■連載一覧
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  • 香港・中国返還20年 「一国二制度」の前途
  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
  • ルポ・政権交代の攻防 台湾総統選
  • 二極化する香港 識者インタビュー
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  • 「雨傘革命」下の香港 揺れる一国二制度の行方
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  • 香港の普選運動 親中派民間団体代表の見方
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  • 南シナ海 強まる中国支配 安保専門家に聞く
  • ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権
  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
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  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
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  • 新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭
  • 新グレートゲーム・中国南進の海
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  • 多難な年明けのトルコ
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  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
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  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
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  • 再考 オバマの世界観
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  • JAXA宇宙探査計画
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  • 安東 幹
    安東 幹
    共産党問題
    坂東 忠信
    坂東 忠信
    元警視庁北京語通訳捜査官
    古川 光輝
    古川 光輝
    保守国際派
    細川 珠生
    細川 珠生
    政治評論家
    井上 政典
    井上 政典
    歴史ナビゲーター
    伊勢 雅臣
    伊勢 雅臣
    「国際派日本人養成講座」編集長
    河添 恵子
    河添 恵子
    ノンフィクション作家
    宮本 惇夫
    宮本 惇夫
    企業・経営
    中村 仁
    中村 仁
    元全国紙経済記者
    石平
    石平
    評論家
    宇佐美 典也
    宇佐美 典也
    エネルギーコンサルタント

    長谷川 良 (ウィーン在住) rss (フリージャーナリスト)

    ライター一覧
    長谷川 良 (ウィーン在住)

    ウィーン在住ジャーナリスト。国連記者室から、ウィーンの街角から、国際政治にはじまって宗教、民族、日常の出来事までを思いつくままに。

    独でトルコから難民申請者が増加

     独メディアによると、トルコからドイツへの難民申請者の数が急増しているという。独日刊紙「ターゲスシュピーゲル」が連邦移民難民局((Bamf)の情報として報じたところによると、1月から6月の今年上半期のトルコからの難民申請者数は1719人で、前年1年間の1767人に近づいている。

     Bamfによると、1719人中、トルコの最大少数民族クルド系住民が1510人で最も多いという。昨年1年間のクルド系難民数は1428人だった。トルコ国内の政情不安にもかかわらず、クルド系難民の認可率は5・2%と低い(トルコ人難民認可率は全体では6・7%だった)。

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    独精神分析学者「脚光を浴びる殺人」

     独精神分析学者マーチン・アルトマイヤー氏(Martin Altmeyer)は独週刊誌シュピーゲル(7月30日号)に「脚光を浴びる殺人」という見出しのエッセイの中で「テロリストは病的なナルシスト」と述べている。

     テロリストは、国際空港で、劇場で、フランス南部ニースの市中心部のプロムナード・デ・ザングレの遊歩道付近で、ショッピングセンター周辺で、といった公共の場でテロを行う。アルトマイヤー氏は「Amoklauf(暴力の暴発事件)とテロの違いはなく、脚光下の殺人は犯人の全能ファンタジー(Allmachtsfantashie)の演出と理解すべきだ。殺人動機が精神疾患によるものか、破壊された自己像、世界観の結果か、宗教的、政治的イデオロギーによるかとは関係ない。両者は巨大な侮辱への怒り、病的な抹殺欲、完全な狂気によって動かされている」と分析している 。

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    ウィーンの「ウナギの話」

     先月30日が「丑の日」と呼ばれ、日本人がウナギを食べる日といわれているという。「……という」と自信のない書き方をしたのは当方はウナギを知らないばかりか、丑の日と呼ばれる日があることも知らなかったからだ。ウナギとは全く縁のない人生を過ごしてきたから仕方がない。

     それでは、なぜ「ウナギの話」を書くのかと聞かれれば、知人の外交官がウナギが大好きで一緒に食事する時、彼はウナギを注文し、当方は別の料理を食べながら、ウナギを食べる知人の姿を見る機会があったからだ。

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    選挙をやめ、クジ引きで決めれば?

