主張を展開する。他紙は主に首相が演説した「北朝鮮への対応」と「少子高齢化の克服」の二本柱について論じた。

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    熊本県に寄せられたアルコール依存症に関する…

     熊本県に寄せられたアルコール依存症に関する電話相談が2016年度に149件に上り、15年度の約2・6倍に急増した。昨年4月の熊本地震に伴う被災ストレスの影響とみられる。

     アルコール依存症になってしまうと家族の悩みは大きい。患者本人は自分が依存症であることを認めたがらず、病院に連れて行くのも難しいため、治療もままならない。

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    「ぬきん出て夕焼けてゐる大根かな」(中田…

     「ぬきん出て夕焼けてゐる大根かな」(中田みづほ)。秋の野菜のうちで、よくお目にかかるのがダイコン。煮ておでんにしても、漬物にしてもいい。そのままかじってもやや苦い風味が舌に刺激的である。

     この庶民的なダイコンは、はるか昔から日本人に食べられていたようだ。稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』には「古名は『おほね』といい、春の七草では『すずしろ』といわれる。練馬大根、三浦大根のような長いものから聖護院大根のように丸いもの、桜島大根のような非常に大きいものまでいろいろある」とある。

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    国土の約7割を森林で覆われる日本。この…

     国土の約7割を森林で覆われる日本。この割合は、先進国ではフィンランド、スウェーデンに次ぎ3番目という。その森林の荒廃が叫ばれて久しいが、政府・与党はようやく「森林環境税」の導入に本腰を入れ出した。

     森林は木材の供給だけでなく、二酸化炭素の吸収や治水などの役割を果たしている。「森林環境税」と命名される所以だろう。

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    トランプ米大統領の長女で大統領補佐官でも…

     トランプ米大統領の長女で大統領補佐官でもあるイバンカさん。トランプ氏の前に日本を訪れて話題を呼んだ。このイバンカさんの名前は「イヴァンカ」と表記する場合もある。どちらが正解というものではないが、気にならないこともない。

     そういえば、昔はヴァイオリンという表記が多かった。だが、『広辞苑』を見ると「バイオリン」が項目となっていて、「ヴァイオリン」で引くと「バイオリンを見るように」との指示が出る。となると「ヴァ」は「バ」というシンプルな表記に変わっていくのか?とも思われる。

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    「男性よりも女性の方が長生きするのは、…

     「男性よりも女性の方が長生きするのは、メンテナンスをよくするからです。男性は生きているままですから、手入れがよくない」。建築家、安藤忠雄さんの言葉だ。しみじみ実感がこもっている。

     現在、国立新美術館で「安藤忠雄展」が開催中だが、展示の依頼があった時、やるべきかどうか迷ったという。がんで胆嚢(たんのう)、胆管、十二指腸、膵臓(すいぞう)、脾臓(ひぞう)をみんな取って体調も悪かったからだ。

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    第33回京都賞受賞者の一人で、植物生理学者…

     第33回京都賞受賞者の一人で、植物生理学者のグレアム・ファーカー・オーストラリア国立大特別教授(69)が、授賞式の記者会見で地球温暖化対策について「経済と環境、社会が収斂(しゅうれん)して同じ方向に向かわないと良くならない」とその困難さを指摘した。

     自然現象を扱う学者が、このような大舞台で「価値」の問題に言及するのは、なかなか勇気の要ることで、ファーカー氏の言葉を重く見たい。科学的研究と社会的価値実現を結び付けるために科学者が果たすべき役割は小さくない。

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    海のもの山のものと鍋ものに熱燗(あつかん)…

     海のもの山のものと鍋ものに熱燗(あつかん)がうれしい季節である。酒を称(たた)えた言葉に<酒は百薬の長>ということわざがある。だが、吉田兼好は「百薬の長とはいへど、よろづの病はさけよりこそ」(徒然草)と戒めている。

     <薬と毒は紙一重>とも言うように、薬より勝るという酒も、薬のように飲みかた(分量)が過ぎると毒ともなることに注意すべきだ。酒は適量たしなむのはいいが、同じ嗜好(しこう)物でも、たばこの方は害毒一色で旗色がすこぶる悪い。

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    「盛り塩の冬めく三和土濡れてをり」(下田実花…

     「盛り塩の冬めく三和土濡れてをり」(下田実花)。「盛り塩」は、玄関先などで両側に三角錐(すい)や円錐形に盛った塩のことを言う。縁起担ぎや厄除(よ)けなどの風習からきている。時々、商店の入り口でも見掛けることがある。

     「三和土」の方は、ちょっと今の若い人は読めないかもしれないが、「たたき」と読み、土またはコンクリートでできた土間の床を指す。土間自体、都会ではあまり見掛けなくなった。盛り塩をして冬を迎える日本人の伝統文化には、それなりの由来と意味を持っていたが、今では忘れられつつある一つと言っていい。

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    神奈川県・座間市のアパートで男女9人の遺体…

     神奈川県・座間市のアパートで男女9人の遺体が発見された事件の被害者の身元が特定された。男性1人を含み、みな十代後半から二十代の若い人たちである。写真を見ると改めて、人生これからという被害者たちの命を奪った容疑者への憤りが沸いてくる。

     容疑者は自殺志願者のツイッターを見て接近し、犯行に及んだ。にもかかわらず事件後もツィッターには、自殺志願者の書き込みが後を絶たないという。インターネット交流サイト(SNS)上の自殺志願者の書き込みは、救済の糸口となる面もあるが、今回は最悪の結果となった。

