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    ライター一覧
    深川 耕治

    福岡県生まれ。福岡県立小倉高校、筑波大学第一学群人文学類卒。編集局整理部、文化部、政治部を経て香港が中国に返還された1997年から香港支局長。中国各地、香港、マカオ、台湾での現地取材多数。

    香港行政長官選、中国「本命」の林鄭氏優位に

     26日投開票の香港行政長官選挙は最終盤を迎え、中国の本命とされる前政務官の林鄭月娥氏(59)がライバルで人気が高い前財政官の曽俊華氏(65)、中立的な立場の元高等法院(高裁)判事の胡国興氏(71)をリードし、優位に立っている。中国政府が親中派に林鄭氏への投票を呼び掛けて引き締めを図り、若年層は一国二制度を脅かす中国の露骨な政治介入として反発。林鄭氏の支持率は伸び悩んでおり、得票数次第では親中派と民主派の亀裂から政権運営の安定度が不安視されかねない。(香港・深川耕治)

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    揺らぐ香港の一国二制度

     香港高等法院(高裁)は22日、公職者による不適切行為の罪で有罪の評決を受けていた前行政長官の曽蔭権被告(72)に対し、禁錮1年8月の実刑判決を言い渡した。1997年7月の中国返還後、香港政府トップ経験者の有罪判決は初めて。3月26日には行政長官選挙、7月1日は香港が中国に返還されて20周年を迎え、習近平中国国家主席が記念式典に参加する見通しの中、一国二制度への信頼が香港トップの汚職で大きく揺らいでいる。 (香港・深川耕治)

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    中国警察が香港在住の中国富豪を本土連行か

     習近平国家主席ら中国共産党幹部の親族らの資産運用に深く関わっていたとされる香港滞在中の中国本土出身の著名財界人、肖建華氏(45)が中国公安当局によって香港内の高級ホテルから拉致・連行されて中国本土へ入境した疑いがあるとして香港警察当局は1日までに捜査を開始した。2015年にも書店関係者が香港で中国公安当局から拉致・連行される事件が発生。香港の高度な自治を保障する一国二制度が根底から揺らいでおり、来月26日の行政長官選挙にも影響を与えそうだ。(香港・深川耕治)

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    香港行政長官選挙、有力候補一本化できず激戦に

     香港政府トップを選出する行政長官選挙を3月26日に控え、12日、政府ナンバー2の林鄭月娥政務官(59)が出馬を前提に辞任表明し、先月にナンバー3の財政官を辞任して出馬準備を進める人気度の高い曽俊華氏(65)、出馬表明している親中派で新民党主席の葉劉淑儀立法会議員(66)、胡国興・元高等法院判事(70)と争う見通しだ。中国政府の信任度が高い林鄭氏と世論調査で支持率トップを保つ曽氏の激戦が予想され、親中派が過半数を占める間接選挙であるため習近平指導部の意向が結果を左右する。 (香港・深川耕治、写真も)

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    北京で故宮博物院と提携合意

    “香港版”建設計画で林鄭政務官、行政長官選挙の出馬も調整か

     北京の故宮博物院から貸与された美術品などを恒久的に展示する香港版の故宮博物院「香港故宮文化博物館」を香港の西九龍文化地区に建設する計画が23日、香港ナンバー2である林鄭月娥政務官の北京訪問に合わせて発表された。

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    同性婚合法化へ秒読み段階の台湾

     台湾の立法院(国会・113議席)では先月17日から審議開始されたアジア初となる同性婚合法化に向けた民法改正案が26日に司法法制委員会での最終審査を経て早ければ来年4月には民法修正が施行される。台湾では蔡英文総統が「愛の前に人は平等だ」と同性婚支持を表明し、与党・民進党も立法委員(国会議員)に支持派が増える一方、キリスト教団体など宗教団体が「伝統的な家庭の価値観を守れ」と猛反対しており、同性婚を民法上、どう明記するか詰めの段階を迎えている。(香港・深川耕治)

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    香港行政長官、再選不出馬を表明

     香港トップの梁振英行政長官(62)は9日、香港で記者会見し、来年3月の行政長官選挙に立候補しない意向を明らかにした。香港の行政長官は任期5年で再選すればもう1期5年まで務められるが、「家庭の問題で再選出馬はしない。父親、夫としての責任を考慮し、決断した」と表明。支持率低迷が続いており、中国政府指導部の了承を得ての判断とみられる。(香港・深川耕治)

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    議員資格剥奪問題で揺れる香港

     香港では反中国勢力「本土派」の立法会(議会・定数70)議員2人の就任宣誓無効をめぐり、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会が香港基本法(ミニ憲法)104条について解釈し、事実上の議員資格剥奪を明示した。今後、香港の司法判決だけでは香港立法会での就任宣誓問題は終わりが見えず、立法府の政治的空白は補欠選挙での決着にもつれ込み、雨傘運動以来の再混乱も起こりかねず、来年3月の行政長官選挙にも影響を与える事態となっている。(香港・深川耕治)

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    中国式慈善に疑惑、権力闘争も

     派手なパフォーマンスで知られる中国の実業家、陳光標氏(48)が中国メディアから慈善活動組織の公印偽造や寄付金受領捏造(ねつぞう)疑惑を報じられ、政治的波紋を広げている。来秋の党大会で最高指導部入りが有力視されていた中国共産主義青年団(共青団)派の有力者、李源潮国家副主席との関わりがあることで共青団派を牽制(けんせい)する習近平政権内の権力闘争との見方も出ており、愛国慈善家の虚実からも党内人事の主導権争いは激化している。(香港・深川耕治)