     東京都知事選が終わった。大方の予想通り、小池百合子氏が新知事に選出された。都民の期待に応え、新生東京の実現のために頑張って頂きたい。都知事選が終わったばかりで少々恐縮だが、「選挙は民主的ではない」という命題を掲げ、民主主義の「選挙制」の問題点とその代案として一種の「クジ引き制」の導入を考えてみたい。

     ベルギーの著作家、歴史家のダビット・ファン・レイボロック(David Van Reybrouck)氏(44)は独週刊誌シュピーゲル最新号とのインタビューの中で、民主主義国の「選挙制」の代わりに「クジ引き制」(独語 Losverfahren、英語 Sortition)の実施を提案している。その背景には、民主主義国で実施されている選挙が結果として民主的でないことが多く、国民の意見が正しく反映されていない、という認識があるからだ。同氏の場合、ベルギーで選挙後、541日間、新政権が誕生できなかった2010~11年の国家危機が大きな影響を与えたのかもしれない。

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    テロリストと精神疾患の関連性

     2000年から15年にかけて発生した単独テロ事件で犯人たちの約35%は「何らかの精神疾患を抱えていた」という調査結果が明らかになった。読売新聞電子版(31日)が欧州警察機構(ユーロポール)の報告書内容として報じた。

     非常に正鵠を射た指摘だろう。テロリストとその精神疾患との関連について、7月に発生したドイツの事件を通じて考えてみたい。

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    イチローは海外日本人の誇りだ!

     イチロー選手の大リーグ通算3000本安打達成はもはや時間の問題となった。達成したら、日米メディアでイチローの偉業に対する称賛の声が溢れるだろう。大偉業まであと2本となった28日、当方はイチロー選手の偉業に対し、当方なりの記事を書きだした。記録達成の日は、当方もイチロー関連の記事を読むのに忙しく、自身の小さな感慨などを書く時間はないと思ったからだ。

     イチローの過去の記録を見れば、イチローが如何に偉大な選手であるかは一目瞭然だろう。日本での9年間、大リーグの15年間の歩みは一つ一つが記録であり、ドラマだ。

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    メルケル独首相の「弁明」

     メルケル独首相はやはり凄い。40を超える質問を滞ることなく、ある時はクールに、ある時は簡明に答え、時にはしんみりとした思いを込めて説明していた。年1回開催される慣例のベルリン駐在記者たちの会見では、メルケル首相のクールさだけが目立った。記者たちが準備不足だったからではない。やはり答える側が1枚も2枚も上だったからだ。

     ドイツのバイエルン州で、今月18日ビュルツブルクで、そして22日にはミュンヘンで、24日にはアンスバッハで立て続けにテロ襲撃、銃乱射事件、自爆テロ事件が発生し、ドイツ国民は不安に陥っている(「ドイツで何が起きているのか?」7月26日参考)。

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    世界は本当に戦争下にあるのか

     フランシスコ法王は27日、ローマからポーランドの古都クラクフで開催中の第31回「世界青年集会」(WJT)に参加するため、ポーランド入りした。バチカン放送によると、WJTには189カ国、35万人以上の青年たちが参加している。

     フランス北部のサンテティエンヌ・デュルブレのローマ・カトリック教会で26日午前、2人のイスラム過激派テロリストが神父の首を切って殺害するというテロ事件が発生したばかりだ。それだけに、27日から始まったローマ法王フランシスコの5日間のポーランド訪問の安全問題が懸念されている。

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    フランス教会神父殺害テロ事件の衝撃

     フランス北部のサンテティエンヌ・デュルブレのローマ・カトリック教会で2人のイスラム過激派テロリストが神父(86)を含む5人を人質とするテロ事件が発生したが、2人は特殊部隊によって射殺された。フランス警察当局によれば、神父は首を切られ殺害されたほか、1人が重傷、他の3人は無事だったという。

     事件の報告受けたオランド大統領はカズヌーブ内相を連れて現地に飛び、「恥ずべきテロ事件だ」と激しく批判し、フランスは目下、イスラム過激テロ組織「イスラム国」(IS)と戦争状況にあると強調した。ヴァルス首相は「野蛮な行為だ」と、教会内の蛮行を激しく批判している。

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    拳銃と爆薬はどこから入手したか

     ミュンヘンの銃乱射事件の犯人は18歳の学生だった。イラン系ドイツ人の犯人はグロック17(Glock17)でマクドナルド店の前、オリンピア・ショッピングセンター(OEZ)内で乱射し、9人を射殺した後、自身も頭を撃って自殺した。

     犯人はタクシー運転手で生計を立てる両親の家に住んでいた。その学生がどこからグロック17を入手したかが捜査担当官の最初の疑問だったはずだ。

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    ドイツで何が起きているのか?