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    2014年のきょう早朝、俳優の高倉健が亡くなった…

     2014年のきょう早朝、俳優の高倉健が亡くなった。事務所の発表によれば、死因は悪性リンパ腫。享年83だった。今年夏、森功著『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』(講談社)が刊行された。生涯で205本の映画に出演。俳優としての業績は、死の前年に文化勲章を受章したことが全てを物語る。

     興味深いのは、その個性だ。極端な秘密主義だった。このため、外国で死んだとか同性愛だったとか、事実無根の噂(うわさ)を立てられる結果となった。母親思いの一面があるのとともに、難しい男だったとも言われる。女性嫌いとされていたが、実際は逆だったとの証言もこの本には紹介されている。

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    「企業の社会的責任(CSR)」という考え方…

     「企業の社会的責任(CSR)」という考え方がある。短期的な利益追求だけを目的とするのではなく、社会の一員として責任を果たし、企業と社会双方の発展を目指して事業を継続していくべきだとするものだ。

     今、社会は高齢化が進み、CSR事業の一つとして福祉や医療・介護の分野に進出する企業も少なくない。それぞれの得意分野で、この問題にさらにアプローチし、社会貢献してほしい。

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    2泊3日にわたる日本訪問を無事終え、トランプ…

     2泊3日にわたる日本訪問を無事終え、トランプ米大統領は、次の訪問国、韓国に滞在中だ。日曜日のゴルフ外交に始まり、6日のワーキングランチ、それに続く日米首脳会談など、忙しい日程をこなした両首脳だったが、今回の初訪問は大きな成功を収めたと言っていいだろう。

     好天に恵まれたのも幸いした。特に5日のゴルフ会談は、天気が良くなければプレーするので精一杯に終わった可能性もある。そういう点でも安倍晋三首相は強運の持ち主と言えよう。

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    「危険運転致死傷罪で起訴されて良かったです…

     「危険運転致死傷罪で起訴されて良かったです。悪いことをしたのに、なぜ軽い罪になってしまうのか、重い罪で処罰してもらいたいとずっと思っていました」。事故で両親を失った小学6年の次女が弁護士を通じて出したコメントが何ともいじらしい。

     神奈川県の東名高速道路で6月、乗用車に追い越し車線で進行を塞がれて停止したワゴン車が大型トラックに追突され、2人の娘の目の前で夫婦が死亡した事故に身につまされた人も少なくなかろう。

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    宇宙に大量に存在するとされる正体不明の粒子…

     宇宙に大量に存在するとされる正体不明の粒子「暗黒物質」の世界初の観測を目指す東大宇宙線研究所などのプロジェクトで、2013年から始まった「XMASS(エックスマス)実験」が来年末で終了することになった。

     暗黒物質はまだ発見されておらず、約30億円の大型装置への改修計画を政府に申請していたが、予算が認められなかったためだ。国立大学法人や関係機関の運営は国からの交付金に多くを依存しているため、断念はやむを得ず、というわけだ。

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    「肌さむし竹切山のうす紅葉」(凡兆)…

     「肌さむし竹切山のうす紅葉」(凡兆)。もうすぐ紅葉の見ごろを迎える。紅葉というと、鮮やかな赤や黄色などを思い浮かべる。だが、一夜でそうなるわけではない。色合いが薄い段階から徐々に濃くなっていく。そして、燃えるような色合いとなるのである。

     俳句には「薄紅葉」という季語がある。稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』には「紅葉し始めてなお薄いのをいう。やがて真紅に染まる色を予想させながら、薄く色づいた紅葉にはそれなりの風情がある」とある。

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    「クレオパトラの鼻が曲っていたとすれば…

     「クレオパトラの鼻が曲っていたとすれば、世界の歴史はその為に一変していたかも知れないとは名高いパスカルの警句である。しかし恋人と云うものは滅多に実相を見るものではない。いや、我々の自己欺瞞(ぎまん)は一たび恋愛に陥ったが最後、最も完全に行われるのである」。

     芥川龍之介の「侏儒の言葉」の中の「鼻」の冒頭である。結びの部分も引用すると「つまり二千余年の歴史は眇(びょう)たる―クレオパトラの鼻の如何に依(よ)ったのではない。寧(むし)ろ地上に遍満した我々の愚昧(ぐまい)に依ったのである。哂(わら)うべき、――しかし荘厳な我々の愚昧に依ったのである」。

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    「歴史小説家や脚本家は、古文書は読めなくても…

     「歴史小説家や脚本家は、古文書は読めなくても、たいてい、情報検索は巧(うま)い。そのせいか、どの歴史小説を読んでも、情報が金太郎飴のように似ている」と、歴史学者の磯田(いそだ)道史(みちふみ)氏が指摘している(『日本史の内幕』中公新書)。

     面白い歴史小説が少なくなった理由の一つが、作家や脚本家が同じ文献しか読んでいないためというのは十分あり得る。

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    「朝鮮通信使に関する記録」が国連教育科学…

     「朝鮮通信使に関する記録」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された。17~19世紀に江戸幕府の招きで韓半島から日本へ派遣された外交使節団に関する資料である。

     派遣は12回に及び、資料には外交文書や旅程の記録、通信使と日本人がやりとりした詩や書画もある。韓国の民間団体とNPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会(縁地連、長崎県対馬市)が共同で登録を目指してきた。

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