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    香港立法会選結果、梁振英行政長官の続投に暗雲

     4日投票の香港立法会(議会・定数70)選挙は親中派が3議席減ながら過半数の40議席を占め、本土派を含む民主派が3議席増の30議席で躍進し、重要議案の拒否権を行使するために必要な定数の3分の1(24議席)以上を確保した。反中勢力の本土派が議会第3勢力として台頭したことで来年3月の行政長官選挙に向けて梁振英行政長官の2期目再選に暗雲が立ち込め、中国政府の本命候補が誰になるか、各派議員の動向を含め、今後の香港政局が注目されている。 (香港・深川耕治)

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    香港立法会選、本土派6議席で議会第三勢力に

     9月4日投開票の香港立法会(議会・定数70)選挙は親中派が3議席減ながら過半数の40議席を占め、本土派を含む民主派が3議席増の30議席で躍進し、重要議案の拒否権を行使するために必要な定数の3分の1(24議席)以上を確保した。

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    魅力を失う一国二制度

    香港「自治」の行方 識者に聞く(10)

    香港の雨傘運動を主導した若者が台湾入りし、台湾のひまわり学生運動を行った若者と活発な交流をしている。

     中国共産党の戦略が明確化したことで、台湾と香港の学生たちの連携交流が進む現象を生んでいる。英国植民地時代の香港でこんな現象は起こらなかった。香港返還当初もこんな動きはなかった。中国政府は原因を真摯(しんし)に突き詰めるべきだ。

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    梁振英行政長官評価で親中派も分裂

    香港「自治」の行方 識者に聞く(9)

     激変する香港政局について香港月刊政治誌「前哨」の劉達文編集長に聞いた。(聞き手・深川耕治、写真も)

    9月4日の香港立法会(議会70)選挙に向け、選挙管理委員会が香港独立派の候補者6人の立候補申請を認めない決定を下した。本格的な選挙戦に入り、親中派(現有43議席)と民主派(現有27議席)が激しく競り合っているが、香港政局はどうなるか。

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    台湾との政治交流深化

    香港「自治」の行方 識者に聞く(8)

    香港の雨傘運動を主導した新党「香港衆志(デモシスト)」の羅冠聡党主席や同党の周永康副秘書長は6月1日、台湾入りし、台湾のひまわり学生運動を行った台湾与党勢力である新政党「時代力量」の林昶佐(フレディ・リム)立法委員と討論して活発な交流をしている。

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    中国当局、香港での警察権なし

    香港「自治」の行方 識者に聞く(7)

     香港民主派を代表する公民党名誉主席の梁家傑(アラン・リョン)立法会議員に香港政局の現状と課題について聞いた。(聞き手・深川耕治、写真も)

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    一国二制度破壊する香港独立論

    香港「自治」の行方 識者に聞く(6)

     親中派の民間組織「愛港之声」の高達斌(パトリック・コ)主席に香港政局の現状と未来について聞いた。(聞き手・深川耕治、写真も)

    7月1日、銅鑼湾(コーズウェイベイ)では大規模な民主化デモを行ったが、なぜ、同じ日に民間団体が尖沙咀(チムサーチョイ)で返還記念祝賀イベントをあえて行ったのか。

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    香港人の民主自決の住民投票目指す

    香港「自治」の行方 識者に聞く(5)

     香港の民主化デモ「雨傘運動」を主導した学生リーダーの一人で新党・香港衆志(デモシスト)党主席として立法会選挙に立候補した羅冠聡氏に聞いた。(聞き手・深川耕治、写真も)

    4月に結成した若者たちによる新党「香港衆志(デモシスト)」を結成した理由は何か。

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    習近平政権、党内改革なお道半ば

     中国ではポスト習近平のリーダーが決まる来秋の中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)に向け、党内の派閥闘争が激化している。中国の習近平政権の動向、ポスト習近平について香港月刊政治誌「前哨」の劉達文編集長に聞いた。 (聞き手・深川耕治、写真も)

    習近平政権は江沢民時代、胡錦濤時代の過去の派閥の汚職摘発を通して一掃し、権力集中が進んでいるが、今後、権力基盤は盤石になってくるか。

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    英国のEU離脱は反面教師

    香港「自治」の行方 識者に聞く(4)

    中国本土の禁書を扱う香港の銅鑼湾(コーズウェイベイ)書店の林栄基店長ら5人が昨年10月から12月にかけて失踪し、中国本土で拘束された。一国二制度の現状をどう見るか。

     林栄基氏の問題は事実関係が数多く疑問点が残り、まだ明確ではないのに「一国二制度の破壊」と批判するのは早計で浅はかだ。香港居住者は1日数十万人が中国本土と往来し、ほぼトラブルがない。

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    反中行動が香港の景気低迷に

    香港「自治」の行方 識者に聞く(3)

     中国の全国人民代表大会(全人代=国会)が香港にどう関わるか、香港選出の全国人民大会代表(国会議員)、呉秋北・香港工会連合会理事長に聞いた。(聞き手・深川耕治、写真も)

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    香港で強まる新聞業界への圧力

    香港「自治」の行方 識者に聞く(2)

    香港では、英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」や香港大手紙「明報」が中国系企業に買収され、地上波テレビ局ATVがなくなり、1局しかなくなった。香港の言論の自由はかなり狭まったか。

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    深刻な書店関係者拘束

    香港「自治」の行方 識者に聞く(1)

     来年7月に中国返還20周年を迎える香港では、9月4日投開票の立法会(70議席)選挙に向け、親中派・親政府派と民主派が激戦を展開中だ。その結果は来年3月の行政長官選挙や共産政権下で香港の「自治」を認めた一国二制度の行方にも影響を与えよう。独立派の新政党立候補者らが立候補資格無効とされる中、識者に動向を聞いた。(香港・深川耕治、写真も)

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