     ドイツで過去7日間(7月18日~24日)、銃乱射事件、難民(申請者)によるテロ、殺人事件が続けざまに起きている。先ず、時間の経過に従ってまとめる。

    7月18日(月)

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    独ミュンヘン銃乱射事件の「教訓」

     独南部バイエルン州ミュンヘン市内のオリンピア・ショッピングセンター(OEZ)周辺で22日午後発生した銃乱射事件には約2300人の警察官、それにドイツが誇る対テロ特殊部隊(GSG9)、それに隣国オーストリアから欧州一の特殊部隊といわれるコブラ部隊40人が動員された。犯行上空にはヘリコプターが旋回し、犯行現場を空から監視した。ドイツ犯罪史上でもまれにみる大規模な捜査網だ。

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    独銃乱射事件の犯人とブレイビク大量殺人事件

     ドイツ南部バイエルン州の州都ミュンヘンで22日午後5時50分ごろ、135店舗が入ったミュンヘン最大のオリンピア・ショッピングセンター (Olympia-Einkaufszentrum)周辺で、9人が射殺され、27人が負傷するという銃乱射事件が発生した。

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    トルコの政治難民が欧州に殺到?

     オーストリア日刊紙「エステライヒ」によると、オーストリアには約28万人のトルコ系出身者が住んで居るが、そのうち13万5000人はトルコ国籍所有者だ。前回の総選挙結果から判断すると、そのうち約70%がエルドアン大統領の「公正発展党」(AKP)を支持し、15%が「民族主義者行動党」(MHP)を、15%がクルド系政党「国民民主主義党」(HDP)を支持している。ちなみに、オーストリア居住の90%以上のトルコ人は今回の軍一部のクーデターを拒否しているという。

     クーデター未遂事件が報じられると、オーストリア居住のトルコ系住民が無許可のデモ行進を展開し、エルドアン大統領の支持を訴える一方、クーデター派を批判。ウィーン市内ではクルド系レストランがデモ参加者に破壊されるという騒動もあった。「クーデター派の首をとれ」といった激しい檄を書いたプラカードを掲げる参加者もいたという。オーストリア憲法保護局はトルコ人の動員力に驚いたという。

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    独英首相会談は和気藹々?

     もちろん、会った瞬間、つかみ合いの喧嘩が始まるとは考えていなかったが、こんなに和気藹々とした雰囲気で会談し、記者会見で双方が笑みを交わし合うなどとは想像していなかった。

     英国のメイ新首相が20日、欧州連合(EU)離脱決定後、初の外遊先にドイツを選び、ベルリンでメルケル首相と会談、英国の離脱交渉の行方について意見交換した。

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    なぜ17歳の少年がテロリストに?

     ドイツ南部のビュルツブルクで18日午後9時ごろ、アフガニスタン出身の17歳の難民申請者の少年が乗っていた電車の中で旅客に斧とナイフで襲い掛かり、5人に重軽傷を負わせるという事件が起きた。犯行後、電車から降りて逃げるところを駆け付けた特殊部隊員に射殺された。少年の犯行動機、背景などは不明。目撃者によると、少年は犯行時に「神は偉大なり」(アラー・アクバル)と叫んでいたという。

     バイエルン州のヨハヒム・ヘルマン内相が19日明らかにしたところによると、少年の部屋から手書きのイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)の旗が見つかったという。少年は1年前に難民としてドイツに来た。保護者はいなかった。

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    懸念される米国とトルコ両国関係

     トルコ国軍の一部が15日、クーデターを実行し、イスタンブールとアンカラの政府関連施設や主要橋を占領したが、休暇でエーゲ海沿いのトルコ南西部マルマラスにいたエルドアン大統領はスマートフォンなどを通じて支持者や国民に抵抗を呼びかけた結果、16日に入るとクーデター派は頓挫し、政府側はクーデター派を鎮圧したと表明した。

     トルコは地理的にもオリエント(東洋)とオクシデント(西洋)の2つの世界の中間点に位置する。当方も国際会議の取材のためトルコ最大の都市イスタンブールを訪ねたことがある。ホテルからボスポラス海峡を眺めながら、両世界の接点の街風景を堪能した。

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    テロとの戦いは今後10年間は続く

     フランスの著名な社会学者、ファラード・コスロカバー(Farhad Khosrokhavar)教授は独週刊誌シュピーゲルとのインタビューに答え、「犯人(31)がイスラム過激派テロリストか、精神的病の持ち主か目下不明だ。フランスのオランド大統領が早い段階でテロと断言したのには驚いた。犯人はトラクターをそのテロの道具として利用したが、イスラム過激派組織『イスラム国』(IS)が既に提案していたやり方だ。その意味で、犯人とISのつながりが考えられる。その一方、犯人は簡単な鉄砲だけしか所持していなかった。彼がテログループと接触していたら、機関銃などを簡単に入手できたはずだ」と指摘、犯人がテログループとは関係がない一匹狼的な存在、ローンウルフで精神的病にあった人間の可能性が排除できないという。

     同氏によれば、ニースはパリに次いでイスラム過激派が多くいる。ニースには治安関係者が名前を握っている過激派だけでも60人はいる。シリア内戦から帰国したイスラム過激派も多数という。

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    終身制の功罪について

     天皇陛下が生前退位の意向をお持ちだというニュースは欧州のオーストリアでも大きく報道された。東京発の通信社のニュースを土台に詳細に天皇家の背景を報じるメディアもあった。

     天皇陛下の生前退位の意向を聞き、終身制の良し悪しを改めて考えざるを得なかった。体力の限界まで公務を遂行しなければならない終身制はある意味で非常に酷なシステムだ。

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    イラン核協議の合意「1年後」

     国連安保常任理事国(米英仏露中)にドイツを加えた6カ国とイランとの間で続けられてきたイラン核協議は昨年7月14日、最終文書の「包括的共同行動計画」で合意し、2002年以来13年間に及ぶ核協議はイランの核計画の全容解明に向けて大きく前進した。

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    「EU国民」はそもそも存在するのか

     「あなたはヨーロッパ人ですか。それともイギリス人ですか」と聞かれた場合、欧州連合(EU)残留派の英国民もやはり後者と答える人が多いだろう。ブリュッセルのEU指導者たちは事ある度に「欧州国民」と呼ぶが、加盟国の国民の多くは欧州国民というより、まず自国の国民意識の方が強い。そもそも欧州国民は存在するのだろうか。イエスならば、欧州国民のアイデンティティは何か?だ。

     欧州の近代史をみると、民族とは関係なく架空の国籍が存在してきた。一つは「ソ連人」だ。次に「ユーゴスラビア人」だ。いずれも多様な民族を内包する一方、その民族、歴史とは直接関係のない国名の下で集合した国家だった。それ故にというか、両者とも既に消滅した。

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    欧州の入口、西バルカンが危ない

     バルカンには欧州最古のイスラム教共同体が存在する。その中でもボスニア・ヘルツェゴビナでは、イスラム教創始者ムハンマドの生き方を模範とし初期イスラム教(サラフ)への回帰を訴えるイスラム原理組織サラフィー主義者がイスラム戦士をリクルードし、シリアやイラクで戦うイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に送っている。オーストリア国際政治研究者のバルカン専門家 Vedran Dzihic氏がオーストリア放送とのインタビューの中で答えている。以下、同氏の情報に基づく。

     バルカン最大のISリクルート先はボスニア、それにセルビア共和国南部サンジャク地域、アルバニア、マケドニアだ。昨年初めまでにボスニアから330人、コソボ出身が150人、アルバニアから90人、セルビア出身70人、そしてマケドニアから12人がサラフィー主義者にリクルートされ、シリア入りしたことが明らかになっている。

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    韓国は何を誤解していたのか

     米韓が8日、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム、高高度ミサイル防衛(THAAD)システムを在韓米軍に配置すると決定したことに対し、予想されたことだが、中国は激しく両国批判を展開している。

     中国外務省は、「中国の安保利益を害するTHAAD(サード)配備決定に対して強い不満と断固たる反対を表示する」と明らかにする一方、金章洙駐中韓国大使を2日連続で外務省に呼び、不満を表明した。

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